やらなきゃゼロだった。冬物家電PJリーダーの見た「ふんばろう東日本」
- yasutoshijp
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でも正直、その毛布はまだない・・・。まとまった数を調達する必要があった。某所の余剰物資に目をつけていた。倉庫いっぱいに支援物資が残存しており、 ボランティア団体に配布していた。毛布も何度か手配していて、受け取った現場の反応も上々だったので、それを"選外"の毛布にしようと考えた。
2012-02-17 12:08:04[補足]
でも、一次格納場所がない・・。仙台の支部長に相談し、無理を言って、以前に同毛布を置かせてもらった倉庫を再度手配してもらった。「前回(700枚)の2倍(1400枚)くらいの量なら受け取れるよ」。「ありがとうございます!」。感謝しつつ、僕は、こっそり3倍(2,100枚)を手配した。
しかしやってきた毛布は「以前の毛布」ではなかった。自衛隊毛布。深緑色でゴワゴワ、だけど分厚い。「野営毛布」だ。使い道はあるだろうが、これを「家電の代わり」に宅配で送るのはあり得ない。のちに研究室に送ってもらって確認したが、30年前1980年のタグが付いていた(クリーニング済み♪)
2012-02-17 12:16:08"3倍も手配しちゃったのに。。出荷元に引き取り依頼したが「ノークレームノーリターン」で話進まず。これらは、現地チームの方々の尽力で、直接配布し、なんとか捌けた(らしい)。実際の苦労は聞けてない。 先日も別の場所の話で、あのとき自衛隊毛布を置いてもらってお世話になった、と初耳。"
2012-02-17 12:19:28[希望宅すべてに冬物家電を]
【希望宅すべてに冬物家電を】 申込が5000通を超えるころ(12月15日くらいかな)、自衛隊毛布も、毛布の調達も、家電資金も頭が痛かった。 申込書には、手紙が添えられているケースが多い。 まだ送ってもいないのに、「仮設以外も対象にしていただいてありがとうございます!」
2012-02-17 12:22:33「個人避難宅には、なんの支援もない。同じ被災者なのに・・。」(同様のお手紙は多い)わざわざ郵送申込をしてもらっているのに、「選外」にはできない。。 これは、手紙を読んだメンバの暗黙の認識だった。。
2012-02-17 12:23:48[マーシーリリーフ]
[マーシーリリーフ] その頃(12/15くらい)シンガポールのNGOの「マーシーリリーフ」から、仙台支部長経由で、連絡をもらった。「布団か毛布の支援を考えている(約五千枚)」 毛布はめちゃくちゃ欲しかったから、その夜にシンガポールの担当の小林さんとSkypeで話した。
2012-02-17 19:00:02その二日後に東京に1日だけ来られるそうなので、夕方早稲田に来てもらうことにした。 西條さんはデフォルト所在不明なので、いたらいいな、くらいで。 当日タイミング良く、西條さん含め研究室で話ができた。そして、超ピークだった入力チームの作業も見学してもらうことができた。
2012-02-17 19:30:02シンガポールから連絡もらってから、わずか2日(3日かも)。 どんな案件でもうまくいくときはスーっといくし、うまくいかない場合は粘ってもダメなケースが多い。縁みたいなものをよく感じる。 家電は全世帯に、と決めていたが、最終申込数が読めないので毛布は絶対必要だった。
2012-02-17 20:00:03やっぱりみんな何かしたいと思ってるんだ。 @saijotakeo: 『人を助けるすんごい仕組み』Amazon総合1位獲得!本当に皆様の応援のおかげです。引き続きツイッターやフェイスブックでの周知拡散、可能な範囲でのご支援を。→http://t.co/5j5Gzd4C
2012-02-17 20:23:05[資金の底が見えた・・]
[資金の乱高下]12/15 これまで冬物家電の支出管理、出荷管理は、自前のエクセルで頑張っていた・・。 会計班から日々通帳の入金額を連携してもらい、何台発注して、何台出荷指示したか、など。 正直、ひとりで管理していた。今だから言うけどちょくちょく数字に自信がないときがあった。
2012-02-17 21:00:05この時、僕の出荷ベースの試算と会計チームの支出ベースの試算で食い違いが出た。 会計チーム試算の方が使える金額が多い。多い分には、よかった・・。と思ったけど、会計の亜美ちゃん(仮)が引き算と足し算を間違えていた・・。ECサイト、振込など、入口が多くかつ、paypalが複雑だった。
2012-02-17 21:30:05その話を、研究室で笑い飛ばしていた時、たまたま西條さんもいた。 現状で、「1000万は足りません」(当時申込数7000くらい)と伝えた。 「何とかする、任せとけ」。どこに根拠があるのかまったくわからない。。いや、アテはあって本人曰く「確度高い!」と言っていたが眉唾だと思っていた。
2012-02-17 21:35:02※注
笑うしかなかったんです。
その夜(か翌夜)、西條さんから着信があった。折り返すと、めずらしくテンションが高かった。「いっぽんいけましたよー。有難い!」。確度が高い方は即日は難で、別に会社社長さんが1000万円の支援をきめて頂いた。生き返った気がした。恐るべし辻褄力。
2012-02-17 22:00:09資金面は息を吹き返した。が、2日後には申込は8000、8500件と上がり再び資金不足。 申込受付は12/14{水)締切だったが入力作業があり数字が出るまで、数日ラグがあったし(にしても超高速)、締切後もペースは落ちたが申込みは続いていた。「14日消印有効」なんて言う気もない。
2012-02-17 22:05:02でも、あまりにお金がなかった・・・。最後は、会計的な都合などで、12月頭で止めていたECサイト復活を西條さんが決断。西條ツイートで必死に呼びかけて、多くの方の共感を得て、クリスマスまでのほんの数日で、1万世帯分を賄う目途がついた。ツイッターの拡散力、皆さんの思いは偉大だった・・・
2012-02-17 22:30:07西條さんには、品切れだけは気をつけよう、と言われていた。そりゃそう。でも、お金がないんだから発注できない。一か八か発注することもできるけど、そんな勇気は僕にはない。普段、安楽亭で焼き肉だって注文できない。→クリスマス時期にふたたびカーペット/こたつを数千単位で購入することになる。
2012-02-17 22:35:02[こたつが足りない・・]
このとき(イブだったか?)、入力データと付き合わせると、こたつが2000台以上が不足していた。もう、品薄で手に入らない。。さすがに、年内発送はダメか・・・。ヤケ気味に、朝、フェイスブックFumbaro_allにコタツ2100台探してます。助けて。と書いてみた。
2012-02-17 22:50:02