FC(NES)制作 カラーとの戦い

貴重な話
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AK @ak_blueprints

色の話は非常に重要です。FC(NES)制作は当時の開発者にとってカラーとの戦いでした。現在のビデオゲームの繁栄はこの人たちの努力もその一つといえると思います。 ロックマンはCRT(ブラウン管テレビ)の影響を効果として使っていません。ですからグラデーションの選色が極端になっています。[1/4] x.com/MoraCrema619/s…

2024-04-04 22:13:06
Esteban @MoraCrema619

Mr. @ak_blueprints, when you made the Rockman games in pixel art, did you take into account how the pixels would look on screen with the RF cable signal? If so, do the current collections lose the essence of what the game should look like on a CRT? Like color blending? pic.twitter.com/KbpILRIMqg

2024-04-04 09:32:01
AK @ak_blueprints

メインには特に明るい色(ハイライトほどの)を使い、影に明度の低い色を使います(グラデーション)この明度の差が大きいほど干渉(色がボケる)が少なくなります。ですから画面をリッチに見せる工夫として同じ明度差で違う色を使うこともあります。この画像でも灰色の影に青を使っています。[2/4]

2024-04-04 22:14:09
AK @ak_blueprints

その結果、現在の液晶ディスプレイでも綺麗に見えます。 ウッドマンのステージでの樹の揺れは意図したものではありません。これは緑単色の点描なのでチラツキが発生しています。逆に樹の幹は黄色をメインに緑色の影を使っているのでボケていませんね。設定イメージを実現する工夫があります。[3/4]

2024-04-04 22:15:57
AK @ak_blueprints

キャラクター制作は形、色、大きさ、いろいろな事柄を総合的に考えて作らなければなりません。しかしロックマンの場合それよりももっと重要な事柄があって全てのデザインが決められています。それはいずれ別の方法で説明します。[4/4]

2024-04-04 22:16:49