「WORKING!!」と「ハニカム」の比較。

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ふと、『ハニカム』と『WORKING!!』の作品構造を比較してみた。どっちも同じファミレス舞台のラブコメなだけあって、キャラの立ち位置的にはかなり通じるところがあるんですよね。

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まず真っ先にかぶるのは、鐘成さんと伊波さん。貧乏と男性殴打と種類は違えど、どっちも自身に多大なコンプレックスがあって、そしてある意味そのおかげで主人公とのフラグがビンビンに。性格はもちろん、髪がショートなのも、貧乳なのも通じるポイント。彼女らはもうラブコメの王道みたいなものですね

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後から参加した可愛い系問題児（？）としては、守時さんと山田。……いや、この二人はけっこう違うなと、早くも持論に躓きを感じますが、まあ新キャラで主人公を悩ます可愛い人気キャラという点においては。

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男性陣としては、米斗さんが佐藤さん＆相馬さんを両方カバーしている感じかな。主人公の上司的存在で、主人公を茶化したり助けたりしつつ、職場恋愛も行っている、と。

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職場のお姉さんキャラとしては、舞さんと……我らがぽぷら先輩……ってことに、なりますか。年上ロリ、おっぱい、主人公を恋愛対象にしない等、要素レベルでの共通点は多いのです。多いのです、が……ああ、なんだろうこのモヤモヤは。

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頼れる女性チーフとしては、妙子姉さんと八千代さん。……外見的にも、武装してるという点でも、さりげに共通してる……と言う事は可能ですね。はい。

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店長は……っていうか実質経営者は、どっちの作品も実に薄幸そう＆ネタにされるという意味でモロかぶり。このへんはやはりお約束どおりってことかな

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さて――問題は、ハニカムが誇る魔性の女・萌さんですが。ウザさでいうなら山田すら土下座して謝らざるを得ないレベルですが、だれにもどうすることのできない存在って意味では、ある意味ワグナリアにおける杏子さんのポジションと言えなくもない。そういうことにしておく。

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小鳥遊くんと御手洗は、似ているようでだいぶ違うかな。（名前の響きはわりと近いけど）　小鳥遊くんは一見変態なようでできる男、しかしラブコメ対象が基本的に伊波さんオンリー。御手洗は、等身大で普通に見えて、頼りなさからのギャップが効くのか、フラグ二つと、萌さんハァハァを併せ持つ

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ただ、小鳥遊くんまわりの色気の少なさ（恋愛フラグ的な意味で）は、家族の姉妹がみんな可愛い＆ブラコンという点で相殺されているので、主人公に感情移入することでのモテモテ多好感はちゃんとカバーされていると思います。

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結局のところ、ハニカムとWORKING!!の違いは、主人公の個性というか、主人公周りのベクトルの違いっていうところに落ち着きそう。