@syotapedo 「そんなこと思ってたら、あんな大事なもの渡さねーよ」龍也さんあきれ顔。「いいか、あれはお守りじゃねぇ。そこまで言うなら、お前はあのネックレスに優勝を誓うんだな」 「…一人の生徒にそんなに肩入れしていいの?日向センセ」 自分が特別みたいで嬉しいレン。
2012-01-10 09:28:02@syotapedo 「教師としては失格かもな。だが、この世界は実力世界だ。俺は今、お前がこの世界でやっていけるって確信してる。だからお前に賭けてみたくなった」 ここで、自分が認めてもらえるんだと実感してちょっと感極まるレン。
2012-01-10 09:31:31@syotapedo 「龍也さんには色々言いたいことも聞きたいこともある…けど、まずは明日、優勝してからだ。でもこれだけは言わせて。」レン、真面目な顔して軽く拳を突き出す。「俺、神宮寺レンは、明日、自分のために全力を尽くす。そしてその歌は、日向龍也に捧げるよ」ウィンクして踵を返す
2012-01-10 09:38:09@syotapedo レンの背を見送りながら、唖然とする龍也さん。 「バカ、臭いんだよ、いちいち…」 やれやれと溜息をついて、小さく笑う。 「…頑張れよ、レン」小さくつぶやく龍也さん。頭の中は出会って間もない頃や、問題ばかり起こしていた頃のレンのこと、そしてここまでの成長過程。
2012-01-10 09:40:18@syotapedo で、本番。舞台袖で生徒を見守る龍也さんの元に、次の番になったレンが到着。微笑むだけで何も言わない。同じく龍也さんも黙ってる。そしてレンの名前がついに呼ばれる。二人の目が合う。そしてどちらからとも無く、拳を触れ合わせて、龍也さんが頷く。レンがネックレスを握る。
2012-01-10 09:44:38@syotapedo そして滞りなく終了。今までで一番のパフォーマンス。拍手喝采で会場総立ち状態。出番を終え、袖に引っ込んだレンの背中をパシッと叩いて、見たこともない笑顔を見せる龍也さん。その顔にレンはドキドキで壊れそう状態。まだ他の人の出番が終わってないので、ここで一度お別れ。
2012-01-10 09:50:26@syotapedo 控室で悶々としながら、モニターでトキヤや音也のパフォーマンスを見てちょっとハラハラしてるレン。自信はあるけど確信はない感じ。龍也さんの件も同じ。愛されてる自信はある、でもそれが恋愛かどうかまだ確信がない。2つのことでモヤモヤ…してる間に結果発表。
2012-01-10 09:52:29@syotapedo 名前を呼ぶのは龍也さん。残りは優勝と2位の発表のみで、ステージ上にはレンとトキヤあたり?が立ってる。次に呼ばれた人が優勝。呼ばれなかったら2位…そして、龍也さんの声。「今年度優勝者は、神宮寺レン!」 割れんばかりの拍手に、当然、って顔しながらも半泣きのレン。
2012-01-10 09:57:35@syotapedo そして2位のトキヤ(仮)とガッツリ握手なり抱擁なりしてから、龍也さんに向き合う。手渡されるトロフィの重みに、胸が震える。「本当によく頑張った。お前、変わったな…良い目をしてる」 龍也さんも感極まってる。 レンの挨拶でオーディションが終わる。
2012-01-10 10:02:19@syotapedo オーディション後は皆にもみくちゃにされながら、退場→音也とか翔の提案で打ち上げ!の流れで、龍也さんと話す時間が取れず。寮に戻ってから龍也さんを探すも、時間も遅く見当たらない。疲れて校舎に入ると、こんな時間なのに職員室に明かりがついている。 (もしかして…)
2012-01-10 10:08:41@syotapedo 入ると、龍也さんがまだ仕事をしていた。卒業オーディションの後は、その費用の会計やらプロダクションとの話やらで色々忙しい様子。でもレンの姿を見て手を止めた。「おう、今日の主役様か」レンを改めて祝う龍也さんに、レンがゆっくり近づく。「リューヤさん、俺の話聞いて」
2012-01-10 10:13:07@syotapedo 父が死んでから何にもやる気がなかったこと、入学前に会った日のこと、龍也さんがいるから早乙女学園に入ったこと、気を引きたくて色々困らせたこと、今は亡き相方に嫉妬したこと、キスのこと、そして龍也さんと同じ目線・立場で、対等な関係で自分を見てほしくて頑張ったこと。
2012-01-10 10:19:17@syotapedo 思いつく限りの今までの想いを並べたレンと、黙って聞いてる龍也さん。「今日の俺は特別饒舌だ…自分でもびっくりだよ」一通り話して、肩をすくめるレン。そしてゆっくり顔をあげて 「もう分かってるとは思うけど…俺…リューヤさんのこと、「神宮寺」 肝心なところで遮られる
2012-01-10 10:23:37@syotapedo レンはあからさまに不機嫌になって、何、と睨む。と同時に、もしかして振られるのか…と弱気になって目線をさまよわせる。 その頬に、龍也さんの手。「神宮寺…いや、レン」 (どっかで呼ばせたかもしれないけど、面と向かってはこれが"レン"呼び初めてでお願いします!)
