茂木健一郎氏 @kenichiromogi 【笑いの文化は、いろいろだよね】連続ツイート

2012.5/23 茂木健一郎氏:連続ツイート603回 【笑いの文化は、いろいろだよね】 …笑いの文化はいろいろで、国や地域、時代によって異なる。私は日本の笑いの文化の中で育ったけれども、イギリスの笑いの文法も知ってよかったと思う…
コラム 脳科学 連続ツイート 茂木健一郎 わい
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茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート第603回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日の夜見たことに関連して。連続ツイート第603回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日の夜見たことに関連して。
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わい(1)大塚国際美術館の取材のために、徳島に来ている。昨日、初めて『リンカーン』という番組を見た。以前、『プロフェッショナル 仕事の流儀』が火曜日放送だった頃は、「裏番組」として認識していた番組である。そしたら、着ぐるみの人たちがいろいろな競技をしていた。
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わい(2)「ビーチフラッグ」とか何とか言って、着ぐるみの人たちがうつぶせに倒れて、それからでこぼこの砂地を走ってフラッグを取りに行く。その様子がおかしくて、ボコッ・バシッなどという効果音も面白く、なんだかソファーの上で笑ってしまった。
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わい(3)話は飛ぶが、イギリスに留学していた時のこと。ケンブリッジからヒースロー空港に行くのに、最初は電車から地下鉄を乗り継いでいたが、タクシーを予約すると2時間くらいで、そんなに高くなく行けることがわかった。それからは、Missleton Court5番の自宅に来てもらった。
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わい(4)ケンブリッジからヒースローまでの道は、M25に当たるまでは田舎でのんびりしている。ある時のこと、タクシーの運転手さんといろいろ話していて、コメディーの話題になった。私はイギリスのコメディが大好きだから、そのことを話すと、大いに盛り上がった。
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わい(5)モンティ・パイソンとか、フォルティ・タワーズとか、私の好きなコメディの話をしていると、運転手さんが、「そういえば、私が今まで見た中で一番面白かったコメディは、日本のやつだった」と言い出した。「もう、面白くておもしろくて、腹を抱えてわらったよ。止まらなかった。」
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わい(6)「へえ〜どんなやつですか?」と聞くと、「なんだか、若いやつが、裸で、泥の中を走ったり、何かにぶつかったり、よけたり、熱いお湯に入ってあちちちち、とか出てくるやつだった」というから、ああ、それは、ビートたけしさんが若手芸人とやっていたような番組だな、と思った。
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わい(7)笑いの文化は多様である。イギリスのコメディは、政治や社会のネタが多く、しかも差別や偏見の問題など、「一番やばいところ」につっこんで行く。日本では、「スネークマン・ショウ」の桑原茂一さんがパイオニア。ブリティッシュな笑いは、ちょっとブラックなテーストがある。
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わい(8)一方、日本の笑いの強いところは、身体を張ったフィジカルな笑いだろう。「風雲たけし城」が未だにヨーロッパやアメリカで放送されて人気を博しているように、身体を張って、いろいろなことに耐える、という様子から笑いを引き出すのが、日本の笑いの文化の一つの金脈である。
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わい(9)「へ〜、そうなんだ、ああいう笑いが好きなんだ」。私は、ケンブリッジからヒースローに向かうタクシーの中で、運転手さんにそう言った。笑いの文化はいろいろで、国や地域、時代によって異なる。私は日本の笑いの文化の中で育ったけれども、イギリスの笑いの文法も知ってよかったと思う。
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以上、連続ツイート第603回「笑いの文化は、いろいろだよね」でした。

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