6/10 #同題ssBSR まとめ お題「おやすみ」

#同題ssBSR 6/10のお題分のまとめです。 ざっとまとめただけです。誰でも編集可能ですので、追加・削除などご自由にどうぞ。 作品冒頭にある【 】内はCP表記です。ただし、全ての腐要素のある作品に記されているとは限りませんので、地雷のある方は注意。→http://j.mp/Kcy03q 続きを読む
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同題ss@BSR【改】 @ddibsr_s

6/10(22:00)~6/12(22:00) 今回のお題は『おやすみ』 お題提供は鈴鹿さんです。ありがとうございます #同題ssBSR

2012-06-10 22:00:23

@kikei_666

【おやすみ/三吉】「三成、まだおきているのか」ふらりと新しい布を巻き終わった刑部が現れる。夜の暗さに刑部の体は白く浮かんで見え、それが眩しくて目を細めた。それが眠い仕草と勘違いしたのか刑部はゆっくりと隣に座るとぐい、と私の頭を膝の上に乗せた。「おやすみ」 #同題ssBSR

2012-06-10 22:14:11
明羽 @haruh_

【伊達いつ/おやすみ】白に散らばる紅に、吐き気がした。少女に駆け寄るも、その瞳に光は宿らない。憤りに噛んだ唇が赤く濡れる。震えそうな手で瞼を下ろし、祈りを込めた口付けを。初めて触れた唇が、濡れた赤に彩られた。ひえた体は、落ちた雫の一粒だけじゃ、温もりを戻せない。#同題ssBSR 

2012-06-10 22:16:36
@darkgramary

【おやすみ】釣れねぇな、と不貞腐れる。いつも満足に話も出来ねぇ、何もしねぇ内に勝手に寝やがる。いつもこの寝顔を見て、俺は夢につく。もうちょっと、もうちょっと、が積み重なって不満になる。やけに温かい頬に触れる。明日の朝には、居ないんだぜ?俺を、深くは知らないだろう?#同題ssBSR

2012-06-10 22:19:19
@izr_5

【三吉/おやすみ】皓々と照らされる月の許。放っておけば一向に眠ろうとはしないあれを微睡みの淵にすら追い遣る事は至難で。刑部、刑部と。眼を閉じれば思い出すのか紡がれるそれはこの時ばかりは揺らぐ。「眠れ、三成」そっと瞼を手で覆う。ぬしがみる、せめて夢は幸であれ、と。 #同題ssBSR

2012-06-10 22:21:26
雷芭秋春:6/30 西テ34a @fausut

【こたかん】書庫に灯りのあるのを認めた。心配で寄ってみると器用に枷と巻物とを枕にして鼾をかいていた。近くに寄っても起きる気配のない彼に、邪魔をしないようにと布をかけた。おやすみなさい、と唇を動かせば、良い夢でも見てるのか、彼の口元が笑みに歪んだ。【おやすみ】#同題ssBSR

2012-06-10 22:26:57
イグアナくん @nkgmbs

【小太官】子守唄の続きが思い出せない――些細なことが頭を占め、幾度目かの寝返りを打ったその時、微かな音色が耳に届く。部屋の外から夜風が運んだそれは懐かしい旋律を辿る口笛の音。声なき風が謡う唄。――そう、この唄だ。これでやっと眠れる。ありがと、な……。〈おやすみ〉 #同題ssBSR

2012-06-10 22:30:15
@maytun28

【家三】三成は眠りについた。否、自分がこの手で彼を水面に出ることのできぬ深海へと追いやった。奇跡など起きやしない。三成は二度と目覚めない。「三成、おやすみ」覚醒することなど有り得ないと知りつつも、溢れる涙にそう言わずにはいられなかった。<おやすみ> #同題ssBSR

2012-06-10 22:41:26
深芭 @hukaba_pivoine

地面に横たわる艶やかな黒髪の彼女を見つめる。この世はなんて冷たいのだろう。「でももう、それもおしまいか」そっと瞼が閉じる間際「…ながまささま…」ああ、迎えに来てくれたのか。「おやすみ、お市殿」今までよく頑張ったな。(家市/おやすみ) #同題ssBSR

2012-06-10 22:43:38
@Kei_Amamiya

【おやすみ/佐助&弁丸】忍なんて道具と同じ、主のために役立って不要となれば捨てられるこのご時勢に、小さき主は己が組む胡坐の膝に頬を当てて完全に寝入っている。この方もいつかは自分を道具と見るだろうか。だが今は、どうか今だけは許して下さい。「おやすみなさい、弁丸様」 #同題ssBSR

2012-06-10 22:49:28
かみや(ばさら/3月末アカウント削除) @kamiya00bsr

潮の音、ぱちりとはぜる松明、黒い海に映る火、微かにうかぶ鳥居、また昇る日、わずかな慰め。 /おやすみ #同題ssbsr

2012-06-10 22:55:33
@myura3037

〈おやすみ〉政宗「じゃあな、真田」幸村「お休みなさいませ」(数分後)政「じゃあな」幸「お休み(略)」(数分後)小十郎「もう離脱なさっては?」政「真田が『お休みなさい』とツイートしてるくせに離脱しねぇから・・。」小「向こうも同じ事を思っているかと」 #同題ssBSR

