ヤング寺田の昔話を読む 『北風と太陽』編

大阪の舞台でしか見る事が出来ない漫才師「ヤング」の寺田が「北風と太陽」を語っていた
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寺田晃弘 @spadiodokapon

「北風と太陽」この話を皆さんご存知でしょう。…コートを着た老人が歩いていました。その老人を見て北風は言いました。「太陽さん。あの老人のコートをどちらが先に脱がせられるか勝負しましょう」太陽が言いました。「いいですね。やりましょう」まずば北風の番です。続く

2012-07-16 13:35:43
寺田晃弘 @spadiodokapon

北風は老人めがけて風をビューと吹きかけました。しかし老人はコートを脱ぎませんでした。次は太陽の番です。太陽は雲から顔を出し、老人を照しました。すると老人はコートを脱ぎました。続く

2012-07-16 13:38:35
寺田晃弘 @spadiodokapon

この話を聞いておかしいとおもいませんか?私は胸が張り裂けそうな思いです。その訳を話させて頂きます。 まずこの話は完全に「太陽の勝ちありき」で作られています。コートを着た老人ということは季節は秋か冬でしょう。そして「北風」と聞くとなんとなく寒い風のイメージです。続く

2012-07-16 13:42:20
寺田晃弘 @spadiodokapon

老人は外が寒いからコートを着ています。そこに寒い風が吹いてコートを脱ぐわけがありません(ボケ老人なら話は別ですが)。これがもし「北風」ではなく「南風」ならまだ暖かい風なので勝負はわからなかったでしょう。続く

2012-07-16 13:44:59
寺田晃弘 @spadiodokapon

いやいや風の勢いでコートを脱がそうとしたんやろう。 100歩譲ってそうだとしましょう。 ならあなたは強い風が吹いてコート吹き飛ばされている老人を見たことがあるのか?そんなコート(事)存在しないのです! 続く

2012-07-16 13:48:39
寺田晃弘 @spadiodokapon

つまりそもそもこのコートを脱がす勝負は勝負として成り立っていないのです。 ならば何故北風はそんな無謀ともいえる勝負を持ちかけたのでしょう? ここからは私の憶測になります。 続く

2012-07-16 13:51:14
寺田晃弘 @spadiodokapon

私は水泳が苦手です。 水泳か苦手な私が果たして北島康介勝負を挑むでしょうか? 挑むわけありません。 負けるに決まっているからです。 負けるに決まっている勝負を持ちかける馬鹿はいません。 つまり北風が勝負を持ちかけたのではなく、実は太陽が勝負を持ちかけたのです! 続く

2012-07-16 13:54:52
寺田晃弘 @spadiodokapon

何故北風が勝負を持ちかけた事になっているのか?それはこの勝負に信憑性を持たせる為です。 もしこの勝負の不自然さに気付かれたとしても、勝負を持ちかけた方が負けたとなれば北風はアホで済ませられるからです。 続く

2012-07-16 13:59:23
寺田晃弘 @spadiodokapon

なんと不憫な北風でしょう。完全な捏造によりこの話が生まれてから2600年もの間アホ扱い…。その思い想像に堪えません。 しかし、ここで疑問が出てきます。 何故北風はこの絶対に負ける勝負を引き受けたのでしょう? ここからは私の推測になりますが続きはフールズのHPで!

2012-07-16 14:04:53

フールズのWEB http://www.fools.jp/index.htm でも、続きは読めません