宗教法人「大本」の脱原発声明

宗教法人「大本」は、戦前に国家神道に完全服従しなかったために、大弾圧を受けた歴史があることでも知られる、明治維新後にできたいわゆる「新宗教」のひとつです。 その「大本」が脱原発声明を出したことについて、宗教学者 島薗進氏が一連のツイートをしました。
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島薗進 @Shimazono

1宗教法人「大本」脱原発声明6/14。出口なお・王仁三郎の創始した神道系の新宗教の雄、大本も大飯原発再稼働反対を表明。ここに来て新宗教教団の脱原発表明が目立つ。http://t.co/g84W9OvF 「私たちの“いのち”を育む大地や水・空気を放射性物質で汚してはなりません。」

2012-07-12 17:44:48
島薗進 @Shimazono

2大本脱原発声明6/14「放射性物質は自然環境や生態系に大きな影響を与え、人間だけでなく、生きとし生けるものすべての“いのち”を脅かします。地震大国である日本で再び原発事故が起こらない保証はありません。原発は人の“いのち”より、経済を優先す る人間の“われよし”の産物であります」

2012-07-12 17:45:04
島薗進 @Shimazono

3大本脱原発声明6/14「ここに、宗教法人「大本」は、大飯原発を再稼働しないよう」強く要求いたします。また、他の原発も再稼働しないよう求めます。これに替わり、原子力に依存しない再生可能エネルギーの開発とその利用を力強く推進する政策の採用を要望します。

2012-07-12 17:45:25
島薗進 @Shimazono

4大本脱原発声明「私たちはこのエネルギー問題を自分自身の問題としてとらえ、日々の生活のあり方を見直し、一人ひとりの“いのち”が尊ばれる社会の構築に努めます。大飯原発再稼働に触発される形だが、脱原発の立場を明快に打ち出している。大本教団は生命倫理問題への取り組みの基礎がある。

2012-07-12 17:45:46