フリーライター。著書『平安ものことひと事典』(朝日新聞出版)『1日1原文で楽しむ源氏物語』(誠文堂新光社)、『マンガでわかる源氏物語』(池田書店)、等。YouTubeにて「砂崎良の平安チャンネル」配信中。東京大学文学部卒。ましゅまろ→ marshmallow-qa.com/sazakiryo?t=
中華系の人と友達になったら「李白に日本人の友人いたの知ってる?」ってトリビア、ウケますよ~ 阿倍仲麻呂、唐名は晁衡(ちょうこう)。698~770、奈良時代の人。唐に留学し、帰国時には難破してベトナムに漂着したという、この時代稀有にワールドワイドな人 死んだと聞いた李白は詩を詠んで悼んだ
2024-03-02 09:20:01この「晁卿衡を哭す」という詩 「名月帰らず、碧海(へきかい)に沈み、白雲愁色、蒼梧(そうご)に満つ」 月のような君は帰らず海に沈み、白い雲と悲しい思いが蒼梧(地名)に満ちている ってところが、文字どおり「哭(声をあげて泣く)」って感じで好き。 まぁ少年マンガばりの「おまッ生きてたのか!」
2024-03-02 09:29:43だった訳ですが(ここで幽助&桑原おもったアナタ、年がバレます♪) ちな、阿倍仲麻呂じしんの和歌と言われる歌も、百人一首に収まってますね、 天の原ふりさけみれば春日(かすが)なる三笠(みかさ)の山に出でし月かも …私にとっては、百人一首で初めて覚えられた和歌で、…何もかもが懐かしい…
2024-03-02 09:33:15神戸の漢学者。神戸大学人文学研究科講師。出身は山梨県富士吉田市。漢詩・漢文なら、日本一(になりたい)。 和琴/琴(七弦琴)/琵琶/尺八/日本武術(剣・槍・棒)/香道(志野流)
つけ加えると「李白は、阿倍仲麻呂からプレゼントされた和服を着てたんだよ」と話すと、かなり受けます。 李白の詩「送王屋山人魏萬還王屋」に「身著日本裘(身には日本の裘を著く)」とあり、自注に「裘則朝卿所贈(裘は則ち朝卿の贈る所なり)」と、自分で書いています。 かなり仲良かったはずです✨ x.com/SazakiRyo/stat…
2024-03-02 19:07:51@SazakiRyo 仲麻呂は科挙にもストレートで受かる(当然中国語での試験)、日本史上最高レベルの天才でもありますね。その後官僚としてもかなりの高位に登り詰めるし、菅原道真より学問の神様してますね
2024-03-02 18:33:06@SazakiRyo 李白にとっては故郷に帰ったはずの友人が生きていたのは喜びだったでしょうが、阿倍仲麻呂にとっては待ち望んだ故郷への帰還がなされず悲しい思いであったろうなあと思います。 阿倍仲麻呂の詩を思い浮かべつつ、実際に観ることが叶わなかった三笠山の風景を日頃から観ております。
2024-03-02 19:12:22@SazakiRyo 知りませんでした。これですね 「哭晁卿衡」 日本晁卿辞帝都,征帆一片绕蓬壶。 明月不归沉碧海,白云愁色满苍梧。
2024-03-02 17:20:26@SazakiRyo 阿倍仲麻呂と李白、そして杜甫を登場人物にこういう作品も描かれましたね 梨花の下で 李白・杜甫物語(中経☆コミックス) 著者: 杜康潤 twitter.com/SazakiRyo/stat… twitter.com/toko_wanko/sta… pic.twitter.com/q0kMjhabUP
2024-03-02 19:31:23歴史4コマ『梨花の下で 李白・杜甫物語』(7月26日発売)は 第一章は主役が阿倍仲麻呂/相方に李白 第二章は主役が李白/相方に杜甫 第三章は主役が杜甫/少し仲麻呂 …と、章ごとに主役が交代していく構成になっています。 一日ひとりずつ、彼らの生きた軌跡を写真を交えてお伝えします。 pic.twitter.com/uZjSYNq4Bi
2018-07-24 23:26:32