リンク限定

『私は代理出産で生まれた…母との絆はなく子供時代は不幸だった。この残酷で非倫理的な行為は禁じられるべきだと強く信じている』富豪夫婦の元で代理母から生まれた女性による手記。幼少期の疑惑に始まり、自身の妊娠、出産を経て事実に辿り着くまで

0
Daily Mail Online @MailOnline

I was born via surrogate... but from Day One there was no bond with my mother and my childhood was unhappy. That's why I believe so strongly that this cruel and immoral practice should be banned trib.al/Ib0Heb4 pic.twitter.com/eYyHHwTulq

2024-01-11 12:21:44
拡大

翻訳

Masaru @Theloveliestdog

フランス人の富豪夫婦の元で代理母から生まれた女性による手記。幼少期の疑惑に始まり、自身の妊娠、出産を経て事実に辿り着くまで 『私は代理出産で生まれた…誕生したその日から母との絆はなく子供時代は不幸だった。だからこそ、この残酷で非倫理的な行為は禁じられるべきだと強く信じているのだ』 twitter.com/MailOnline/sta…

2024-01-12 18:58:26
Masaru @Theloveliestdog

子供の頃、なぜ自分がケンタッキー州ルイーズヴィルで生まれたのか分からなかった。出生証明書にそう印刷されていたけれど、全く理解できない。両親はケンタッキーで暮らしたことはなかった。私たちはアメリカ人じゃないし、その場所と何の関わりもなかった。

2024-01-12 18:58:26
Masaru @Theloveliestdog

母に尋ねた時、ケンタッキーを選んだのは好きな映画『風と共に去りぬ』の舞台だからだと言った(事実じゃなかった)。だからそんなロマンティックな場所で子供を産みたいといつも思っていたと。その映画に出ていた俳優オリビア・デ・ハヴィランドにちなんで私をオリビアと名付けた理由でもあった。

2024-01-12 18:58:27
Masaru @Theloveliestdog

当時は、素敵な話だと思っていた。まるでお伽話みたいだと。だけど何年も経ってから、母の語ったお伽話のファンタジーには絶望的な真実が隠されていることを知った。私がケンタッキーで生まれたのはアメリカ人代理母が私をそこで出産したからだ。

2024-01-12 18:58:27
Masaru @Theloveliestdog

私は生まれてからほんの数秒で、自身の卵子を使って妊娠し、9か月間私を育ててくれた女性から引き離された。生物学上の母の腕の中で母乳を与えられて愛される代わりに、私を得るために大金をはたいた男と女に引き渡された。

2024-01-12 18:58:27
Masaru @Theloveliestdog

31年前、私の誕生によって金銭的取引は完結したのだろう。だけどそれは今日まで続くトラウマ対処の苦痛の始まりに過ぎなかった。 毎週のように有名人が代理出産で子供を得たというニュースを聞く。それがパリス・ヒルトンであれ、クロエ・カーダシアンであれ。

2024-01-12 18:58:28
Masaru @Theloveliestdog

UKでは、代理母を使う親が子の出生時から親としての法的地位を得られるようにする改革案を法委員会が推進すると発表した。現在、依頼者側の親が数か月かけて親権を得るまでは代理母が法的な親だ。

2024-01-12 18:58:28
Masaru @Theloveliestdog

子供が欲しいと切望する女性全てに心から思いを寄せながら、それでも私は代理出産の産物である人間として、こうした発表を喜ぶことは決してできない。 私は自分の経験から、代理出産は残酷で、生涯にわたるダメージを引き起こしかねない非人間的な行為だという結論に至った。

2024-01-12 18:58:28
Masaru @Theloveliestdog

私自身20代半ばで完全に自然な形で親となり、考えは明確になった。母と赤ちゃんの神聖な絆は、決して不当に干渉されてはならないと感じるのだ。 養子として育った子は産みの母から引き離されたトラウマに苦しむと言われるが、心理学者はその感情と身体に及ぼす深刻な影響を「原初的な傷」と呼ぶ。

2024-01-12 18:58:29
Masaru @Theloveliestdog

代理母から生まれた子も同じだ。産みの母と子の間にある繋がりを破壊する深刻な苦痛を経験するのだから。 不幸な子供時代の思い出ばかりなのも不思議ではない。幼児だった頃も、何かが変だと感じていた。両親は非常に裕福でフロリダと南仏を往復し、豪邸でシッターやスタッフに囲まれて暮らした。

2024-01-12 18:58:29
Masaru @Theloveliestdog

お金で買える最善の教育を受けたし、多くの人にとっては夢でしかないような休暇を過ごした。両親はどちらも、愛情深くて“抱っこしたがり”というタイプではなかったし、シッター軍団の女性たちが大部分私の面倒を見ていた。

