【東電からのメール】２号機原子炉圧力容器温度上昇 2012年2月12日

【速報】（東京電力からのメール）１）２号機原子炉圧力容器下部温度については、現在、傾向監視を行っているが、若干の温度上昇が見られたため、原子炉への注水量の増加操作を実施。（続

2012-02-12 05:39:22

【速報】２）＜原子炉注水量変更操作実績＞２月11日午後10時45分、給水系配管からの注水量を、約6.8[m3/h]から約7.8[m3/h]へ増加。※炉心スプレイ系配管からの注水量は、約6.8［m3/h］で変更なし。合計、約14.6［m3/h］で原子炉へ注水中。（続

2012-02-12 05:40:38

【速報】３)○２号機原子炉圧力容器下部温度は下記・２月11日午後５時：69.5℃・２月11日午後６時：71.2℃・２月11日午後７時：71.1℃・２月11日午後８時：70.9℃・２月11日午後９時：73.3℃・２月11日午後10時：72.5℃・２月11日午後11時：74.9℃(続

2012-02-12 05:43:19

【速報】４）○なお、その他２地点の２号機原子炉圧力容器下部温度については、約35℃近傍で推移。○引き続き、原子炉圧力容器下部温度の傾向を監視していく。（以上、東京電力からのメール）

2012-02-12 05:44:19

【速報】１）２号機原子炉圧力容器下部温度については現在、傾向監視を行っているが、当該温度指示値が80℃を超えて82℃であることを確認したため、本日（２月12日）午後２時20分、保安規定に定める運転上の制限(＊)である「原子炉圧力容器下部温度80℃以下」を満足していないと判断。（続

2012-02-12 16:40:09

【速報】２）今後の対応としては、注水量増加操作を継続実施。○２号機原子炉圧力容器下部温度は上昇したものの、注水量増加により、他の部位の温度計指示値の推移等、総合的には原子炉の冷却は維持されているものと判断。（続

2012-02-12 16:41:58

【速報】３）午後３時までの２号機原子炉圧力容器下部温度・２月12日午前11時：75.4℃・２月12日午後０時：79.1℃・２月12日午後１時：77.6℃・２月12日午後２時：78.5℃・２月12日午後３時：79.2℃※原子炉圧力容器の下部温度は他２地点は約35℃近傍で推移（続

2012-02-12 16:45:44

【速報】４）○また、本日(２月12日)実施した２号機原子炉格納容器ガスサンプリングにおいて、キセノン135は検出されておらず、未臨界であることは確認。○今後も引き続き、原子炉圧力容器下部温度の傾向を監視。○本件について、本日午後５時（目途）より本店および福島において説明。（続

2012-02-12 16:48:15

【速報】５）＊運転上の制限：原子炉施設保安規定では、原子炉の運転に関する多重の安全機能の確保及び原子力発電所の安定状態の維持のために必要な動作可能機器等の台数や遵守すべき温度・圧力などの制限が定められており、これを運転上の制限という。（続

2012-02-12 16:49:33

【速報】６）保安規定に定められている機器等に不具合が生じ、一時的に運転上の制限を満足しない状態が発生した場合は、要求される措置に基づき対応することになっている。（以上、東京電力からのメール）

2012-02-12 16:50:06