【amazon.co.jp】バラストタンクさんの傑作レビュー集

バラストタンクさんのプロフィールはこちら http://www.amazon.co.jp/gp/pdp/profile/A179C2VMOUHGA8/ref=cm_aya_pdp_profile 航空戦史モノがお好きな方らしく、どのゲーム・書籍のレビューも興味を惹かれる内容になっている
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04好きも5好きも最後までやれよ
低い評価をつけている人は、恐らく低い難易度でしかプレイしてないのだろう。5もそうだが、エースでプレイしてこそ本来のエースコンバットが感じられると思う。
運良くこのレビューを買う前に見れた人は、プレイする際は出来るだけ高い難易度でプレイする事をお勧めする。その方がゲーム、ストーリーに没入できるからだ。

どういう事かといえば、基本的にプレイヤーが伝説的なエースパイロットとして持ち上げられるエースコンバットシリーズであるからして、弱い敵機を落としただけで持ち上げられるのは違和感があるのが当然。ストーリーも同様である。
また、敵エース部隊の機動が前作までの機動よりも大幅に鋭くなっており、高難易度でプレイすれば最終戦、SPミッションにも負けないボリュームである。また、撃墜した敵ネームド機を眺められるアサルトレコードによって、敵エース部隊の敵としての存在感をさらに増している。
さらに、エースでプレイしないと出現しないイベントやら敵機があるので、5との繋がりを意識したい人、04を思い出したい人は是非ともエースまでプレイすべきである。
灰色の男達、
フッケバイン、
ハートブレイクワン、
メビウス1、
黄色の13。
彼等と飛びたいならエースしかない!


究極且つ最高のエース
タイトルに嘘はない。なぜなら、難易度エースをクリアして初めて、至高のエースコンバット5を体感できるからである。
イージーからエキスパートまでは他のエースコンバットシリーズのように一匹狼な感覚であるが、エースは違う。

寮機の働きが段違いであり、また、寮機の援護無しではミッションクリアはかなり難しく、寮機との連携は必須である。
その状況下で寮機から飛ぶ無線、ミッションとミッションの間に挿入されるストーリーによって、一匹狼ではなく一つの編隊として、より深く世界観に没入できる。
また、他のゲームだと隠し要素を出すために苦痛な作業を伴う事が多いが、その点ではこのゲームはバランスがよくとれている。
するに、何度やっても飽きないストーリーとバランスよく考えられた隠し機体がかなりの高レベルで親和しているのである。

強いて気になる点を挙げるとすれば、ミッション18以降の展開が煮詰め切れてない点である。
前半からの流れを切らさずに、もう少し登場人物を丁寧に扱って欲しかった。


平和ボケの何たるか
戦争を両面的に描いた問題作。根幹にあるのは結局人間なんだ、という大前提ながら受け流されがちな事実を浮かび上がらせている。


恋空コンバット
恋空共和国国防空軍第37戦闘戦術飛行隊「プレグナントスイーツ隊」の隊長「ミカ」による、近接航空支援の指南書。 プレグナントスイーツ隊は、先の第3次西岸戦争で膨大な戦果を上げたエース部隊である。


スイーツ1、交戦
恋空共和国国防空軍第5航空師団第37戦闘戦術飛行隊「プレグナントスイーツ」1番機「ミカ」を取り上げている本書。先の大戦当時の好敵手である夫卓王室空軍第118戦闘飛行隊「スクリーミンギコキャット」1番機「やらない夫」の証言もあり、伝説的エースパイロット「ミカ」を多方面から掘り下げている。


第37戦術戦闘飛行隊
「第37戦術戦闘飛行隊シリーズ」の美嘉先生の傑作。サンナナ飛行隊、通称「プレグナントスイーツ」の設立の過程を描いた今作。南北冷戦の独特の湿った世界観を効果的に描いており、セピア色の物語への引き込みが秀逸である。 読後には思わず美嘉大佐に敬礼してしまう。


恋空コンバット ~The war of sweets~
恋空共和国国防空軍第1飛行教導隊所属の田原美嘉大佐(TACネーム、スイーツワン)と新人パイロット ヒロ少尉(TACネーム、ナダカシ)の、先の大戦当時の活躍を追ったノンフィクションドキュメントである。常に強く在らねばならない教導隊パイロットとして葛藤する美嘉大佐と、まだ現実の戦争を知らない新人パイロットヒロ少尉の成長を効果的に描いており、戦争という大局的な場面の片隅で行われる人間の営みを垣間見る事ができる。それに加え、戦争に於ける人々の心の揺れの描写も秀逸であり、単なる戦争映画では収まらない出来具合である。


君空コンバット
恋空共和国連邦国防空軍第5航空師団第37戦闘戦術飛行隊スイーツ隊一番機「ミカ」と二番機「ヒロ」の、2005年に勃発した第四次君空戦争での英雄的活躍を描いたノンフィクション。 多くの作戦で官制を担当したAWACSの士官と、首都開放戦で共闘したパイロット達の証言もあり、戦史物としても評価が高い。


第37戦術戦闘飛行隊
「第37戦術戦闘飛行隊シリーズ」の美嘉先生による、サンナナ飛行隊シリーズスピンオフ作品。今作ではそれまでのサンナナ飛行隊シリーズのような人間描写より、アクション性を重視したアクション小説となっている。サンナナ飛行隊視点での空戦ではなく、味方戦闘機、敵性戦闘機から見たサンナナ飛行隊「プレグナントスイーツ」の空戦小説ともいえる。 美嘉先生独特の横書き文章がより一層魅力を発揮しており、読みながら思わず体が傾いてしまう。


サンナナ飛行隊シリーズ最新
「第37戦術戦闘飛行隊シリーズ」の美嘉先生の最新作。今作はサンナナ飛行隊2番機ヒロ少尉に焦点を当てている。南北冷戦時代の子供がいったい何を見、何を想い、何を目指して空軍パイロットになったのか。戦争物語では収まりきらない中身である。


ace combat ~Theスイーツwar~
2010年9月23日、美嘉公国領内スターツ島空軍基地に対して国籍不明機による大規模爆撃が実施された。これによりスターツ島空軍基地はほぼ壊滅。本土から派遣されていたミカ大尉率いる第37戦術戦闘飛行隊、通称「プレグナントスイーツ」もミカ大尉と2番機パイロット ヒロ少尉を残して壊滅。先の爆撃機編隊は隣国 恋空共和国所属と判明したが既に遅く、本土北部の山岳地帯を除き恋空共和国の軍政下に置かれてしまう。美嘉公国の絶対的な劣勢の中、軍司令部は同盟国である君空連邦との連合作戦に全てを賭ける事になる。 そんな泥沼状態の中でのプレグナントスイーツ隊の英雄的活躍を描いた戦争シュミレーション。


戦国航空自衛隊
時は戦国、15世紀後半から16世紀終わりまで続く乱戦の時代。タイムマシンを開発した足利義政は銀閣寺に航空自衛隊の百里基地を移転させ、航空自衛隊の戦力でもって天下統一を成し遂げてしまう。 そんなアナーキーな中で、油売り商人 斎藤道三も遅れてタイムマシンの開発に成功し、足利義政によって奪われた稲葉山城を奪回する為、小松基地を移転させてしまう。 ここに、天下を揺るがす大空戦が幕を開ける!