2012-01-10 10:27:42@syotapedo 「もう、随分前から…お前のこと見てたよ、ちゃんと。」 最初は弟のように見守っていこうと思っていたこと、入学後の態度に腹が立ったこと、頑張り始めてからの成長に驚いたこと、笑顔がよくなったこと、クリスマスに殴ったこと・キスされたこと、自分の気持ちの変化、
2012-01-10 10:33:55@syotapedo (やっぱ呼んでたーww書いた覚えあったーwwじゃぁ別に初めてじゃなくてもいいやww とにかく久しぶりに名前で呼ばれてときめいてればいいの、レン君が!)
2012-01-10 10:34:58@syotapedo 変化に気付いてからはさらに惹かれて行ったこと、ネックレスのことなどなど、龍也さんも色々、言葉少なでいいので語る。 レンは黙って聞いてる。ドキドキしてる。 そして龍也さん 「だから俺から言う。お前が好きだ、レン」
2012-01-10 10:38:48@syotapedo そしたらレンの頬に一筋だけ涙が伝って、それが龍也さんの手のとこまで落ちる。 「ったく、何泣いてんだよ…」笑って、涙を拭いて、おでこコツン。 連は何も言えない。ここへきて言葉が出てこない。色々唸って、やっと最後にポツリと一言、 「俺も好き」
2012-01-10 10:44:44@syotapedo そしたら龍也さんはちょっと笑って、それからすごい優しい顔する。 それ見てちょっとムラっとしたレン。「クリスマスのやり直しがしたいなー」 龍也さんは、あー…って言ってちょっと考える。 からの、龍也さんからのキス。しばらく2人でむさぼり合ってるといいよ。
2012-01-10 10:49:24@syotapedo なんだか現実感がなくて、でもすごく心臓がうるさくて、「こんなキスもあるのか…」って思ってるレンがいたら、すごく可愛いと思う… 「卒業式終わるまで待とうと思ってたんだけどな」って苦笑する龍也さんと、「もうオーディション終わったんだからいいだろ」っていうレン。
2012-01-10 10:55:03@syotapedo 「社長にどう説明すっかなー…隠してもばれるだろうし」「ボスならきっと分かってくれるさ」「お前なぁ…もう学生じゃないんだから守ってやんねえぞ」 って言われて、もう同じ世界に立ってるんだ…って嬉しくなるレン。でも同時にまだまだ成長して追つかなきゃって決意する。
2012-01-10 10:57:49@syotapedo 「社長にどう説明すっかなー…隠してもばれるだろうし」「ボスならきっと分かってくれるさ」「お前なぁ…もう学生じゃないんだから守ってやんねえぞ」 って言われて、もう同じ世界に立ってるんだ…って嬉しくなるレン。でも同時にまだまだ成長して追つかなきゃって決意する。
2012-01-10 10:57:49@syotapedo 「リューヤさん、俺はアイドルとしてこの世界でちゃんとやってくよ。そしていつかリューヤさんを超える」 「ハッ、やってみろ」 ってな感じで、第一部―完― みたいな!! この後の話も色々考えちゃう自分が気持ち悪い!! こんな長いの付き合ってくれてありがとう…!
2012-01-10 11:00:23