父の日に父からもらった少し早い誕生日プレゼント

@dainotopia

昨日、父の日と来週25日の自分の誕生日を兼ねて、父母と3人でお風呂と食事をしに行った。普通？だったら何かプレゼント交換でもするのだろうけど、一切なかった（笑）というのも、そもそも父の日を僕は忘れていたし、風呂屋へ行くのもその日の昼に決まった。名目は後付けのようなものであった（笑）

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だから別にお互いに特別な意識もなかったし、会話もそんなに多くはないごく普通の（うちにとって）外食。ただ、普段はそんなにできない僕の今後について今考えていることを話したりはした。そんな中で父が言ってくれた一言で僕は視界がかなり開けた。何を貰うよりも今の僕には最高のプレゼントだった。

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僕は今後はここに行ってこうしたいああしたいと考えている、というニュアンスのことをごにょごにょ言った。すると父は言った。「別にどこに行ってどがんしゅうがよかばってん、とにかくいろいろやってみらんね。でもおいの65になっまでには何とかせろよ」

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翻訳すると「どこに行ってどうしようと構わないが、とにかくいろいろやってみなさい。でもオレが（父が）65歳になるまでには何とか自分（僕）の道にケリをつけるようにしなさい。」特に、後段の父が65になるまでに自分の道をなんとかしなさい、という言葉はとてもありがたかったし、視界が開けた。

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父は今年60歳。還暦。すなわちあと65歳まではあと5年。あと5年で僕は自分の道を自分の道にしなければいけない。実は自分は昨日まであと3年のスパンで今後を考えていて、どうもしっくりきておらず、計画がうまくくめないでいた。そこで昨日の父の5年スパンの言葉。やはり父はスケールが違った。

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今考えている今後を5年スパンで考え直して組み直してみると、とてもしっくりくるし、幅も可能性も広がる。余裕ではないが、焦りがなくなって広く見れる。本当に視界が開けたし、ハッとしたし、まさに父の日。そして少し早い最高の誕生日プレゼントだった。

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父が示してくれた5年スパンはいわば他人の基準だけど、それがいいと思えば取り込んで自分の基準にしてしまえばいい。そして、昨日僕の視界が開けたのも、自分の基準を持ち合わせていたからそれが反応して、父の基準と比較衡量できて新たに自分の基準に取り込むことができたんだと思う。

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そろそろ僕もだんだんできてきた自分の基準を他人の基準とすり合わせたり、戦わせたり、壊したり、取り込んだり、そんな時期にきているのかもしれないな。そう考えると今の進んでいる方向を邁進して行くのが合っているな。とも思った父の日だった。おわり。