神谷 純氏(@junkamiya)『SBヤマト』の感想から『世界名作劇場』へと…

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神谷純 @junkamiya

SBヤマト、公開以来久しぶりに観たけど、ちゃんと『ヤマト』していて面白いのになあ。突っ込みどころ多いっていっても、それは元々『ヤマトシリーズ』にあるもんだし、あえて『ヤマト映画』だから突っ込まれる方の選択肢を選んだって感じも受けるし。凄く『ヤマトイズム』を大事にした作品だよ。

2012-04-12 00:40:42
西川伸司@MASHBOX @MASH_nishikawa

@junkamiya そう思います。だから放送中は妙に擁護のツイートばかりしてしまいました(^^;)

2012-04-12 00:43:17
神谷純 @junkamiya

@MASH_nishikawa そうですよね!(^▽^;) あの映画、凄く『ヤマト愛』に満ちてますし、少ない選択肢の中から最大限に『ヤマト的なもの』を選んで作ってると思いました。

2012-04-12 00:44:59
神谷純 @junkamiya

SBヤマトに関して、自分が個人的に思う不満点は、ヤマトそのものへのフェティスズムとヒロイズムが希薄だったってことくらいです。

2012-04-12 00:43:34
西川伸司@MASHBOX @MASH_nishikawa

@junkamiya それも同じくですw 砲塔が回るだけでも燃えられるのがヤマトなのにってw

2012-04-12 00:44:55
神谷純 @junkamiya

@MASH_nishikawa あ、やっぱり(^▽^;) もうホントにそこだけは。せっかくあんだけモデリングしたんだから、もっとかっこいいとこいっぱい見せてよと(^▽^;)

2012-04-12 00:46:26
川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

@junkamiya アニメ的ヒロイズムの積み方は分かるけど、実写は同じ方法論だと特撮的方向になってしまうのがむつかしいのではないかと。

2012-04-12 00:48:52
川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

@junkamiya 特撮的方向って言葉は乱暴だけど、よりドラマから剥離するってなニュアンスかな。

2012-04-12 00:50:55
神谷純 @junkamiya

@itsuro_k 出来ればヤマト自体を、キャラとしてもうちょっと扱って欲しかったんですよ。映画版はキムタクが乗っている船という程度な淡白さだったんで。

2012-04-12 00:51:40
川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

@junkamiya なるほど、船としてのヒロイズムね。その表現は実写でも可能かもね。

2012-04-12 00:53:42
AL2202 @Alpher2202

@itsuro_k @junkamiya ヤマトには明らかにキャラクター性があります。何も完結編のように命があるとか自動操縦で地球に帰るとかでなくても、遙かイスカンダルを目指すその後ろ姿だけでも心に響くのはそのためだと思います。

2012-04-12 01:07:20
神谷純 @junkamiya

『宇宙戦艦ヤマト』って、実際テレビ向けの企画としてはよく出来ていて「14万8000光年の彼方への旅」ってだけでもう十分テレビ向き。「旅物」の醍醐味ってのは、その旅の道程の中、その都度のエピソードの積み重ねだから、これって逆に言うと映画に向かないんですよ。

2012-04-12 01:14:35
樫原 辰郎 @tatsu_kashi

@junkamiya 同意です。毎週テレビの前に座る事で、視聴者の中に積み重なる時間が凄く大きいんですよね。

2012-04-12 01:17:17
神谷純 @junkamiya

だから『宇宙戦艦ヤマト』映画版は、実際けっこう厳しいダイジェスト版でした。大半の情報と魅力が削ぎ落ち、発進→七色星団の決戦→ガミラス本星決戦→イスカンダルと、駆け足もいいとこ。細かい設定のオモシロさや、美味しいエピソードの数々も大半が落ちてました。

2012-04-12 01:17:20
神谷純 @junkamiya

その「宇宙戦艦ヤマト」を一般映画として再構成するってのが、だからこそ極めて難しいミッションなんです。そういう意味じゃ、山崎監督のSpaceBattleShip ヤマトってかなりよくやってるんですよ。

2012-04-12 01:19:31
神谷純 @junkamiya

@tatsu_kashi テレビ作品である醍醐味を、あの作品と、もうひとつ僕は「巨人の星」から随分教えてもらいました。積み重なるエピソードと時間は、劇場作品と逆位相ですよね。

2012-04-12 01:21:23
樫原 辰郎 @tatsu_kashi

@junkamiya メインの筋運びと関係のない、寄り道のようなエピソードもあったりして、観ているこちらの中で、時間が厚みを持つんですよね。昭和のTVは偉大です。

2012-04-12 01:26:07
神谷純 @junkamiya

@tatsu_kashi ハイジと三千里は、随分と淡白でしたね!

2012-04-12 01:22:25
樫原 辰郎 @tatsu_kashi

@junkamiya もうね、マルコが最短距離でお母さんに到達しちゃったような印象です(笑)

2012-04-12 01:26:54
神谷純 @junkamiya

@tatsu_kashi マルコ苦労知らずで(笑) それにしても三千里なんかは特にTV版のエピソードの積み重ねは圧巻ですね! キャラクターたちの心情はもとより、その当時のイタリア移民の成り立ちや状況などの「時代の空気」まで浮き彫りにしてますもん。

2012-04-12 01:29:21
樫原 辰郎 @tatsu_kashi

@junkamiya 三千里は凄い作品ですね。膨大な数の登場人物がマルコと時間を共有しては別れてゆく。で、最終回はお母さんと帰国する途中、懐かしい人たちとの再会がカーテンコールのように描かれる。あんな旅、ちょっとないですよ。

2012-04-12 01:32:48
神谷純 @junkamiya

@tatsu_kashi すごいですよね。日本のテレビドラマという枠で考えてもベストワークかもしれません。ただ、あまりに完璧すぎて、個人的には大事な作品ではありますが、大好きな作品ではないんですよ(苦笑)。名作シリーズだと「ペリーヌ物語」が一番好きです。

2012-04-12 01:42:42
水踊/けどろん(mizuodori/Khedron) @ 運用停止しました @mizuodori

@junkamiya 割り込み多謝です。名作劇場好きとしては神谷監督のおっしゃる「大事な作品ではあるが、大好きな作品ではない」という「母をたずねて三千里」に対する複雑な評価に「ああ分かるなあ」と思ってしまい、ついリプしてしまいました。

2012-04-12 02:42:30
樫原 辰郎 @tatsu_kashi

@junkamiya そういえば「三千里」大好きだったんですけど、アレが終わってラスカルになった時、ちょっとホッとしたような記憶があります。凄過ぎましたからね。ペリーヌもけっこうキツいとこあって心に残ってます。

2012-04-12 02:49:08
水踊/けどろん(mizuodori/Khedron) @ 運用停止しました @mizuodori

@junkamiya ちなみに私も名劇で一番好きな作品は?と聞かれれば、神谷監督と同じ「ペリーヌ物語」か、もしくは「トム・ソーヤーの冒険」を挙げますね。まあそういう私が後に(いくら制作Pが同じ人とはいえまったく異ジャンルの)「宇宙船サジタリウス」にハマってしまった訳ですが。苦笑

2012-04-12 02:55:31