橋下市長が出演した朝まで生テレビを見て

shinya @shinya_t4

1)今更ながら先日の橋下市長が出演した朝まで生テレビを見た。 市長の答えに納得がいかない気持ちはわかるが、選挙広報の揚げ足取りのような 議論は見ていてうんざりした。建設的な討論をせず、大阪をバラバラにするという泥仕合を始めたのはどっちなのか？そんな市長の想いが少しにじみ出てた。

shinya @shinya_t4

2)そういう非建設な議論がほとんどだった。 印象に残った議論は三点。一つは、柳本議員@yanagimotoakiraの大阪市が８から９つの区に分かれると、各区の格差が広がるのではないかという論点の提示。 議論は深まらなかったが、こういう都構想の懸念点をしっかりと議論して欲しい。

shinya @shinya_t4

3) 二つ目はジャーナリストの吉富氏@yujiyoshitomiが地方自治法の252条の2 「協議会の設置」に触れ、都構想が実現しなかった時のために、府市統合本部に 法的根拠を与えてはどうか？という議論。

shinya @shinya_t4

4)この府市統合本部に法的根拠をという案については「協議会には決定権がなく、話が割れた時に決められない。だから都構想なのである」という話だった。この議論なんかは、具体的な案を市長に提示した本当唯一といってものだったのではないかな。。。

shinya @shinya_t4

5) 三つ目は教育基本条例における教員評価において、「相対評価」で５％の教員にDランクをつけるということについて。D ランク（=最低ランク）の評価が連続した場合は免職を含む分限処分の対象とされていることについての懸念を示した議論だったが、

shinya @shinya_t4

6) 最終的な免職は「適格性を判断した上で」、つまり絶対評価によって行うとのことだった。相対評価によって、５％の教員にDランクを付ける（これはかならず付けることになる）ことの主旨は、相対評価でかならず５％の教員がDランクとなることで、指導研修を受けさせることであるとのこと。

shinya @shinya_t4

7) 要するに５％の教員は必ず指導研修を受講してもらう。これは指導研修対象者を人事評価でピックアップし、指導研修することで教員の育成、底上げを図るものと理解できた。そして最終的な免職は「適格性を判断する」ため絶対評価ということ。であれば教員の方々も安心するのではないかなと思った。

shinya @shinya_t4

8) という三点くらいが印象に残ったかな。ちなみにいわゆる君が代条例の議論は、確かにルールを遵守するという意味で当たり前という意見の反面、思想信条的に非常にセンシティブな部分であるから、そのルール遵守を条例で強制させるのには慎重になるべきという議論はとても理解できる。

shinya @shinya_t4

9) しかし「ルールにはなっているが思想信条的に非常にセンシティブであるから、このルールは守らなくて良いです。」というメッセージと「公務員の職務においてルールであるのだから守るように」というメッセージ、市長の立場であれば、どちらを発信するだろうか。まあ二者択一ではないか。

shinya @shinya_t4

10) いずれにせよこの議論は、思想信条的に非常にセンシティブな部分であるから、そのルール遵守を条例で強制させるのには慎重になるべきという議論はとても理解できるが、教員の服務規律を考えると難しいなと感じ、正直どう自分なら考えるか、悩む議論だった。まあ感想としては大筋そんな感じ。