Now you are in commandとは？

m.tokuoka @goodhuntstalker

ゲームのテクニクス的に言うと、PCゲームで静的ストラテジーっていうのは、やっぱ根源的な問題を孕んでるよなあ……

m.tokuoka @goodhuntstalker

ジレンマってわけでもないか。静的なストラテジーが一番作りの甘さを露呈させやすいって話。

m.tokuoka @goodhuntstalker

アブストラクトが強いストラテジーゲームって、わけわからんたとえになるけど、「ビー玉をたくさん載せたお盆をみんなで持ち寄ってるパーティ」というイメージ。

m.tokuoka @goodhuntstalker

パーティ会場には2人以上いて、お盆の傾け方とビー玉の重心次第で床が傾く。

m.tokuoka @goodhuntstalker

例えば4人の参加者のうち3人が「なんとなく左に傾けておくか」ってやると、床も左に傾く。そのときは全力で右に傾けてた人が勝つ。

m.tokuoka @goodhuntstalker

だから個人的には、そこで「どっちにどれくらい傾けるか」「どれくらい傾けられるようにしていおくか」を考えたいんだけど、ほとんどのゲームは「ビー玉に1000種類ありまして、全部重さや重心が違います！」とかいうのが売り。

m.tokuoka @goodhuntstalker

でもさあ、PCが処理に介入するんだったら、「自分のお盆の上での最適化」はPCがやるほうが快適ですよね？ 1000種類だろうが10000種類だろうが、自分のお盆の上での最適化は、PCがやってくれるべきじゃないです？

m.tokuoka @goodhuntstalker

人間はそこで何を考えたいかっていえば、「お盆をもうちょっと広くしておくか？」「シューズに細工をして、床が45度くらいになっても俺だけ立ってられるようにするか？」とか、そういうこと。

m.tokuoka @goodhuntstalker

自分がTRPGが好きだったのは、この「お盆の上のビー玉をこぼさなない選手権」ゲームにおいて、「僕はお盆とビー玉を飲み込んでから対爆スーツを着て会場を爆破します」が可能なゲームだったこと。それができなくなったならもういいですって話。

m.tokuoka @goodhuntstalker

そらそうとして、ビー玉の重心の偏りを精査するゲームじゃなくて、その挙動を支配するレイヤーをいじりたいんですよ。それが「Now you are in command!」ってことじゃないですか。