派遣先の会社の顧問の先生から聞いた、福島避難区域のお年寄りの方々の現状について

紅次郎＊政治部 @benisama

今日、会社の顧問の先生から聞いた福島避難区域のお年寄りの方々の現状について連投します。先生は御年77歳。身内の方（親戚か友人かは聞きそびれました）が数名、福島県いわき市に住んでるそうで、その人達から聞いたという話です。続く

紅次郎＊政治部 @benisama

続き1：先生は時々会社に来ては製品の研究開発をしています。おっしゃるに、70歳を超えると新しい事は覚えてもすぐ忘れてしまうので、その日にやったことを細かくノートに書いておくそうです。新しい事をすぐ忘れるということは、つまり「昔の思い出で生きている」という事だそうです。続く

紅次郎＊政治部 @benisama

続き2：震災で避難を余儀なくされたお年寄りの皆さんは、人生の思い出その物である家や町を失ってしまったのです。特に原発事故により避難区域から疎開してきた方々は津波で家が無くなってしまった場合と違い、家や町がそのままの姿で残っているのに強制的に避難させられました。続く

紅次郎＊政治部 @benisama

続き3：新しい環境に馴染めず、家は以前の姿のまま残っているのに帰ることもできず、ひどく落ち込んでうつ病になってしまったり、絶望のあまり自殺をしてしまうお年寄りの方が、実は多いんだそうです。その事を聞いてちょっと言葉を失ってしまいました。続く

紅次郎＊政治部 @benisama

続き4：今回の原発事故では一人も死者を出していないじゃないか、と声高に主張する人がいましたが、この話を聞いたらどう思うんでしょうか？事故のせいで自殺にまで追い込まれたお年寄りの方々の気持ちをどう捉えるんでしょうか。続く

紅次郎＊政治部 @benisama

続き5：顧問の先生と原発の話をするのは初めてでした。先生は「原発はダメだ…」と嘆いてました。自分は「そうですよね…」と答えるのがやっとでした。仕事から帰る道すがら、なんとも言えないやるせなさと怒りがこみ上げてきました。原発が憎いです。（了）

紅次郎＊政治部 @benisama

原発の良い所って何？こういう悲劇をも乗り越えて動かすほどの素晴らしさってどこにあるの？