映画の感想/2011年8月~12月

映画館で映画を観た感想です。ほぼ自分用。 (あまり駄作はありませんがそれは事前に情報収集して行ってるからですw) 赤:ムチャクチャ面白い オレンジ:かなり面白い 黄色:面白い 続きを読む
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綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『エンディングノート(2011』新宿ピカデリー。歴史に残るかもしれないドキュメンタリー作品の傑作。クリエイターとは恐ろしいもので僕も父親の葬儀の最中、朝からの初雪が快晴に変わって空にきれいな雲が出てきたので抜け出して撮影した。写真はぼくなつ1のスタッフロール直前のあの空になった。

2011-10-20 00:24:51
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『八日目の蝉(`11)』@新文芸座。評判通り凄い。完璧なキャスティング、重層構造のどのレイヤーにも意味があるシナリオ、心洗われる小豆島の風景などなど。主人公が実家に行くシーンの新幹線のイメージの使い方が面白くてそのあたりから引き込まれていった。成島作品を観るのは86年のPFF以来

2011-09-04 23:56:26
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『エイリアンビキニの侵略(2011』@シアターN。夕張ファンタグランプリ作品。面白い!でも惜しい。自警団ヒーロ(世界的に流行っているのかw)の若者がセクシー宇宙人に貞操を狙われる物語。作品の大半を占める室内シーンの画作りが本当にうまい。脚本をもっと練りこめば傑作になったかも。

2011-10-24 22:15:37
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『探偵はBARにいる』@ユナイテッドシネマ豊島園。かなり面白かった。音楽以外はみんないい仕事してる。とくにキャスティングとロケーションは最高。札幌の街はこうやって汚なく猥雑に撮っていくのが正解だと思う。

2011-09-12 01:18:27
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『猿の惑星ジェネシス(2011』東宝シネマズ日劇。傑作とは言わないけど面白かった。とにかく絵作りがうまい、CG技術だけじゃなくて普通のシーンまで抜群にきれいな映画。猿と猿の関係を最後までしっかり描いた脚本もいい。

2011-10-12 23:59:34
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『電人ザボーガー(2011』バルト9。チープでおバカだったザボーガーを2011年の技術で再現したらロボゲイシャみたいだなあと思ったら監督が同じだった(予備知識なしで観てますw)生みの親の博士が竹中直人でしかもまったく違和感なし。この辺で世界観や張り詰めたテンションの高さがわかる筈

2011-12-02 01:28:26
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『UN-GO 因果論(2011』TOHO六本木。40分ほどの中篇でチープなところも多少あるけど面白い。満足度はかなり高し。テレビのプレストーリーを0話として劇場用に制作した物なので今後、録りためたテレビシリーズを観るのが楽しみに。ヒルズの一番大きな7番スクリーンが超満員でした。

2011-12-03 00:59:04
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『ツリーオブライフ(2011』早稲田松竹。かなりかなり面白い。でもアミノ酸が発生して生命が進化してきた事と、ブラピの息子が抱えていた疎外感は無関係に思えてしまう。お話も画面も音もいわゆるニューエイジで「全ては繋がっている」という前提だろうから、そこを演出力で納得させて欲しかった。

2011-11-21 01:08:38
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『マイバックページ(2011』@早稲田松竹。面白かったけど期待ほどでは。自称過激派と雑誌記者ならもっとドロドロ汚れた駆け引きがあってもよかったのでは? ステンレスの柵、主人公の前髪、40年前の東京の居酒屋で魚がホッケだけ? など昭和45年前後の時代考証も若干気になった。

2011-10-15 02:31:48
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『カーズ2』@マイカル板橋、吹替版をReal-Dで。単純な話なのに気を抜くと細部が分からなくなるのが難点。女性キャラ(車ですw)の口元を見て女性だとわかるふくよかなで肉感的なデザインが好き。パフュームは知らなかったのでびっくり。

2011-09-03 15:10:27
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『カーボーイ&エイリアン(2011』としまえん。アイディア最高で役者もイイのに面白くない。西部劇のマナーを活かしていない、ユーモアも微妙、でもエイリアン物は白兵戦になるとご都合主義が気になるのだけは健在。IMAXの大画面で観たからか画質の粗さも気になった。

2011-11-05 01:24:38
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『LIFE−いのちをつなぐ物語−』@TOHOシネマズ六本木ヒルズ。親子連れにお勧め。BBC制作の生物ドキュメンタリーの劇場版でミクロ映像の美しさは前例がないほど。20種類ほどの生き物が登場しすべてに「ドラマ」がある構成。演出が効いた内容なのでこれはあくまでエンターテイメント。

2011-09-09 00:27:22
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『モンガに散る(2010』新文芸座。ムチャクチャ面白かった。去年の台湾興行収入1位作品。80年代の高校生ギャングと台北の繁華街モンガを描く。冒頭では200人くらいの乱闘の後にアジトに帰ってスーパーマリオで遊ぶw。意外な伏線が多い脚本もイイ。ベタな音楽以外は何もかもスタイリッシュ。