2024-01-12 18:58:29
Masaru @Theloveliestdog

何故?と思うかもしれない。子を得るためにそれだけ苦労した両親が私に愛情を注がないなんてことがあるのか? なぜかは分からない。私が生まれた時、母は49だった。年齢のせいで子育てがよりキツかったのかもしれない。あるいは生物学的な尊いつながりが私たちにはなかったからかもしれない。

2024-01-12 18:58:30
Masaru @Theloveliestdog

原因がなんであれ、絆は初日からなかったのだ。 小さな頃、私はとても甘えん坊だった。両親が出かける時は泣き叫んだ。あまりにひどいので両親は友人とディナーに行くときもシッターと私を連れて出かけたほどだ。 学校でも状況がよくなることはなかった。私は友達が息苦しくなるほどベタベタするので

2024-01-12 18:58:30
Masaru @Theloveliestdog

うんざりされて、捨てられるのだ。 成長につれて気づき始めた。母の年齢で子を持つことがどれほど珍しく、起こりそうもない事なのかを。そしてケンタッキーのルイーズヴィルが頭から離れなくなった。16の時、ネットで調べて『風と共に去りぬ』はケンタッキーではなく、ジョージアが舞台だと知った。

2024-01-12 18:58:30
Masaru @Theloveliestdog

しかしネット調査で絶えず現われたのは、ルイーズヴィルでは代理出産が盛んだという事。瞬時にピンときた。 さらに調べると代理出産はフランスでは非合法だった(今もそうだ)。二つがつながった。これまでずっと嘘をつかれてきたと知ったことで、感情を抹消しようとしてコントロールを失い、

2024-01-12 18:58:31
Masaru @Theloveliestdog

負のスパイラルにはまっていった。私の暗い不安は自分の中にとどめた。決して両親には話さなかった。そのために必要だった親密さが存在しなかったからだ。 孤独で混乱していた私は自己破壊への道を進み始めた。大酒を飲んでマリファナを吸い、ノンストップでパーティに明け暮れた。

2024-01-12 18:58:31
Masaru @Theloveliestdog

苦しみを止める為なら何でもよかった。母は本当に私の母なのか?私は誰なのか? 両親は私のことは問題を抱えた10代で、そのうち解決するだろうと疑いなく考えていた。 しかし私の抑うつは悪化し、実家を出た後は数度にわたって自殺未遂を起こすまでになったが、両親はこのことは何も知らなかった。

2024-01-12 18:58:32
Masaru @Theloveliestdog

私の行動はさらに無軌道になっていった。フランス在住の20歳だった私はある夜、気絶するほど飲んだ後でレイプされた。深く自分を責め、恥じていたので警察に行く選択肢はなかった。 このトラウマのサイクルから脱出しなくてはならない、とやっと気づいた。セラピストを探し、酒とドラッグを止めた。

2024-01-12 18:58:32
Masaru @Theloveliestdog

その直後にマシアスに出会った。私の夫になった男だ。彼は救世主であり、心理学者でもある。彼無しでは、いまここにいられなかっただろう。 私は24で結婚し、すぐに娘のエレノアを授かった。娘は今6歳だ。高齢の母に育てられた私は、自分は若い母親になりたいとずっと思っていた。

2024-01-12 18:58:32
Masaru @Theloveliestdog

自分が代理出産で生まれた証拠はまだ何も持っていなかったが、妊娠していた時は全身の細胞でそれを感じた。夫とその愛情深い家族を含め、皆んなに妊娠体験を語った。経過は順調で、胎内にいる娘がお腹を蹴るとあらゆる感情が湧いた。

2024-01-12 18:58:33
Masaru @Theloveliestdog

実際に腕の中で娘を抱く前から、何億の大金を積まれても彼女を絶対に手離さないと分かっていた。小さな子が子宮の中でこんなにも私の側にいると思うと、ほとんど超越的な喜びがあった。その感覚はその後の妊娠でも続いた。息子のセオドアは4歳、オーガストは2歳だ。

2024-01-12 18:58:33
Masaru @Theloveliestdog

当然のことながら、私は自分の出産が適切になされることに強くこだわっていた。母なる自然が意図したように、私はすべての出産で自宅出産を望み(結局、娘の出産は病院分娩となったが)、子供たちが即座に私の上に置かれ、スキンシップをとることを望んでいた。

2024-01-12 18:58:33
Masaru @Theloveliestdog

両親の血筋を究明する手助けをしてくれたのは義母だ。30歳の誕生日に、DNA上の先祖を調べるキットを買ってくれた。 それを使う前に、まず父と対峙しようと決めた。別荘へドライブしていたある日、私は言った。「父さん、私は代理出産で生まれたことを知ってるよ。母さんは私を産んでない。

2024-01-12 18:58:34