元暗殺者さんとお笑い好き女子高生の様々な可能性について・その２

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@gaenmio_masou アンティラス隊、花見をしながらハンバーカーを百個食べる花見！ベ「あ、桜はあそこにあるから見たい人は見て」マ「桜はついでかよ！」ウ「後が怖いわね。体重計に乗るのが」ミ「一人十個でしょ。食べられるかな…」ガ「命令なら、食べるまでだ」ゲ「…」

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@gaenmio_masou 残り四人、割愛。ミ「うぷ。あたしもう限界」ベ「なんだい、まだ二個しか食べてないじゃないか」ミ「言いたくないけど子供体型なの！こんな高カロリーなもの十個も食べられるわけないじゃない！うぷ」ガ「少し食べ物から離れた方がいい」ミ「うん、そうする」

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@gaenmio_masou ミ「あ、ガエンさん。腹休めついでに桜見るから、ちょっと付き合って」ガ「あ、ああ。了解した」離席。ミ「わあ、近くで見ると綺麗だね！」ガ「そうだな」ミ「お腹、大丈夫？」ガ「腹自体は問題ない」ミ「でも、『命令なら』って割には全然乗り気じゃなかったでしょ」

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@gaenmio_masou ガ「お前には、いつも見破られる」ミ「まあね」ガ「最近、この服がキツくてな…」ミ「洗濯で縮んだとかじゃなくて？」ガ「新品でもキツくてな…」ミ「あら」ガ「最近、色々な食事に付き合わされていたからな」ミ「断っちゃえば良いのに」

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@gaenmio_masou ガ「『命令だ』と言われたら断れん。それが規則だ」ミ「そっかあ。辛いね」ガ「終身刑よりはずっとマシだ。現状には充足してるからな」ミ「ほう」ガ「なんただ、その顔は」ミ「これはいいツンデレね」ガ「お前は何を言っているんだ」

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@gaenmio_masou ミ「また良いもの見させてもらったなって。なんか、ガエンさんの意外な一面を独り占めしてるって感じ」ガ「そんなものを独り占めしてどうする」ミ「その『～してどうする』って言い方やめなよ。気分良くないよ。これは命令！」ガ「わかった。気を付ける」ミ「ふふっ」

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@gaenmio_masou ガ「なんだ？」ミ「いや。ガエンさんって面白いなって」ガ「意味がわからん」ミ「今はまだわからなくていいよ。さ、それよりお腹も落ち着いたし、そろそろ戻ろうか」ガ「そうだな」そして、会場へ。百個あったハンバーガーはなくなっていた。

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@gaenmio_masou ミ「え、まさか、全部食べたの！？」マ「そうだよ。お前らが全然戻ってこないからよ…うぷ」ミ「あはは、ごめん～」ガ「フッ」ミ「え？」ガ「…なんだ？」ミ「なんでもない」ベ「おや？お二人さん、なんか親密度上がってない？」ミ「え？気のせい気のせい」

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@gaenmio_masou こうして、ハンバーガーを百個食べながら花見という、謎の企画は、幕を閉じた。正直、ハンバーガーを百個食べたことによって得たものはあったのかどうかは謎だが、この企画は、ある二人の親密度を上げたのだった。マ「俺はもう、ハンバーガーなんか見たくもねぇ！！」

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@gaenmio_masou 今日の花見をテーマに、ガエミオぺろぺろしてみたけど、いかがだったでしょうか(笑)みんなもっとガエミオぺろぺろするといいよ。

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@gaenmio_masou 風邪引きガエンさんと看病ミオちゃん。…滅多な事じゃ体調崩すなんて無さそうですが。

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@gaenmio_masou コンコン。「ガエンさん、ごはんだよー」「…ミオ、か」「あーいいよ、無理に喋んなくて。はい、おじや作ってきたよ」「何…だ、これは」「食べやすいように、ごはんをお出汁で柔らかーく煮込んであるの。暖まるよー」「そう…か、済まない」

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@gaenmio_masou 「それはいいっこ無しだよ、おとっつあん」「…は？」「ああごめん、流して流して。はい、取り分けたよ。熱いから気をつけて」「…うむ、うまい、な」「ほんと!?良かったー、久々に作ったから正直どうなるかと」「…お前、料理出来たのか」「失礼ねっ！」「すまん」

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@gaenmio_masou 「おー、結構食べられたね。はい、お薬」「粉薬か…」「苦手なの？」「後味が苦い。うまく飲めない。嫌いだ」「我慢しなきゃ。早く治さなきゃいけないんだし」「…分かった」（何か…普段と違う？妙に子供っぽいというか、甘えん坊というか）

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@gaenmio_masou 「…」「ちゃんと飲めた？」「苦い」「はいはい、お水飲んで。そしたら水分と栄養補給にこれ」「…甘い」「ホットレモネードだよ」「これさえあれば薬など…」「駄目だってば、もっと初期ならそれでも良かっただろうけど。無理し過ぎるからだよ」「 …そうか」

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@gaenmio_masou 「…すまん」「あ、別に責めてる訳じゃ…もう、そんなに落ち込んだ顔しないでよ」「…」「…レモネード、お代わりいる？」「飲む」「速答!?ま、いーや。はい」「…これも、ミオの手作りか」「手作りって言っても、レモン絞って蜂蜜とお湯入れただけだよ？」

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@gaenmio_masou 「ああ。これが飲めるなら、風邪をひいた甲斐がある」「そんなに気に入った？それなら、風邪じゃなくても作るよ、簡単だし」「本当か…！」「うん、だからもう寝ようよ。汗出して熱下げよ」「了解した。それと」「ん？なに？」「またさっきの…オジヤが食べたい」

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@gaenmio_masou 「いいよ、また後で作ってくるね。…おやすみ」ちゅ。「！？」「ま、また何かあったら呼んでね。それじゃっ！」ぱたん。「…くそ、熱が上がったらどうしてくれる…」一方その頃。「ミオ、あなた顔が真っ赤よ。風邪、うつされたんじゃ」「あ、うん、多分大丈夫だから」

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@gaenmio_masou とりあえずこれにて。次回、ガエンさんのミオちゃん看病記にご注目下されば幸い。

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@gaenmio_masou 風邪引きミオちゃんと看病ガエンさんのお話。

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@gaenmio_masou 「ぶぇくしっ！」「ほら、やっぱり風邪だったじゃない」「…いやテュッティさん、アレは別件で」「38.4℃ね。まだ熱は高いけど、じきに薬も効いてくるわ。今日はゆっくり寝てなさいね。着替えとタオルも置いておくわ」「はぁーい。…そういえば、ガエンさんは？」

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@gaenmio_masou 「ガエン？もうすっかり元気よ。今はあなたの代わりに、定時哨戒に出ているわ」「ふーん…そっか」「ミオがしっかり寝て、起きる頃には戻ってくるわよ。顔を出すように伝言するわ」「そ、そこまではいいよ…顔も髪の毛もぐしゃぐしゃだし」「病人何だから当たり前よ」