織彦物語

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織彦物語、第一年目-「私達、最初から無理だったのよ」「俺はそんな風には思ってないっ」「だから・・・きっとそういうのがダメだったんじゃないかしらね、もう疲れちゃったのよ」「娘は、織彦の事はどうするんだ？父なしじゃあだめだろ？な？」「私一人頑張ればどうにでもなるわ、それじゃ・・・」

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織彦物語、第二年目-「パパー」「おー織彦元気だったか？」「げんきー、ママもげんきー。パパは？」「んー？パパも元気だよー」・・・「あなた、一年ぶりね」「ああ。久しぶり・・・」「まあ約束ですもの一年に一回くらいは織彦に会わせてあげるわ。この娘も会いたがってるし。ね？織彦？」「ねー」

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織彦物語、第二、五年目-「俺は織彦にも勿論会いたいさ、でも・・・でもそれ以上に織姫っお前にだって会いたいんだよ、わかるだろ？なぁっ？」「ぱぱこわいよ？どうしたの大丈夫？」「織彦が怖がるからやめてくれない？私は・・・そんな事思ってないし・・・」「ふたりともなんでないてるのー？」

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織彦物語、第三年目-「おー織彦大きっくなったな」「そりゃもう16だよ？パパこそ大丈夫？ちょっと疲れてんじゃない？」「この時期は仕事がちょっとな、子供がそんな事気にするなよ。ところで織姫は？」「・・・今日は来ないって、なんかまあ忙しいみたい」「そっか、やっぱもう無理なんかな・・・」

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織彦物語、第三、五年目-「パパさぁ・・・なんでわかんないの」「なんのことだい？」「あーもうっ、この鈍感。来年までの宿題ね、私もう帰るよ。ぷんぷん」「あっちょおい」「あ、これママがパパにって、行けないから替りにやっといてて、じゃねー」・・・・・・これは、俺の好きな××・・・宿題、ね

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織彦物語、第四年目-「織姫っ」「えっ？ちょっと何家には来ないって約束じゃない」「そんな事は知らない、俺はお前が好きだ、そしてお前は俺が好きなのか？そうだったらまた一緒に暮らそう、愛する者どうしってのは一緒に暮らすもんなんだ。お前が嫌って言うなら・・・その時は男彦星すっぱり諦める」

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織彦物語、第五年目-「好きとか嫌いとか・・・私とあなたとはきっとうまくやっていけないし今織彦だって大切な時期なのよ？」「・・・俺はさ、お前の事を聞いてるんだ。織彦だのなんだのって逃げるなよ、俺はもう自分からは逃げない、織姫が好きだ。何度だっていう、織姫お前がすきだ愛してる。」

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織彦物語、第六年目-「ママいつもパパに会いたくて泣いてるじゃない？素直になっちゃいなよ」「ちょｘｔお織彦やめなさい」「織姫、はっきり言ってくれ頼む、嫌いなら嫌いでいいんだ、俺はお前の気持ちが知りたい。」「ほらママ言っちゃいなって、you楽になっちゃいなyo」

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織彦物語、第七年目-「・・・・・・好きよ、好きに決まってるじゃないの。なのにあなたはいっつも牛牛牛時々山羊ってそればっかり。私は彦星のために生きてるのにあなたは私じゃなくて牛のために生きてるんじゃないの。そんなの耐えられるわけ無いでしょ」「そっか、ごめん俺が悪かったもう安心しろ」

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織彦物語、第八年目-「牛は全部売ったし一般企業に就職して今度昇進も決まった。何より俺はお前が何よりも好きだ。これじゃだめか？」「えーパパあたしは？」「織彦かー俺がもう十歳若けりゃなー」「残念(・ω<)」「お前はどうなんだ？織姫」「やりなおしたいわ、好きだもの・・・好きなのよ」

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織彦物語、それから-「あなた今週は休めるって言ったじゃない」「えーパパまた仕事ーやだー」「わるかったごめんって来週は必ず」「いっつもそればっかじゃーん」「来週こそは大丈夫だ」「んーあたしハーゲンダッツー」「織姫もハーゲンか？ごめんな」「そんなのより・・・早く帰ってきね？」「ああ」