ヨビさんのBBT談義

BBT愛とシナリオフックにあふれたツイート、まとめさせていただきました。
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요비+ヨビ @yobi3

BBTの組織は大変魅力的なものが多い。特にMMMとSEALSは初代から登場した古株の攻勢部隊。魔物に対して一片たりとも慈悲を持たずに消し去る彼らの理念とフロフェッショナルさにはぞくぞくする。決して隊長が野白や海波だからではない。決して。

2011-04-02 21:22:00
요비+ヨビ @yobi3

しかし…野白久里子の解説を読むたびに涙が出る。彼女は初代ビーストバインドから出ているNPC。もともと警視庁死霊課という対魔警察の一員として活躍していた刑事である。彼女は魔物の驚異から人を守るために自動人形の片手を移植してまで戦い続けたある意味真っ直ぐすぎた刑事だった。

2011-04-02 21:33:30
요비+ヨビ @yobi3

しかし彼女は何者かの陰謀により腕を暴走させてしまい、守るべき人をあやめてしまう。その後、自ら警察を辞職して魔物ハンターとして魔物を狩り続け、やがてはMMMへスカウトされてもなお、会社のためではなく己のために魔物を狩り続けいる。自分を含めた全ての魔物を殺しきるその日まで。

2011-04-02 21:44:04
요비+ヨビ @yobi3

怠け者が多すぎて殺しきれずに鬼でいることをやめた男。スーパーヒーローにあこがれ自らの正義のために悪魔に命を売った少年。人類に汚された故郷を取り戻すため世界征服を夢見る深海生物等々。そんなめちゃくちゃで、無謀な設定の彼らが共に同じステージで遊べるのもBBの魅力でもある。

2011-04-02 21:58:48
요비+ヨビ @yobi3

現実と時を共に刻み、刻々と変化するこの世界と同じ速度で歩んできたビーストバインドも変わらないものがある。それはどんなにテクノロジーが発達しても、ネットワークが世界を覆い尽くしても、決して追い払えない夜の闇に潜む者達。魔物とエゴと人の絆の間で揺れ動く半魔達への魅力である

2011-04-02 21:53:14
요비+ヨビ @yobi3

もう、俺の頭の中で野白久里子に肩を貫かれた瀕死の長沢遼のシーンがずっとフラッシュバックしていて…。こいつら本当に幸せに慣れないやっちゃなー、とか思いつつ悶々している午後22時過ぎ。もう22時過ぎ!?ゲェー!

2011-04-02 22:15:47
요비+ヨビ @yobi3

ああ、PC②あたりのオープニングで長沢課長が部下のPC②に「昔の借りを返しに行ってくる」と言いながら雨の中を傘も差さずに消えてゆくシーンとかが目に浮かぶ。 MMM隊員のPC①に野城が「過去は、もう思い出せない。殺してきた血だまりの中に溶けて消えたのかもな」とか嘘をつくシーンとか!

2011-04-02 22:20:47
요비+ヨビ @yobi3

ん…何の話だったろうか…? ああ、MMM(スリーエム)もそうですが、BBTに登場する組織は明確な善悪の立場ではなく、それぞれの目的のために人間社会や魔物の夜を暗躍しているので、割と違和感なくどの組織にもPCが所属できるかんじです。感覚的にはトーキョーN◎VAの企業や団体に近いかも

2011-04-02 22:31:10
요비+ヨビ @yobi3

それこそ、ブラックコートの無慈悲対魔神父と死霊課の青臭い新米刑事のPCがお互いを(性格的に)毛嫌いしながらもコンビとしてペルソナネットワークに立ち向かう話も出来ちゃうわけです。

2011-04-02 22:34:11
요비+ヨビ @yobi3

@Shunsk_X そのための野白側視点に絞ったシナリオです。BBTは世界観的にPCの立ち位置の制約がかなり薄いですので、MMMのPCがいても何ら問題はありません。むしろ、野白やMMM立ち位置は対魔物における主人公側のポピュラーな立ち位置です。これは否応なく萌え…いや燃える!

2011-04-02 23:19:00
요비+ヨビ @yobi3

魔獣の姿を晒したり、力を使ったりしてしていくうちに削られてゆく人間性。それが知らずのうちに一定の線を越えたとき、突如「絆のエゴ化」が起きる。何気ない日常の象徴、命より大切に想うあのひと、自分には眩しいあこがれの笑顔。それが突如消失し、気づけば自らのエゴに塗りつぶされている。

2011-04-08 23:12:31
요비+ヨビ @yobi3

それを目の当たりにしたPLは必ず身震いする。そして驚愕し感嘆するのだ。魔獣の力に飲まれ、大切な何かがこぼれ落ちてゆくその現象を、システム的に目に見える形で目の当たりにしたときの恐怖と驚き。これは何度BBTを遊んでもゾクゾクするのだ。

2011-04-08 23:15:16
요비+ヨビ @yobi3

BBTは単純に妖怪、魔神、悪魔、超人等を再現し遊ぶためだけのシステムではない。BBTは自分の魂の隙間からこぼれ落ちる大切な何かを必死にかき集めながら、もう一度その大切なものを思い出すために戦うシステムなのだと私は考える。

2011-04-08 23:22:21