『相棒』『科捜研の女』等の脚本家・岩下悠子の小説『漣の王国』(創元推理文庫)の感想
- komazawa246
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[本日発売] 『漣の王国』岩下悠子(創元推理文庫) 綾部蓮は、私たちにとって遠い国の王様のような存在だった。若くして自ら命を絶った天才――彼と出会った人々に齎される謎と恩寵を忘れ難い余韻とともに描き出す連作長編。 #創元推理文庫 #東京創元社 tsogen.co.jp/np/isbn/978448… pic.twitter.com/m1H3IfFJAt
2024-01-19 12:03:00作家・書評家の反応
相棒の脚本などで知られる岩下悠子さんの小説「漣の王国」が文庫になりました。発売当初に読み、とにかく素晴らしかったので感想を呟いたら、編集者さんが覚えていたようで、販促に文言を使ってくれました。岩下さんの小説、また読みたい。 pic.twitter.com/dZm28f6AfU
2024-01-16 23:07:51東京創元社様より献本頂きました岩下悠子先生の『漣の王国』を読了したのですが、あまりに心に刺さって抜けません。神の如き才と引力で周りを引っ掻き回した青年が突然自殺してしまい、自殺したのに、あるいは自殺したが故に彼に人生をぐちゃぐちゃにされる周りの人間を巡る連作ミステリーです。
2019-08-31 23:53:04よん、読んでしまった…………………「小説力」が高すぎるのと反復の還・閉じた環としての美しさがレベチでもうどうしたらいいのかわからないよ……………どうしたら…………いいのか…………oh my KYOTO…………… x.com/sahara_hikari/…
2024-01-21 11:24:12「巷に溢れる、底の浅い「真相」に飽き足らぬ人は、ぜひご一読を。」 恩田陸さんからこの言葉引き出すって読む前から絶対おもしろいの確定じゃん…恵投いただいたけど時間ないときに開けたら終わりだぞ…と思いながらでもどうにも我慢できず今ラッピングを破りました pic.twitter.com/4jLeCI8347
2024-01-20 15:09:58岩下悠子さんの『漣の王国』です。ヘキに刺さって途中何回か死ぬかと思いました。これが小説、これぞ小説……小説にできることはまだあるかいのアンサー作品だ…… x.com/sahara_hikari/…
2024-01-21 11:29:00一文一文にうっとりしてしまうような一冊でした。 ある一人の王様と、彼に出会った人たちの物語。人が何かに対し信仰する様には、恐ろしさも美しさも感じられます。 個人的には二編目が好きなのですがみんなはどのお話が好きでした? #漣の王国 #岩下悠子 #あかりの読書 pic.twitter.com/LJKZUYnt0z
2024-02-10 23:43:18読書家たちの反応
諸々のリハビリに病床で岩下悠子『漣の王国』を読んで、あまりの凄まじさにひっくり返ってしまった。大学の水泳部を中心とした、反復と変身、父という巨大な謎をめぐる群像劇。連作を跨いで輪廻転生するが如く豊かに反響しあうモチーフ群の波紋模様に慄く。
2024-03-01 20:22:41岩下悠子氏の「漣の王国」読了。凄い作品でした。遠い国の王様の様な存在、才能と美貌にも恵まれ周囲を魅了した青年の死。彼と関わった4人の人物が語り手となる連作短編。各々の物語における謎、ミステリの仕掛けがまず見事な出来なのですが、何よりもその物語が素晴らしいくて…各短編を→ #v読 pic.twitter.com/tepM3fhxBT
2024-02-03 22:27:10読み終える毎に一度本を閉じ余韻に浸っていました。そして全てを読み終えた時、ミステリの連作短編ですから当然最後の仕掛けも期待…というか有るだろうなとわかっていても思わず声が出てしまいました。何より物語の部分が素晴らしいのです。読了語にタイトルの意味も…大傑作だと思います。
2024-02-03 22:27:117. 漣の王国/岩下悠子 めっちゃ好き!良かった!出会ってしまった。これはベスト入り確定。 自殺した綾部蓮をめぐる連作短編ミステリです。どれも鮮やかで、少しほろ苦くて。瑞々しいような、艶めかしいような。 反復と宗教。祈りとは。自分とは。 久しぶりに、読み終わって呆然としました。 #読了 pic.twitter.com/Rq8DLyoMiD
