- Yamashita238
- 2780
- 0
- 0
- 0
ヘンゼルとグレーテル(放射能版)ヘンゼルとグレーテルは利発な兄妹でしたが両親は放射脳でした。
2012-08-05 01:56:40ヘンゼルとグレーテルの両親は「放射能のない食品を」とブラジル輸入の食品だけを食事に出していました。
2012-08-05 02:01:34お中元として送られてきたベルギー産のチョコ。ヘンゼルとグレーテルは勝手に食べてしまいました。ブラジルのわけのわからない食品ばかり食べさせられていた兄妹には至高の美味でした。しかし、それを目撃した両親は激怒しました。
2012-08-05 02:03:51「チェルノブイリ事故で汚染されたヨーロッパの食べ物を食べるなんて!ヘンゼルとグレーテルは放射能汚染されてしまった!このままでは私達もヘンゼルとグレーテルから被曝する!ヘンゼルとグレーテルを森に棄てましょう!」両親はヘンゼルとグレーテルを問答無用で森の奥に連行し置き去りにしました。
2012-08-05 02:06:57しかしヘンゼルとグレーテルは、両親には内緒で独自にラジウム抽出に成功していたのです。ヘンゼルのポケットに瓶に入れて隠し持っていたラジウム粉末を少しずつ撒きながら森の奥に向かっていたので、そのラジウムをサーベイメーターで追いかけることで無事帰宅を果たしました。
2012-08-05 02:10:41ヘンゼルとグレーテルの知られざる技術に恐れ慄いた両親は再びヘンゼルとグレーテルを森の奥のそのまた奥に拉致します。ラジウムは既に尽きており、二人はサーベイメーターをもってしても帰ることができません。ヘンゼルとグレーテルは森の中をさまよいます。
2012-08-05 02:14:00するとどうでしょう。森の中にケーキで出来た一軒家があるではないですか。何故かサーベイメーターがうるさく反応しています。はい。イエローケーキ(ウラン)です。
2012-08-05 02:16:20ヘンゼルとグレーテルは、ウランでできた一軒家の中に入ります。一軒家の空間線量は10μSv/h。「一晩泊まるくらいなら大丈夫だろう」と判断したヘンゼルとグレーテルはそのまま一軒家の中で休んでいました。すると、一軒家の持ち主らしいあやしげな老婆がやってきました。
2012-08-05 02:19:28老婆「なんだいお前たちは?」兄妹「実は斯斯然然で休ませて下さい」老婆「そういう事なら、泊まっていきなさい。」実は老婆は原子力発電の研究のために森の中で研究活動をしていたのです。核物理つながりで老婆と兄妹は意気投合しました。
2012-08-05 02:23:54老婆「早速だけど、実験を手伝ってくれるかい?」ヘンゼルとグレーテルは快諾しました。老婆はイエローケーキの家の地下室に二人を招き入れました。そこにあったのは大量の遠心分離機。
2012-08-05 02:27:48ヘンゼル「あの、根本的な事聞いていいですか?おばあさんはどうしてこんなに沢山の遠心分離機を?」老婆「ウラン235を分離するためさ」グレーテル「それを何に使うの?」老婆「原爆製造さね」ヘンゼル「作ってどうするの?」老婆「社会に復讐してやるのさ!」
2012-08-05 02:32:26ヘンゼルとグレーテルは、そのへんにあった棒で老婆の後頭部をしこたま殴り亡き者にしました。さらに二人は老婆の原子力研究施設を乗っ取り、その後は平和利用のための原子力を研究し世界と地域に貢献しましたとさ。
2012-08-05 02:40:59