さて日曜日のお遊び。本日、相撲も千秋楽。混戦で優勝の行方は不明。低水準の争いが少し不満。相撲についてはいろんな考えがあるだろうが、私としてはやはり日本人力士に頑張って欲しい。九州場所には応援に行きたい。本日のお題は「こんな力士がいたら良いのに・漫画編」全ての異論、追加を認めます→
2012-05-20 08:04:45「ああ播磨灘」-さだやす圭。史上最強の横綱「播磨灘」負けたら即引退と公言し、仮面をつけるは土俵の上で火を吹くは敗れた相手をののしるは、やりたい放題。朝青龍も裸足で逃げそう。だが強い。料理屋で白紙の勘定書きを「ごっつあん」と柱に手で埋め込む場面には痺れる。何より力士は強くなければ→
2012-05-20 08:07:19「うっちゃれ五所瓦」-なかいま強。たった一人しかいない高校相撲部で他の部から部員を集めて団体戦に挑む。朴訥な主人公も良いが、脇役の柔道部長、プロレスマニア、囲碁部員等の脇役も素敵。勝負の厳しさと笑いが巧くミックスされているし、最後は泣ける。少年スポーツ漫画の王道である。傑作→
2012-05-20 08:09:10「おかみさん」-一丸。これは相撲部屋の新米おかみさんを描いた物。女性ならではの視点で、相撲部屋の力士を暖かく描いている。ただ戦うだけではなく、力士の世界の厳しさ、苦悩や心情、そして恋愛物語にまで触れている。登場する力士は愛すべき格闘家ばかり。相撲に興味を持ち始めた女性にお勧め→
2012-05-20 08:11:48「虹を呼ぶ男」-水島新司。表紙は野球漫画。主人公はヤクルトの野球選手だが、シーズンオフには大相撲で活躍するという無茶な設定に笑える。だが面白い。野球ならではの動きを使って次々に新しい技を編み出し勝ち進む。水島先生は傑作格闘漫画も数多く書いておられる。「アルプス君」も怪作である→
2012-05-20 08:14:11「波のごとく」-本宮ひろ志。小品ではあるが捨て難い。惚れた相撲部屋の娘を弄んだ先輩の大大関を倒すために、身を削って昇進し(幕にも入ってなかった)、最後に大関と対戦する。小兵力士が男意気と気力だけでなみいる強敵をなぎ倒す「本宮流・男節」は感動もの。結末も凄い。男はこうありたいもの→
2012-05-20 08:16:30「のたり松太郎」-ちばてつや。人並外れた怪力を持つ主人公がはずみで相撲界に入る。実在力士(と思える)も登場。出世欲がなくやる気のない時は全く駄目だが、懸賞金等でやる気になると滅茶苦茶に強い。脇役の小柄な同部屋力士は酒が入ると性格が変わる。最長の相撲漫画だろう。肩が凝らずに読める→
2012-05-20 08:19:29「やぐら嵐」-ビッグ錠。大相撲界に入門したての若者が、小さな体のハンデを乗り越えて横綱を目指す。包丁人味平の相撲版かな。序の口力士なのに凄いパワーや技を持つ者が次々に登場し豪快で華麗な勝負を繰り広げる。その度に細かい解説や分析が入るのが面白い。出世する前に連載が終了したのが残念→
2012-05-20 08:21:38「両国花錦闘士」-岡野玲子。主人公の女性は野球ファン。そのために某ベースボール社の編集部に入るのだが、配属されたのが相撲編集部。最初は愚痴ばかりだが、だんだんと相撲の魅力に、、と言っても格闘の面白さではなく力士の個性の面白さ。ものすごくおしゃれな相撲コメディ。笑える。女性必見→
2012-05-20 08:22:46調べてみると相撲漫画は地味だが結構数が多い。他にもたくさんある。私の田舎では子供の頃、相撲と野球をしない男の子はいなかったように思う。「巨人・大鵬・卵焼き」と言う言葉もあった。ちなみに私の贔屓は魁皇関。隣町出身。「気は優しくて力持ち」の郷土の誇り。こんな力士がまた出ないかな。了
2012-05-20 08:26:02