メインストーリー二部読んでたらラインクラフトが未来に繋げる繋げると連呼してたので(切ないね)ぼんやり呟くと、個人的にはラインクラフトというか父のエンドスウィープは早逝してなかったら日本競馬の歴史がかなり変わってた可能性が高い種牡馬だと思ってるんですよね。
2024-03-23 20:02:33エンドスウィープは外国産時代+3世代でサウスヴィグラス、スイープトウショウ、ラインクラフト、アドマイヤムーンとG1馬を4頭出したわけですけど、内国産時代の大物は事前の予想からややズレた感じだったので、その成功を踏まえて種付けされた次世代はさらなる活躍をした可能性が高い。と思っている。
2024-03-23 20:04:19ラインクラフトって母父サンデーサイレンスの最初のG1馬なんですよ。しかも一つ上には宝塚と秋華賞を勝った馬もいる。数多いるサンデー牝馬に何を付けるべきなのか?と生産界が切望していた正答として、超豪華繁殖が確実に大集結していた。存命であれば。
2024-03-23 20:04:54アーニングインデックスは2.89。百頭以上の中央出走がある種牡馬でこの数字を上回るのはサンデーサイレンス、ダンシングブレーヴ、キングマンボ、ディープインパクトのみ。デインヒルやカーリアンといった世界的種牡馬も上回ってる。
2024-03-23 20:07:55※訂正
なんかちょこっとリツイートされてるので修正すると正しくは2.65でした。そしてダンシングブレーヴは2.53でエンドスウィープが上回っていて、キングマンボは2.94だが中央出走頭数が93頭と100頭に達してない(エンドスウィープは176頭)。2.89って数字はどこから出てきたのかわからん。 x.com/sugita_u/statu…
2024-03-27 21:01:20特筆すべきは種牡馬としての適性を半分誤解された状態でこの成績を叩き出している点。だから二周目があれば上積みがめっちゃ大きかったと推測される。
2024-03-23 20:08:13自分はサウスヴィクラスが好きでエンドスウィープの種牡馬能力を高評価してたんでPOGでスイープトウショウを引き当ててるんですけど、選ぶ際の血統的テーマは「どうやってマイルをもたせて桜花賞を勝つか?」で、宝塚記念を勝つとか全く想定していなかった。アメリカのバクシンオーだと思ってたので。
2024-03-23 20:09:19外国産時代の産駒をあらためて見てみるとスタンドオンエンドがダート1700で一度勝っただけで、他は1400までしか勝っていない。海外の重賞馬もみんな1400以下の馬。そもそも自身もスプリンター。桜花賞のマイルすら長い、という評価の種牡馬だった。
2024-03-23 20:12:22当時照哉はクラシックはサンデーやトニービンとその息子たちに任せて、エンドスウィープは外国産の早熟スピード馬やマイネル育成の対抗策として買ってきたみたいな事を言っていた。今二十何年ぶりに記事を読み返したら、だからいい繁殖はイラネんだわとか言ってて「お前~!」となった。 pic.twitter.com/k1xQR1S9FF
2024-03-23 20:13:42なので社台の種牡馬なのにサンデー牝馬との配合数はそう多くない。血統登録されたのが3世代で22頭。相手に重賞勝ち馬もいない(一番えらいのが桜花賞3着もその後は条件級で終わったホーネットピアス)。しかしここからラインクラフトとアドマイヤムーンが出た。
2024-03-23 20:14:31もしエンドスウィープが早逝してなかったら二周目にこういう間違った認識がひっくり返って、良血サンデー牝馬を母に持つ産駒がボコボコ誕生してたわけです。そんでその煽りを最も受ける種牡馬がおそらくキングカメハメハ。まあそうなったら歴史は歪むよね。そういう話。
2024-03-23 20:16:17