僕の吐き出した寂しさが反響する。此処にいるよと告げるようなこの言葉が優しさだと君は言う。僕の言葉に優しさなんてないんだよ、嘆く僕をあやす君の言葉の方が優しい。祈るように繰り返した言葉だって、君の言葉がほら光る粒に変えてくれた。ね、ありがとう。 #twnovel @synnblue
2011-12-08 00:40:35「ごめんね」貴方は耳元で囁く。愛しさが溢れ出す。 哀しみと寂しさに決別した貴方は、私の側で言葉を紡いでくれる。瞳を閉じれば、いつも耳元で貴方の声。呟きは光の粒になって私に溶け込んでくる。 #twnovel @s_shumu @synnblue
2011-12-08 00:50:47ずっと君に声を届けるよ。弱くて脆くて、どうしようもない僕だけど。それでも君がこの声を聴いてくれるのなら。ずっと君に言葉を紡いでいくよ。優しさも寂しさも抱えたままの僕だけど。それでも君がこの言葉を必要としてくれるなら。 #twnovel @tatsuya_chi @synnblue
2011-12-08 01:07:17おやすみなさい、貴方に優しい子守唄を。暖かな眠りが訪れることを願って。 おはようございます、貴方に朗らかな行進曲を。素敵な一日がやってくることを願って。 届かない唄でも構わない。僕は歌い続けましょう。
2011-12-08 03:34:4412/08
僕らは幸せだと言われた この傾いていく世界の中で 誰もが絶頂だと告げる場所に 居続けるなんて出来はしないのに 僕らは幸せの中に生まれた 天辺の時代も知らないまま 誰も優しく教えてくれなくても 下り続けているってわかっているのに 僕らは幸せの中に生まれた #twpoem
2011-12-08 16:53:59おやすみなさい、あなたが星の海を優しくたゆたえますように。 おはようございます、あなたの航海が無事に終えたことに感謝を、そして、新たな航海に祝福がありますように。 貴方にアクアマリンを捧げましょう。 一日一日が大変な航海かもしれない。それでも、あなたがどこかに辿り着けますように。
2011-12-09 02:15:0312/09
言葉がこだまする どこにも届かずに ただ此処で永遠に ◇ 言葉を孕んでいる 抱えた重さに ただ此処で震えてる ◆ 言葉に沈んでいく 停滞した言葉は ただ此処でうずくまってる ◇ 言葉が響いている どこにも行かずに ただ此処で響いてる #twpoem #twipoem
2011-12-09 14:22:46気付かなかった 気付けなかった ごめんなさい ごめんなさい どこかで貴方が幸せになることを どこかで貴方が僕を忘れることを ただ願います ただ祈ります ありがとう ありがとう 僕は楽しかったのです 僕は嬉しかったのです どこかで貴方が幸せになることを
2011-12-09 14:34:29「このまま全部壊そうか?」彼は微笑って。 「それは良いね」私は泣いた。 「このまま君を愛そうか?」彼は嗤って。 「それは良いね」私は泣いた。 「このまま君を壊そうか?」彼はただ笑って。 「それは良いね」私は嗤った。 #twnovel #twpoem
2011-12-09 18:03:46きっと僕は病気なんだ。彼は言った。 寂しそうで苦しそうで、そして狂おしい顔をしていた。 きっと僕は病気なんだ。彼は囁いた。 私の首に手を掛けて、その耳元にそっと口付けて。 きっと僕は病気なんだ。彼は繰り返す。 寂しそうに苦しそうに、私の首を絞めつけた。 #twnovel
2011-12-09 19:17:05おやすみなさい、あなたに困難を分かつことの出来る優しい人と手を取り合うような幸せな夢が訪れますように。 おはようございます、あなたに空を飛び、雲を抜け、天空の城に辿り着くような心踊る一日が訪れますように。 特別な物を持つことでなく、特別な眼で日々を愉しく過ごせますように。
2011-12-10 02:41:5812/10
月蝕 & 時計
欠けゆく白銀の円盤。隠れてしまって、そこに残ったのは彼の抜け殻。赤くて、朱くて、紅い彼の抜け殻。皆が見つめてて、少し恥ずかしいんだ。と彼は言って。でも、やっぱり見て欲しいから、輝いているんだよ。抜け殻になった僕だけど、まだ輝いてるんだよ。 #twnovel
2011-12-10 23:37:24#twremix 欠けゆく白銀の円盤。隠れて、そこに残る抜け殻の僕。赤くて、朱くて、紅い僕の抜け殻。皆が見つめてて、少し恥ずかしいんだけど、でも、やっぱり見て欲しいから、輝いているんだよ。みんなに見つめて貰えて、まだ輝けてるんだよ。こんなに遠くまで、ありがとう。 @s_shumu
2011-12-10 23:51:37光届かない夜も君を照らすよ。頑張って、踏ん張って、君を照らすよ。え、少し見にくいって? ごめんね、頑張って、踏ん張ったらちょっと顔に血が昇りすぎちゃったみたい。真っ赤な顔でも赦してよ。ほら、聖夜の夜を走る彼も真っ赤な鼻を……ちょっと違ったね。 #twnovel
2011-12-10 23:48:48ずっとお父さんとお母さんを見ていたのだけれど、お父さんが出張に行って一か月に一回見えなくなることはあっても、お母さんから目を逸らすことなんてなかった。だけど、今、お母さんの影に光輝くお父さんが隠れちゃったから、お母さんも上手く見えない。えーん、寂しいよう。 #twnovel
2011-12-10 23:53:37煌めく地上の星たち。ちゃんと見てるよ。ちゃんと届いているよ。本当に光っているか不安になることもあるかもしれない。だって、自分では光ってるかなんてわからないもんね。でも、輝いているよ。ちゃんと煌めいてる。ぴかぴかと、君が届いているよ。 #twnovel #twpoem 「夜景」
2011-12-11 00:18:05空を飛ぶ。ふわふわと。ふるふると。 あの街に近づきたいな。 空を舞う。さらさらと。しんしんと。 君の所へ行きたいな。 空を飛ぶ。ふわふわと。ふるふると。 街を白く染めたいな。 空を舞う。さらさらと。しんしんと。 君の肩に降りたいな。 #twnovel #twpoem 「雪」
2011-12-11 00:34:43