第15回twitter読書会(金曜会)梶井基次郎『檸檬』発言まとめ
東京怪童を思い出しました RT @yuya76: #dks この「私」は、マント付けて歩いていますよね。いいなあ、マントつけて物憂げな表情で、京都の街を歩く。片手にはレモン。
2010-06-12 00:29:23#dks 神経衰弱の人独特のものの見え方。ちょっと言葉を選んでいたので、遅くなりましたが、端的に言うと「見たいモノしか見ない」ではないかと思います。
2010-06-12 00:30:02@zhi_ze #dks バナナの黄色はすこし白が多めでレモンイエローほど強くないかも。そう!まさにチューブから出したような純度の高いレモンエイローでないと
2010-06-12 00:30:15#dks 佐藤春夫やヘッセ、色を巡る話まで出た今日の会で思ったのは、『檸檬』という作品は、無意識に「共感覚」をテーマにしたのかな、という感想でした。音楽家のカンディンスキーを始め、音に色を、味に形をみる人たち(=我々の真の姿)の話は『共感覚者の驚くべき日常』という本に詳しいです
2010-06-12 00:30:17#dks @hkanki おお、共感覚! 『ぼくには数字が風景に見える』も面白かったです。いったいレモンイエローはどんな音がするのでしょうね。そういえば、びいどろの味は書いているのに、レモンを食べようとはしないですね。
2010-06-12 00:39:44孤独で静寂な精神世界に浮かび上がる、風景、物、心情。写真にしてみたい描写がたくさん出てくるんですよね。あんな美しい風景が見れるのなら、孤独も病気も悪くない、昔からそう思ってきました。やっぱり好きだな、檸檬。 #dks
2010-06-12 00:43:50「ねえ、薔薇って漢字で書ける?」の後に「じゃ、醤油は?」って安田成美さんが言うんですよ。あの漢検のCM。 RT @takefumi69: @hkanki #dks そういえば昔、「醤油って書ける?」というCMがありましたねぇ。
2010-06-12 00:45:41#dks 今回10年ぶりくらいに『檸檬』読んでショックだったのは、昔ほど「みすぼらしくて美しいもの」への憧憬や、檸檬のもたらす幸福感に浸れなかったことでした。あんなにも「私」の気持ちがわかると思っていたのに。鈍くなってきたのかなあ。
2010-06-12 00:48:44#dks 唐突ですが。レモンを思い浮かべると、喉の両側がキュッとして身体が覚醒するような気がします。爽やか、というよりはちょっと鮮烈。レモンの爆発にリアリティを感じるのは、個人的にはこの凝縮感が弾けるというイメージかもしれません。
2010-06-12 00:55:23@yuya76 時間が経って、同じ作品を読み返すと、感じ方が随分変わっている場合も多いですよね。私は、檸檬に関しては変わらなくって。言葉ひとつひとつに身体の細胞が反応するというか。yuyaさんはそういうニヒルな冗談ばかり言う(笑) #dks
2010-06-12 00:56:59@takefumi69 #dks 分かります。僕はレモンにナイフを入れるときの爽快感が好きで、やっぱりレモンという存在そのものに魔力があるのだと思いますね。あの鮮やかな色が効果的なのでしょう。
2010-06-12 00:59:56.@takefumi69 飲み物やガムの広告では、よく柑橘系の果物が爆発(スプラッシュ)してますもんね。身体に染みついた感覚をうまく利用したアプローチだと思いました。 #dks
2010-06-12 01:00:59#dks @takefumi69 檸檬=爽やか、というイメージは、日本的なものだと何かの本で読みました。英語圏だと、「爽やか」というよりも「すっぱい」みたいです。英語の俗語だと「レモン」は「壊れた中古車」や「欠陥品」という意味です。
2010-06-12 01:02:54#dks 明日仕事なので、そろそろ退席します。さすが『檸檬』は人気がありますね、盛りだくさんで楽しかったです。参加ありがとうございました。明日以降に、また発言をまとめておくので、ガシガシ続けて下さい。笑
2010-06-12 01:21:11