- kamawanujp
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「私は数学なんかして人類にどういう利益があるのだと問う人に対しては、スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことだと答えてきた。」(岡潔「春宵十話」) シビレル…
2012-01-17 17:28:27「やたら髭が伸びる、鼻毛が伸びる、加齢臭がする、節々が痛い、足がむず痒い。ニューヨーク14番街で彼は一目も置かれぬ凡人だった」フィッツカマルド『加齢なるギャッツビー』
2012-01-24 09:06:09円城塔を読む前に、伊藤計劃だらう。と、いふことで「虐殺器官」を購ふ。果たしてサイバーパンク臭のするSFを読み来れるのだらうか。かまわぬ38歳の冬である。
2012-02-01 20:37:45ああ。京急のインバアタア音がわたくしに問ふ。お前は何をしてきたのだと。走り出せ下総台地へ。わたくしは狭い大江戸線車両でさう独りごちるのであつた。(大門で乗り換へたんですね)
2012-02-08 20:26:56京成の警報音が倍速に変わるころ。キリギリスは病んだ。京成小岩からJR小岩へは遠い。津田沼はなお遠い。乗り換えるなら船橋だ。通勤快速は100km/hでトタン色の沿線は黙殺された。
2012-02-08 20:36:42昨晩は芥川賞ニ作掲載の文藝春秋を読もうとして、別特集の倉本聰の寄稿文とかに足を取られ、選評で睡魔に襲われたんだった。川上弘美は流石だなとか思いながら。
2012-02-15 09:39:41バフチンッ! ミハイル・ミハイロビッチ・バフチン(Михаил Михайлович Бахти́н , 1895年11月17日 - 1975年3月7日)は、ソビエト連邦(ロシア)の思想家、文芸理論家。 #くしゃみっぽい言葉
2012-02-15 12:42:50ハックチョウ! 正宗 白鳥(まさむね はくちょう、男性、1879年(明治12年)3月3日 - 1962年(昭和37年)10月28日)は、明治~昭和期の小説家、劇作家、文学評論家。 #くしゃみっぽい言葉
2012-02-15 12:45:06宮本輝に「五千回の生死」という短編で「一日に五千回死にとうなったり、生きとうなったりする」という台詞があるのですが、あてくしは「一日に編集者を五千回辞めたくなったり」します(笑)
2012-02-15 17:41:54日本近現代には多くの小説家がいるが、梅崎春生は、自分の中でも特別な位置にある。声高ではない、暴力などでは決してない。本当の狂気というのはまさにコレではと思う。紗のかかった風景に垣間見える朴訥な風情、駄目な感じがどうにも忘れられない http://t.co/qxxJNMMj
2012-02-16 17:56:45漱石、鷗外な、担当教授に筒井康隆を理解してもらうには、安吾の力が必要だったのです。安吾以外に「文学の中の笑い」を語った大家も居ず…。そしてそれは成功しました。
2012-02-17 08:56:13檀一雄「火宅の人」最終章「きりぎりす」は病院での死の淵での口述筆記。だのに舞台が能古島でも、ポルトガルのサンタクルスでもなく、東京神楽坂の安ホテルなのがカッコいい。ふとそう思った。
2012-03-03 00:30:30ランチメイトの先輩と「虐殺器官」の話。「そりゃそうなんだが311以前の話だなと」。ほぼ同時に読み始めたのに、すいません安部公房にうつつをぬかしてました(笑)
2012-03-09 21:28:42最後のKの連続がイイね(笑) RT @chaoszap RT @tily: 長い小説をソートしたらどうなるかなと思って「こころ」でやってみた https://t.co/UOj0okln
2012-03-10 20:55:23田辺茂一「夜の市長」を読んでいるんだが、四千人斬りの話しの中で、江戸川乱歩と阿部定をめぐるエピソードが出てくる。こんな爽やかな青空の下で読む話ではないし、つぶやく話でもない。
2012-03-13 10:11:18「国境の南、太陽の西」って、不倫。または不倫願望をファンタジーに昇華した小説だと思うのだか。村上春樹の奥さんは怒らないのだろうか。と、本気で心配になったことがある。
2012-03-14 14:34:26ドストエフスキー。大陸。荒野。暴力。流浪。共謀。凍え。飢え。行先。韜晦。安部公房「けものたちは故郷をめざす」を読んでいる。
2012-03-15 21:04:12