2012/02/22 大阪市会民生保健委員会 被災地がれき受入
【大阪市民生保健委員会】維新・田辺信広議員「ただ、これまでの政府、環境省の説明では、先ほどの資料で説明しましたように、どうもこの辺が不足している気がします。今般の陳情の中に、岩手県在住の方からの大阪での受け入れ反対意見もございました。」
2012-02-22 23:38:47維新・田辺議員「岩手県陸前高田市の市長が、現地処理を最優先すべきだと述べられている。インターネットにも出てますし、私もこの陸前高田市長の書かれた本を購入して読みました。ただこれがいつの時点かわからないんですが、現地でがれき専門のプラントをつくりたいと陸前高田市長は述べられてます」
2012-02-22 23:40:14【大阪市民生保健委員会】維新・田辺議員「この辺を見ると、広域処理を望んでいるのは、実は被災地ではなく、政府、環境省の都合によるものではないのかなという疑念も生じ得るところでございます。」ぱちぱち
2012-02-22 23:41:38維新・田辺議員「環境省では平成26年3月までに全量処分するという目標を掲げていますが、広域処理で全国の自治体で受け入れ、結局長い年月かかってしまいましたであれば、リスク意識を乗り越えて受け入れたとしても、広域処理の意義がちょっと少ないんじゃないのかなと思うんですね。その効果と。」
2012-02-22 23:47:58【大阪市民生保健委員会】維新・田辺信広議員「今後本市において受け入れ検討するに当たっては、安全性の検証というのは徹底していただくのはもちろんなんですけれども」
2012-02-22 23:49:23維新・田辺信広議員「あわせてこの広域処理することによって、その意義といいますか、がれきの処理が何年短縮されるのかとか、それ以外の復興への効果についても、ここをあわせて環境省に要望するなり、確認、検証していただきたいなというふうに思うところでございます。」田辺議員終わり
2012-02-22 23:50:41島田まり議員、22件陳情。重く考えるべき。陳情から、関東の野菜が海外から輸入禁止になっている。政府の言う数字が信じられなくて当然である。
2012-02-22 15:26:11大阪市会、すばらしい!本当の私たちの代表です、議員のみなさん、こんなに資料をあつめ、勉強していただいてありがとうございます!
2012-02-22 15:29:52【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「原発事故後の、これまでの政府や東電の対応や発表を考えますと、発表されるさまざまな数値や基準をとても信用することができないというふうに思うのは、ごく自然の感覚だというふうに思われます。」
2012-02-23 00:02:05【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「東京から大阪や京都への転居を余儀なくされた方々の切実な訴えは胸に迫るものがありますし、幼い子供さんのいるご家庭のご心配も筆舌に尽くせぬものがあると思います。」
2012-02-23 00:02:40【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「広域処理に伴うリスクの分散は、そのリスクがしっかりと解決されない状況下では多くの国民の不安を増幅し、日本中の食品の輸入停止や海外からの観光客の激減など、さまざまな大きな問題を発生してしまいかねません」
2012-02-23 00:03:50【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「そういう意味からも、広域処理においては、ひとかけらの不安材料も残してはならないと強く思います。」
2012-02-23 00:04:26【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「昨年12月に、東京二十三区清掃一部事務組合で、被災地である宮城県女川町の災害廃棄物の試験焼却が行われており、本年1月末に試験焼却の結果が公表されております。」
2012-02-23 00:05:35公明・島田まり議員「公表されましたこの試験測定結果の概要ということで、この試験は、大田清掃工場と品川清掃工場で行われております。大田清掃工場を例にとると、12月13日から14日にかけて行われており、放射能濃度については、排ガス、主灰及び飛灰等について測定を行っています。」
2012-02-23 00:06:32公明・島田まり議員「放射能については焼いてもなくならないので、焼却炉に入った放射性物質がどこで捕捉されているのか、最終的にどこに集まっているのかを把握することが放射能の安全管理上重要であると考え、大田清掃工場の試験結果をもとに放射能の物質収支を試算してみました。」これはっ…?
2012-02-23 00:08:17【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「お配りしました資料の左側中段の表にストックヤードとございますが、災害廃棄物の放射能濃度は71ベクレル/Kgとなっています。物質収支を試算する際の入口側である廃棄物の放射能濃度はこの71ベクレル/Kgと仮定して試算を行いました。」
2012-02-23 00:09:06【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「これは、試験焼却時と通常時の飛灰の放射能濃度を比較すると大差がないことから、東京二十三区清掃一部事務組合の通常時のごみの放射能濃度と災害廃棄物の放射能濃度が同程度であると仮定したものでございます。」
2012-02-23 00:10:08【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「また、出口側の放射能濃度については大田清掃工場の放射能濃度の欄をごらんいただくと、排ガスがNDと不検出となっており、主灰が99ベクレル/Kg、飛灰が2,440ベクレル/Kg、飛灰処理汚泥が1,537ベクレル/Kgとなっております。」
2012-02-23 00:11:17【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「このデータによりますと、物質収支の試算の結果は、焼却炉に投入された放射性物質のうち、約36%が行先不明になるとの結果となりました。真ん中当たりを見ていただいたら、その数字が出てくると思います。」
2012-02-23 00:12:12【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「この約36%の放射性物質の行先としては、排ガスへ移行しているか、もしくは焼却炉などの設備に残留していることが考えられると思います。」
2012-02-23 00:12:51【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「排ガスについて考えてみますと、排ガスの放射能濃度の欄をごらんいただくと、検出限界値が0.97ベクレル/㎥となっており、この値を最大値と見積もって試算してみたところ、約11%が煙突から排出されている可能性が否定できない結果となりました」
2012-02-23 00:13:40【大阪市民生保健委員会】公明・島田まり議員「今回、このようにたくさんの陳情書が寄せられておりまして、市民からの不安の声もたくさん届いております。やはり放射能についてのリスクがきちんと回避されない限りは、受け入れすることはできないと考えます」
2012-02-23 00:14:48