「ラストエグザイル 銀翼のファム」を見終えて
「ラストエグザイル 銀翼のファム」見た。グランエグザイルが長くはもたないとわかっていたのなら、ルスキニアはどうやって目的を達成するつもりだったんだろ。事態が大規模な艦隊戦になってしまうと、主人公であるはずのファムの影が薄くなってしまっていたのは残念なところ。
2012-03-24 03:29:43いや、「あらずじ」はこれで良かったと思うよ。でもさ、その中で必至こいて生きたり死んだり努力したり挫折したり熟慮したり暴走しちゃったりする人たちが全然見えて来なかったのが不満。具体的にはグラキエスのディアン。国が滅びて亡命先で義勇兵的な働きなんてWWII時のチェコやポーランドの飛行
2012-03-24 03:31:29(つづき)物語の構造としては、ルスキニアの覚悟の重さとつりあうだけの何かを、ファムは持っていなければならなかったと思う。空疎なお題目ではない、明確で具体的な平和のイメージ。本当は、グランレースがそれになるはずだったのだと思う。
2012-03-24 03:33:22@masube 世界を一つにまとめる為に「世界の敵」になって死ぬ積りだったのでしょう。ここ何週かのルスキニアノ表情で、そう解釈してました。あとは、提督への遺言も。 (宇宙人が攻めてきて対抗するために地球連邦成立。と同じ理屈です)
2012-03-24 03:35:59(つづき)ましてや、過去回想でまさにそのグランレースでファラフナーズが暗殺されたことが描かれているのだし。ファムにとってのグランレースが、子供っぽい憧れを超えて、己の信念の核になるチャンスはあったはずなのだ。
2012-03-24 03:38:34(つづき)あるいは、ファムではなくミリアがルスキニアと対峙するポジションでもよかったと思う。ルスキニアとの因縁は、姉の存在によってファムよりよほど深いわけだし。ミリアがその役を担ってくれれば、ファムももっといい意味での単純バカとしてパワフルなキャラになったのではないかと思う。
2012-03-24 03:42:54「個人」の感情が緻密に描けていない点には同意です。ただ、冒頭に古い本を開く演出が有るので、神話や昔話みたいに思えて、そういう点がやや気になり辛くなって居るかも知れない。(私の個人的な特性?)
2012-03-24 03:43:54(つづき)などと書いてはみたが、常に主人公の行動が事態を動かすきっかけとなる、そういうタイプの作品ではなかった気もしてきた。物語を語る視点は俯瞰的だったと思うし。自分の好みで語りすぎてるな。
2012-03-24 03:51:49「クラウディア機関」の時点で自分にとっては「お伽話」と言うか。そういう意味では余りこだわって観ていないヒトだったのかも知れない…。
2012-03-24 03:55:09@r_sugai なるほど納得です。あれ? でも、地球は現在の人口を養えないので人の数を減らさなければ、という話はどうなったんでしたっけ? なんだか教えてちゃん状態で申し訳ありません。
2012-03-24 03:57:46@takepom グラキエスも一国丸ごとなくなってましたっけ。でも、人口調節を本気でやるなら、今いる人間を減らすだけじゃなくて、増え過ぎないための仕組みが要りますよね。あるいは、一人残らず地球から一掃するか(外宇宙に出るでも可)。
2012-03-24 04:08:21@masube はからずも(?)国が幾つか消えて人口も減ってしまいましたが…細かい部分までは判りません、想像するしか。まぁ実際には養えなければ勝手に飢餓で人口は減るんですけどね(ヒドイ言い草)
2012-03-24 04:08:28