『夏なのにロリータファッションで街を闊歩している女の子たちは尊敬に値すると思うのでもっとやれください』
……くっ。わたくしの中に眠る『四国の』めたんが目を覚まそうとしているようね……。「この姿」の時に表に出てこようとするなんて……とうとう、わたくしのチカラを持ってしても、抑えきれない衝動が――ずん子、あなたの力が必要かもしれないわ……。
2012-07-25 17:31:33めたん様……そんな大きなものを内に秘めているなんて……。頑張ってください! 私は何をすればいいんですか!?((( ;゚Д゚)))
2012-07-25 17:31:47……供物を! というか食料を! えーっと三日分くらいちょうだい! お金と寝る場所は自分で何とかするから! そうしないと……そうしないと……『四国の』めたんが目を覚ましてしまう!
2012-07-25 17:32:42わ、分かりました!(*ノェ゚)b 食べ物ですね! めたん様のお財布、とっても薄かったですもんね……(´;ω;`) いくら救世主でも、腹が減っては戦はできませんから!
2012-07-25 17:32:55ずん子の無邪気が、めたんちゃんの傷口をえぐります。あくまで真顔で台所へ駆けていく彼女の後ろ姿をぽかんと見送るピンク髪のツインテールの少女は、その時一瞬だけ、年相応の表情に戻りました。
2012-07-25 17:33:13――そして、少女は気付くのです。居間に残されたのは、彼女の『正体』に気付いている残りの姉妹と、どうにも引っ込みがつかなくなっている自分だけだと。まあ要するに、『絶対零度――凄まじく気まずい空間――』です。
2012-07-25 17:33:22『漆黒の』方? 大変恐れ多いのですが、あたしはイタコをたしなんでおりまして。『四国の』でしたっけ? 悪霊に取り憑かれているようなら、お祓いいたしますわよ?(ニヤニヤ
2012-07-25 17:33:47――『漆黒の』! わたしも「儀式」に興味があるんですよぅ! 「めたん教」に入信しますから、その『不朽の夢――メタンハイドレード――』のお力をわけてくださいなー!(ダッ
2012-07-25 17:34:21――結局、追いかけっこをして街中を駆け回った結果、白ロリの『異名』が世間に知れ渡ってしまいました。それを聞いたずん子が「布教成功ですね!」と無邪気に喜ぶことで、めたんちゃんにトドメの一撃を撃ち込みますが――それはまた、別のお話。
2012-07-25 17:36:05「東北ずん子」は東北とずんだを応援する版権フリーのキャラクターです! 詳しくは(http://t.co/xrnE0NoC)までどうぞ!
2012-07-25 17:36:24(第1話はこちら!→ http://t.co/hXKvxwYV )(前回:第6話はこちら!→ http://t.co/ybxdGPRf )(次回:第8話はこちら!→ http://t.co/Ajf4KYYV )
2012-08-22 22:02:15