- horror_taiken
- 2160
- 2
- 0
- 0
@horror_taiken 私が小学生の頃に住んでいたアパートのお話。当時隣に住んでいた中学生のお兄さんが風呂場で視線を感じ窓の外に視線をやると、そこには首から下がない赤い帽子の女の子が彼をじっと見つめていた。
2012-08-03 14:25:31@horror_taiken 彼の家ではそれ以前にもコンセントに挿していないCDコンポから音が流れたり、誰もいない部屋で笑い声が聞こえたりした事もあった。気味が悪いと感じつつも、彼ら一家は未だその家に住んでいる。
2012-08-03 14:25:45@horror_taiken 時は少々遡り、当時の母の体験。ある夜母が部屋で寝ていると、大きな黒い狼のような影が三匹、ザァッとそのお兄さんの家の方へ飛んでいったという。母は家系的なものもあるのか少々霊感がある方で、それを見た夜はじっと壁の方を睨み続け眠れなかったという。
2012-08-03 14:26:00@horror_taiken 同じくらいの時期だろうか、そんな時私はある夢を見た。夜、家への道を母と共に歩いていく夢だったのだが、途中現れた母の知り合いと母が立ち話を始め夢の中の私は一人で先に家に帰る事にした。
2012-08-03 14:26:36@horror_taiken 歩き慣れた道だったが、途中脇に何かが並べ、積み上げられているのに気付いた。それは沢山のお坊さんの死体だった。その死体の一人が、私に家の方へ行ってはいけないと諭す。だが私は家に返りたかったため、その忠告を無視し家へ走る。
2012-08-03 14:26:56@horror_taiken もう少しで家、という所、手前の部屋の扉が開いていた。その中は血で真っ赤に染まっていて、中には恐ろしい鬼の面を被った男がいた。男は私に気付くと、恐怖で動けない私の方へやってきて...という所で目が覚めた。
2012-08-03 14:27:06@horror_taiken 後々わかった事なのだが、あのアパートが建っていた地名はかつて地獄島という、罪人を供養する地であったらしい。それと関係があったのかわからないが、あのアパートを引っ越してからあのような夢を見る事はなくなった。
2012-08-03 14:27:17