2012-06-10 22:55:57
深芭 @hukaba_pivoine

戦の無い日に戸が開け放たれた部屋で夢を見る小さな弓使い。「魔王の子」という異名は無邪気に敵を射抜くが所以。しかし今は誰が想像できようか、このあどけない寝顔の主が返り血を浴びて幼心に笑う姿を。(おやすみ) #同題ssBSR

2012-06-10 23:06:57
. @ak_hako_00

【おやすみ/吉三】眠るのが怖いのだ、そう漏らす彼は憎き相手の名を叫ぶ普段の姿から随分とかけ離れていた。青白い月の光に濡れる横顔が酷く痛々しい。「これを飲め」手渡したそれを素直に口にし、微睡始めた彼の頭を膝にのせて大谷は目を細めた。「オヤスミ、三成。夢無き眠りを」 #同題ssBSR

2012-06-10 23:15:43
@izr_5

帰りなさい。貴方が来る場所ではない。決して立ち去ることはないだろうと解っていながら告げたそれは果たして何だったのか。燃え盛る火の中、地に横たわる彼女を見下ろし暫し佇む。安らかに、など、己が言える言葉ではない。それならば、せめて、最期に。「……帰蝶、」【おやすみ】 #同題ssBSR

2012-06-10 23:21:54
💪ながれ💪 @0_o3r4c4a

【おやすみ:三吉】その復讐に明け暮れた日も終わりを告げ、白き月光が三成の蒼白い頬を照らしていた。「やっと寝やるか」遂に訪れた平穏。ぬしは明日、目覚め一番に何を言うのであろう?もはや生の意味を殺したぬしに、明日は生きられるのか?我はそれが不安で眠れぬ。 #同題ssBSR

2012-06-10 23:30:21
ポチッ☆(九州醤油味) @potistar666

「眠る必要がない」そう主張している何度目だ。だがこの背丈不足の男は一向に聞き入れない何故だ。頭が殺生石でできているのかもしれないきっとそうだ。「己の睡眠不足を自覚せよ」物理的睡眠導入に対抗しようと拳を握るやけに熱がある。これが証拠かそうなのか。 <おやすみ> #同題ssBSR

2012-06-10 23:34:50
. @ak_hako_00

【おやすみ/かんこた】布団に忍び込み、窮屈そうに体を丸める。時間はまちまちだが、だいたい彼は明け方にひっそりとやってきた。音もなく寝息を立てる彼にそっと、口づけて。「お疲れさん、風切羽。ゆっくり休めよ」大きく欠伸をして、二度目の眠りへ入る。そんな愛しい、日課。 #同題ssBSR

2012-06-10 23:46:16
東露(とおろ) @tooro_banbino

【おやすみ/チカナリ】遠距離、真夜中の電話。あ奴は長く話したいタイプで自分は切ることが苦手。最悪の組み合わせだ。切るタイミングをどちらも見つけられず電話を耳に当てたまま半分眠った状態で続けるのも愚かだ。でももう少しだけ長く。「おやすみ」そのたった一言が言えない。#同題ssBSR

2012-06-10 23:57:04
実田 @sanada_minoruta

月に問う「逢いたい時に逢うのがすべてじゃない…」地図なら少しの距離だって実際は身悶えする程遠い… だから俺達は空を眺めるのだ。空には昼に太陽が輝き、夜は月が照らす。俺が太陽に「おはよう」と言い、元就サンが月に「おやすみ」と言う。それが俺達の「愛言葉」<おやすみ>#同題ssBSR

2012-06-11 00:26:36
弱酸 @Jack_0_Lantern_

おそらく彼は、戦乱の世において最も不似合いな男であっただろう。命散りゆく戦場で彼の眼は常に、死にたくないと潤んでいた。それは畳の上でも変わることなく。呼吸が浅くなると共に、彼の双眸が揺れる。「大丈夫ですよ、金吾さん」そして彼の瞼にそっと掌を乗せた。【おやすみ】 #同題ssBSR

2012-06-11 00:35:50
@izr_5

【佐かす/おやすみ】風を切っていると前方に見慣れた影。お疲れさん、と声を掛けても一瞥を向けるのみで返事は返されず、やれやれと笑った。「んじゃ、おやすみ」「ふん、寝ない癖に」「お前だって寝ないでしょうが」二言三言交わし、別々の方角へ消えていく。忍の夜は今日も長い。 #同題ssBSR

2012-06-11 00:59:45
@izr_5

【家+市/おやすみ】ふらふらと廊下を歩む背を見付け声を掛けずにはいられなかった。「お市殿」どうしたんだ、眠れないのかと問えば、逆に、「光色さんも眠れないの?」と問われてしまった。一瞬言い淀むと、そう、市とおんなじね、と囁かれ。「だって、あんなに月が明るいものね」 #同題ssBSR

2012-06-11 01:14:16
@nemptily

【真田主従】「昼寝に付き合え」唐突に下された命に困惑しないと言えば嘘になる。長く結った髪を解き下ろし、あどけない寝顔を覗かせる主の体を冷やさぬよう毛布をかけてやり、これも任務ならばと隣に寝転び瞼を閉じた。寝て起きたらまた騒がしい日常に戻っているだろう。/おやすみ #同題ssBSR

2012-06-11 02:33:07