ミクニヤナイハラプロジェクト「船を待つ」大阪公演 お客様のご感想

そかし @sokashi69

現代美術のインスタレーションでは体験した事があるが、演劇の舞台では初めて。他にも照明はセンスの良さを感じた。ミクニヤナイハラ版『ゴドーを待ちながら』という事前の触れ込みであったが、オリジナルの登場人物の要素をいろいろ取り込んだ3人が、オリジナルとは異なった世界観で動いている印象。

そかし @sokashi69

オリジナルよりエモーショナルで、優しい…というか、人間的な感じ。だから観終わった後には、ベケットより温かい印象を受ける。個人的にはベケットより好き。ベケット作品で、待っている存在の『ゴドー』より、矢内原作品で待っている『船』の方が暗喩の対象をイメージしやすいというのもあるかも。

そかし @sokashi69

演者さん。白木原さん。（恐らく）AI音声認識システムの役…実体化というか、人間ですけど。😅『身体表現』の主軸。って、AI音声認識システムを『身体表現』するって…。沢栁さん。『安住の地』…より『暗い旅』で拝見した方が多いという…😅クソ生意気な感じが良かった。（褒めています…）

そかし @sokashi69

そして、マイ・フェイバリット、佐々木さん。壊れた…もとい、解放された、まだ観た事のない、新しい『佐々木ヤス子』を拝見する事が出来た。乱暴だったり、どこか雑だったり、それでもノーブルなのがヤス子様の魅力だ。（だから私はヤス子様と呼ぶのだ）

そかし @sokashi69

作品そのものは、はっきり言って私の好みではないし、『何故、こう演出されているのだろう…』という疑問点も決して少なくなかった。それでも、新鮮な驚きや、ニヤリとさせられる瞬間があった。たぶん先鋭的な芸術作品に触れた時の感想って、そうなる事が多いのかもしれない。