2011-11-27 21:43:43
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『SOMEWHERE』2010/新文芸坐。Sコッポラ作品ムチャクチャ良かった。主人公は自堕落な快楽の日々を過ごすスター俳優。レトロなホテル住まいの彼の所に別れた妻と暮らしていた12歳の娘がやってくる…。親子の幸せな日々を演出する小道具としてWiiの対戦ゲームが何度も使われてました

2011-12-29 01:08:16
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『SOMEWHERE』で使われていたのは「ギターヒーロー(どれかは不明)」と「Wiiスポーツ」のテニス。ギターヒーローは北米のゲームショップに行くと試遊台+専用コントローラーに子供が並んでいたりしてあちらでは超ヒットゲーム。映画の中でも専用コントローラー2台使って対戦してましたw

2011-12-29 01:17:25
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『川の底からこんにちは(2010』としまえん。凄い良かった。インディーズっぽいカルトさと人間ドラマがうまく噛み合っている理想的な作品。主人公満島ひかりがただの美人じゃなくて変な顔に見えてくるのは良い役者の共通項だと思う。シネコンで少し古い作品が観れるのはいい。

2011-11-05 01:16:44
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『海炭市叙景(2010)』@新文芸座で昨夜。キネ旬9位作品。かなり面白かった。普通で可憐で美しい、ぼくなつ4の漫画姉こと谷村美月が主演。海炭市=函館が舞台の5つのオムニバス。レニングランドカーボーイズを「彼らも北のバカだから感覚がわかる」と言った北海道の知人がいたことを思い出した

2011-09-09 22:20:11
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『月曜日に乾杯!』2002/早稲田松竹。以前から観たかったフランス映画。主人公は二人の息子を持つ溶接工で、ある日彼は工場へ行かず放浪の旅へ出てしまう。ぽかぽかと幸せな雰囲気や、癖のあるキャラ設定、画面作りなどはかなりいいが展開は少々単調かも。ワニと記念撮影するシーンが印象的。

2011-12-24 17:27:44
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『寝盗られ宗介(`92)』@新文芸座、原田芳雄追悼特集。旅芸人の一座、座長の原田は女房を役者に寝盗られて、許すことを何度も繰り返している。原田芳雄と藤谷美和子のカップルは身長差がありすぎて抱き合うとまるでクリムトの名画「抱擁」のよう。

2011-09-18 20:45:28
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『われに撃つ用意あり(`90)』@新文芸座、原田芳雄追悼特集。それぞれの人生を生きる元全共闘の闘志たちが集う新宿のバー。閉店の日にヤクザに追われたベトナム難民の女性がやってきて…。『探偵はBARにいる』と同じ、石橋蓮司がスローモーションで死ぬシーンがあるがこちらの方がうまい(笑)

2011-09-19 12:05:52
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『右側に気をつけろ(`87)』@新文芸座。ゴダールの作品というよりリタミツコ(クレプスキュール)の録音ドキュメンタリーとして貴重。

2011-09-15 20:50:28
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『陽炎座(`81)』新文芸座、原田芳雄追悼特集。邦画カラー作品の名作のひとつ。美術や色彩の素晴らしさに目を奪われるが、役者が(子役の踊りなんかも)まったく手を抜いてないのがイイ。「この舞台の仕組みを教えて欲しい」「観ていればわかります」わからなくてもいいと思ってるはず…。

2011-09-24 00:34:49
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『遙かなる山の呼び声(1980』新文芸座。テレビで観ていた筈なのに感想がガラリと変わるほど良かったシネスコ作品。高倉健+倍賞千恵子で黄色いハンカチのプレストーリー的な話だがこっちの方が断然面白い。最後は高揚した展開の中に更なる高みがあり心が震えた。山田洋次監督の最高傑作かも。

2011-11-15 03:01:08
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『狂い咲きサンダーロード(`80)』主演の山田辰夫さんの追悼上映。若い頃に観た時はニューウェイブ全盛である意味周回遅れのランナーだった日本語パンクが耳に馴染まず古臭く感じられたのに、流行が2回転くらいしてハードコアが普通になった21世紀のセンスで観ると、かなりかなり素晴らしかった

2011-08-27 18:39:09
綾部和@ミレニアムキッチン @ayabekaz

『祭りの準備(昭和50年)』新文芸座、原田芳雄特集。高知の田舎町に暮らす銀行員が家族のしがらみや初恋だった竹下恵子との肉欲の日々を捨てて都会へ出るまでの物語。ラストシーンはさすがキネ旬2位の名作。最後に残ったのはヤクザモノの原田との友情。狂った妹をタライで入浴させるシーンが印象的

2011-09-17 20:58:47
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