ふじおか義英長野県議員の被災地視察まとめ

対立しているのは、ごく一部ではないかと思います。
反対派は、政治家や各自治体等の機関に対して、意見・要請
反対の声を届けています。
推進派の「個人」攻撃をしている人は、ごく稀だと思います。
しかし、推進派の大半は、感情論で批判し、反対派の人格までを罵倒しています。
しかも、「絆」や「分かち合おう」という言葉を使っているにも拘わらず
同じ日本人である反対派を傷つける事には平気です。

勿論、危険を承知の上で賛成している方も居られると思います。
また、政府の発言やメディアの誘導報道を真に受けて、
安全だったら引き受けるべきという方も多いかと思います。

でも、賛成か反対かを判断する前に

• なぜ、反対しているのか？
• 事故後に変更した基準が、本当に安全なのか？
• 原発のある福島県以外の岩手県や宮城県は、本当に汚染されていないのか？
• 空間線量計で測定して安全性が確保されるのか？
• 瓦礫を焼却する方法しかないのか？
• 広域処理での莫大な運輸費、広報費等に復興財源を費やすべきなのか？

一人一人が考える事はたくさんあります。
その上で、賛成されるのなら、個人の思想ですし、リスクを承知で判断されたなら
それはそれで、立派な判断かもしれません。
ただ、その判断を反対派に押しつけて、罵倒するのではなく
各機関に要請等する方向に切り替えて頂きたいと思います。

当然、反対派の方々も推進派個人を批判せず、各機関に要請すべきと思います。

長野県議員・ふじおか義英氏の視察内容をツイートしていただき心より感謝しています。

ちなみに、私は広域処理には断固反対です。
そして、被災地での焼却処理にも断固反対です。
南相馬市・桜井市長が去年5月から国や県に要望し続けてきた計画に
大賛成です。
「瓦礫と言われているものは、命が宿っていたものだし、
防潮堤や植林に利用する事で、その命を引き継き、再生したい」と
仰っていたように、防潮林や古墳などに、再生する事で
亡くなられた方の弔いになると思います。
そして、焼却する事により被災地の方々の被曝リスクも軽減されます。

岩手県と宮城県の状況の違い、また両県の各市町村での違い等の問題は、
多々あるかと思いますので、一律には無理かもしれません。
しかし、焼却処理を前提にする事、広域処理を前提にする事による
多大な問題に比べ
本来の復興、本来の支援に繋がるための問題なら、
全国の自治体からの専門家の知恵、技術者の派遣、支援金等でクリアできると思います。