河内社長と長澤社長の物語

Coguma @coguma11

河内社長の物語①昔むかしあるところに、河内社長というHNのネット右翼がいました。彼は自分の言説に意を唱えたものなどに対して「売国奴」などと罵り、とある女性にも2年間に渡りネットストーキングを続けていました。

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河内社長の物語②さてある日河内社長は、韓国人スケーターのキム・ヨナ選手が好成績をおさめた大会のニュース日記で、「島根の漁民を大量に虐殺した国の選手は許しておけない」と怒りをあらわにし、友人たちと盛り上がっていました。

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河内社長の物語③それをたまたま見かけて驚いたリチャードさんは、「大量虐殺という史実が確認できないのですが、ソースはどこですか？」と丁寧に聞きました。しかし河内社長は、「ググレカス」「お前も在日か、この売国奴め」などと憤り、リチャードさんの日記を連日荒らしまわるようになりました。

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河内社長の物語④河内社長の攻撃は続きます。リチャードさんの過去の日記などをくまなく調べた社長は、そこで彼の仕事の作品紹介などから、以前に在籍していた会社名やクライアントを調べ上げ、そこに次々と電話しては「リチャードさんに仕事を依頼したいので連絡先を」などとうそぶきました。

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河内社長の物語⑤社長はリチャードさんの年齢や家族などの個人情報を求めていましたが、さすがにそこまでは得られなかったので、よそで得た個人情報に適当に捏造を加え、リチャードさんが詐欺を働いたりストーカーをしていたと、あるSNSの中で100箇所以上に投稿しました。

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河内社長の物語⑥それらの行為は明らかにSNSの規約違反であり、河内社長は強制退会処分を受けました。一週間後、社長は別のアカウントで復活しますが、登録できなかった期間に、自分が運営していた政治コミュニティの管理権を失ったことで、新管理人と、リチャードさんを強く恨むようになりました。

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河内社長の物語⑦退会処分を受けた翌日から、今度は巨大掲示板で、社長のリチャードさんや新管理人などへの激しい攻撃が始まりました。もちろん掲示板の書き手は匿名ですが、SNSで書き込まれた誹謗中傷と完全に同じ内容でした。

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河内社長の物語⑧マッドリチャードという名前はあるミュージシャンの異名であるため、その名前を好んでHNに使う人も存在します。しかし音楽に疎かった社長はそれが知らず、モバオクなどに同じ名前で登録していた人をリチャードさんと勘違いし、空入札や低評価などの嫌がらせを行いました。

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河内社長の物語⑨社長の粘着は約2年以上に及びましたが、さすがに飽きたのか最近ではその影はみえません。しかし、これらの情報が何の信憑性もないにもかかわらず、それを武器にリチャードさんを攻撃する人は後を立ちません。世の中には、小さな河内社長たちが、たくさんいるのでした（おわり）

りーん @lean_booster

２ちゃんの誹謗中傷ネタはねえ、解析簡単なんすよ～。コピペが連投され、それ以外の書き込みが極端に少ないものは、まず何らかの「悪意」を見るべき。第三者の検証や意見が少ないものは私闘であり、その言説はバイアスが掛かってると見るべき。それを持ち出す人はリテラシー低いので信用しちゃダメ。

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長澤社長の物語①昔むかし、あるところに長澤社長というデザイン事務所の社長がおりました。長澤社長はリチャードさんと直接の顔見知りではありませんでしたが、同じ業界ということもあって、SNSの中で時々やり取りをする仲でした。

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長澤社長の物語②長澤社長には既にいくつかの著作や編著があり、文筆家を自認していましたが、リチャードさんに対して「君の文章を読んでいると、自信がなくなってなんだか日記も書けなくなってきた」などと打ち明けるなど、リチャードさんのことを羨んでいるような発言が時折みられていました。

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長澤社長の物語③長澤社長は、自分の会社の社員複数に命じて、SNSやアマゾンのレビューで自著や自社出版書籍をべた褒めさせるという、今でいう「ステマ」を繰り返していましたが、あまり大手の事務所ではないこともあって、そのことに注目する人はほとんどいませんでした。

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長澤社長物語④ある日、リチャードさんは見覚えのない人に突然横槍を入れられ絡まれました。不審に思い、その人のプロフを見に行こうとすると既にブロックされていました。ますます不審に思ったリチャードさんは、友人に頼んでその人のページを見せてもらったところ、正体は明らかに長澤社長でした。

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長澤社長物語⑤他にも複数ある社長の別アカウントを発見したリチャードさんは、「別アカウントで私に絡むとは何事か」と、問い正しました。社長ははじめ「複数アカウントなど持っておらん！」と顔を赤くして否定しましたが、その後「自分との対話のためにつくったんだ！」と言い訳をはじめました。

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長澤社長物語⑥その後、部下の社員たちが一晩中かわるがわるリチャードさんの日記などを巡回し荒らす行為が続きました。なんというブラック会社でしょう！しかし、別アカウントを使いわけての馴れ合いコメントや、恥ずかしいポエム投稿までを見つけられた長澤社長は敗北し、自らSNSを退会しました。

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長澤社長物語⑦しかしその頃から、巨大掲示板に「私はリチャードさんにストーカーされた」と主張する、Vienna さんという人の書き込みがみられるようになりました。マイミクわずか5名、長澤社長及びその社員たち4名というアカウントのこの女性の正体は、どうみても社長本人と思われました。

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長澤社長物語⑧自身は退会したにも関わらず、viennaなどという女性アカウントで卑劣な反撃を繰り返してくる社長にリチャードさんは我慢ならず、そのことを共通の知人などに説明しましたが、リチャードさんの友人は誰も彼が女性にストーカーしているなどという虚偽を間に受けてはいませんでした。

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長澤社長物語⑨一年後、いつのまにか別アカウントで復活していた社長からリチャードさんにメッセージが届きました。「viennaは私ではない！私の妹だ！」リチャードさんは訳がわかりませんでした。社長に妹がいるという話も聞いたことがありませんでしたし、妹から攻撃される理由もないからです。

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長澤社長物語➉ その後、結局社長に妹などいないことがわかりました。すべては社長の自作自演だったのです。巨大掲示板の「ストーカー扱い」についても、いまだ謝罪はありません。社長の会社の所在地はわかっていますが、リチャードさんはそんな人には関わらず前に進むことにしたのでした（おわり）