ア・バオア・クー戦後のキシリア・ザビ

自分の兄である、ジオン軍総帥ギレン・ザビを殺したキシリア・ザビは、果たしてどういう戦略を考えていたのかについて考察してみました。
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ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

キシリアが生存していた場合のア・バオア・クー戦の後について考えてみた。 ギレンの死でジオン軍の指揮命令系統に隙が出来て、ドロス・ドロワの両空母が撃沈し、ア・バオア・クー陥落が免れなくなり、キシリアは脱出しようとしたが、生きていたらどうなっていたのだろう?

2024-02-02 20:25:38
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

キシリア率いる突撃機動軍はグラナダに駐留していて、まだ兵力は温存しており、ジオン本国にもある程度の戦力が存在すると予想できる。 キシリアとしては、ア・バオア・クーが陥落しても連邦軍を返り討ちにするだけの戦略は持っていたと思う。

2024-02-02 20:28:45
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

実際、連邦軍は第一大隊が壊滅し、第二、第三大隊もア・バオア・クー戦で消耗している。 だからキシリアとしては、勝機自体はあると思っているんだろうな。 ただ、ジオン軍も疲弊し、ドロス級二隻失っているので、かなりのダメージを受けているわけで。

2024-02-02 20:35:13
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

キシリアのプランは疲弊した連邦軍を返り討ちにしてやる腹積もりだったんだろうけど、果たして実行出来たのか? というか、ア・バオア・クーから先はもうジオン本国であり、グラナダから援軍がやってきても逆にジオン本国がやられる可能性がある。

2024-02-02 20:37:01
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

そこで活用するべきはやっぱりソーラレイの存在で、ア・バオア・クー戦後の連邦軍を撃退し、ソーラレイを使えるようにしてしまえば、とりあえずはジオン本国を掌握できるし。 で、ソーラレイを使えるようにしておけば、連邦軍も簡単に手を出せなくなる。

2024-02-02 20:39:55
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

まとめると、キシリアのギレン死後の戦略としては 1.グラナダの戦力含めて連邦軍を撃退 2.ソーラレイの確保 3.連邦軍を撃退した実績で実権の掌握 という感じ。ただ、連邦軍もバカではないのですんなり実行できるとは限らない。

2024-02-02 20:41:50
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

というか、ギレン派も黙っているわけでもないし、下手すると内戦に突入する可能性があるんだよな。 それこそ、袁紹死後の袁家のように。 仮に撃退したとしても、キシリアの死期が伸びただけで同じくどっかで死ぬ可能性もあるわけで。

2024-02-02 20:45:01
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

エギーユ・デラーズなどは戦場からトンズラかましてるし、デラーズがギレン派と旧ドズル派まで糾合していたら、仮にキシリアがア・バオア・クー戦から逃げて、連邦軍を撃退したとしても、あんまりいい未来にはならない気がする。

2024-02-02 20:46:21
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

総帥殺ししているのは事実だし、その総帥殺した理由はギレンが親父を殺したからっていう事実を公表したら、流石のジオン国民も厭戦気分になる可能性も考えられる。 というか、連邦が工作しそうだしね。

2024-02-02 20:47:38
ヤン・ヒューリック @1xuVLqH3kQ

そう考えると、ア・バオア・クー戦でやっぱりジオンの運命は決まっていた可能性がある。 勝っても最終的な敗北が先延ばしになるだけっていう。 どっちにしろ、詰んでいるんだよな。

2024-02-02 20:48:30