茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3263回「バングラデシュで考えたこと」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３２６３回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

バングラデシュの首都、ダッカを訪問した。ノーベル平和賞を受けたムハマド・ユヌス先生と対話させていただいた他、路上で生活する子どもたち（ストリートチルドレン）の支援活動をしている渡辺大樹さんとともに子どもたちとも会ってきた。

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「最貧国」とも言われるバングラデシュだが、人々はいきいきと生活していた。人間は、どんな環境でも、そこに適応して、工夫して、生きていくものだと思う。そもそも私たちの祖先はそうだったのだ。他の文化、文明と出会うところで差異が生まれ、格差が生じる。

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渡辺大樹さんも強調されていたけれども、問題はお金では解決しない。大きな世界や、他の生き方を知り、自分が変わり、移動するための学び、スキル習得が大切である。そして、そのことは、ダッカの子どもたちも、私たちも変わらないように思う。

茂木健一郎 @kenichiromogi

先進国の大都会の文明の中で暮らしている人たちも、その文脈固有の限界の中にいる。自分が今いる文脈、価値観から抜け出してより広い世界を泳ぎ、はばたくためには、どんな人にとっても学びは不可欠だということをバングラデシュで感じた。

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以上、連続ツイート３２６３回「バングラデシュで考えたこと」をテーマに４つのツイートをお届けしました。