紫鏡やイルカ島のように、怨嗟も術者もないあいまいな不吉の伝播を、俗信といいます。古い土着信仰が変化したならわし、迷信、ジンクスの類です。生活習慣や教訓を説く内容が多いですが、先程挙げられたものはすべて学校を中心に流行する、つまり子供同士で流布しあう俗信です。

山がくる @yama_ga_kuru

紫鏡やイルカ島のように、怨嗟も術者もないあいまいな不吉の伝播を、俗信といいます。 古い土着信仰が変化したならわし、迷信、ジンクスの類です。生活習慣や教訓を説く内容が多いですが、先程挙げられたものはすべて学校を中心に流行する、つまり子供同士で流布しあう俗信です。

山がくる @yama_ga_kuru

子供がこわい噂を流すのはなぜ？誰かを呪いたいから？先人の教えを伝えたいから？ 違いますよね。おもろいからです。 基本的にエンタメなんですよ、こわい話って。お化け屋敷やホラー映画を見るような、ワクワクゾクゾクするひとときを友達と共有したい。呪いどころかむしろ友愛や好奇心が起因です。

山がくる @yama_ga_kuru

架空の出来事だから楽しいんです。実際呪われるならむしろ友達には話せませんよね。本物の恐怖は人の口をつぐませます。結局噂が何十年も絶えないということは、その歳月ぶんの安全が保障されている、と考えてよいと私は思いますよ。 子供が笑って話せることに本当にこわいことはないものです。