2024-01-21 19:32:19漣の王国、を読んだ。文学が芸術に感じる作品。なので、宗教の言葉も芸術に感じた。そこにミステリーの要素も含め、素晴らしい作品になってました。猫くんのキャラが良すぎて、ファンいそう。『もはや読む芸術作品。言葉の芸術を感じよう』
2022-06-24 12:09:09作家で誰が一番好きかと問われたら即答できるくらい恩田陸作品すべて愛してる そんな愛すべき人が帯を書かれた本を読まずにはいられない 帯って大げさな宣伝が多い印象だけど、この本に関しては真実 どんな人生を歩んだらこんな美しい文章を紡ぐことができるんだろう 岩下悠子『漣の王国』読了 pic.twitter.com/p6lW1iBtNJ
2024-02-13 10:31:47漣の王国読了。凄まじいものを読んでしまった。超オススメです。岩下悠子さんがどんな言葉で謎を明かしていくのかが怖くて楽しみでたまらなくなる。点と点が選で繋がったときの高揚感も良い。感じたことをゆっくり言葉にしたいな。amazon.co.jp/dp/4488028012/…
2019-10-09 01:35:32#漣の王国 があまりにも読み応えがあったのと、 #科捜研の女 ファンの人に届いてほしいなと思ったので、こんなブログを書いてみました。#岩下悠子 岩下悠子著「漣の王国」 - There is something that I wan… missy0786.hatenablog.com/entry/2019/10/…
2019-10-10 21:17:24「人間の意識と細胞の中にまで食い込む新しいドラマである」 『サンデー毎日』(2019年9月8日号)、「今週の新刊」のコーナーで、岩下悠子『漣の王国』が紹介されています。 紹介者は岡崎武志さんです。 tsogen.co.jp/np/isbn/978448… pic.twitter.com/ep54sLss2b
2019-08-30 15:40:49岩下悠子さんの、漣の王国を読みました。 美しい文章で描かれる世界は、京都が舞台なのだけれど、まるで荘厳な、ルネサンス期の絵画を見ているようでした。 pic.twitter.com/WbbsroK2xQ
2024-02-18 08:39:21「漣の王国/岩下悠子 創元推理文庫」 才能と美貌を生まれつき持ち合わせ、男女問わず人を魅了する男の死の謎。彼に関わりのある人たちの連作。各話に異なる宗教モチーフが挟まれ、異国の物語のよう。美しい、確かにそう思う。けれど静謐にして壮絶、虚ろにして滾る何かがそれ以上にある作品だった。 pic.twitter.com/yO9L95g9Rl
2024-02-24 21:55:10@Raxiii_ff14 少し古いですが、岩下悠子さんの『漣の王国』お勧めです~。文の運びや流れがめちゃ綺麗。何気なく図書館で手にとって、読み終わって即買いに行きました。文庫も電書もあるようです tsogen.co.jp/sp/isbn/978448…
2024-03-01 19:23:10岩下悠子「漣の王国」読了。めちゃくちゃ良かった。誰もが誰かを真摯に、敬虔なまでに想っている。様々な宗教が登場するけれども全然説教臭くなく、厳密な科学の話のように思える。水泳、宗教、友情、親子。全てが巡り巡って繋がる気持ちよさと恐ろしさを存分に堪能できるミステリ。みんな読んで。 x.com/bg_nagino/stat…
2019-09-17 20:53:49昨日お勧めしてもらった本をいくつかと、新刊棚にあったこちらを借りてきました。「序章」の力強さと美しさよ…… pic.twitter.com/imfTuInt6d
2019-09-15 13:37:51#読了 岩下悠子『漣の王国』 とにかく文章が綺麗、物語も綺麗。どこか異国めいていて独特の文体。方向性は違うけど、森見登美彦さんの作品を彷彿とさせた。100%理解できたかと言われると自信がないけど、久しぶりにすごいものを読ませてもらった。 pic.twitter.com/LpH5oM1O0e
2024-02-06 21:21:53#日本怪奇幻想読者クラブ 岩下悠子『漣の王国』(東京創元社) 今年読んだ国内ミステリのベストです。 若くして命を絶った青年(アドニスでドンファン)やしばしば狐面を付ける謎の医学部教授(!)など怪しい人物をちりばめながら、狂おしい人の性を描く連作集。 濃密で華麗な文章は連城三紀彦→
2019-12-02 13:06:23