#黒バスプラス  #木吉プラス #花宮プラス #カナ田 まとめ

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@kanata_skriv

深夜に帰宅すると居間の電気が点いていて彼女がソファに座っていた。「…先に寝ろと言ったはずだ。何故TVを見ている」「真太郎おかえり。眠れないの」「…」酷い日は朝まで眠れないという寝付きの悪さには困らせられる。諦めて寝ないと言った彼女を「バカめ。倒れるだろう」と一蹴した。 #カナ田

2012-08-02 04:43:20
@kanata_skriv

「後で風呂に入るから一緒に入るのだよ。温まれば眠れるかもしれん」「…そうだね。倒れて迷惑かけたくないし」普段から顔色が悪いの彼女が徹夜などできるはずがない。止めてくれてよかったと一息吐いた。「今日の夕飯は豆腐ハンバーグね」「それは旨そうだな。楽しみなのだよ」 #カナ田 続き

2012-08-02 04:45:23
@kanata_skriv

「鉄平」「…どうした?」寝れなくて、と言うとそうか…と眠そうな声。寝てたのに悪い事をしたと罪悪感を感じていると「おいで」と鉄平が懐をぽんぽん叩いた。「お邪魔します…」「いらっしゃい」ゆっくり頭を撫でられて次第に瞼が重くなる。「いい夢見れるといい…な…ぐぅ」「…鉄平もね」 #カナ田

2012-08-02 05:15:46
@kanata_skriv

【木吉】「鉄平、西瓜切ったよ」「お、悪いな」縁側で夜風に当たっていると切った西瓜を渡された。「今年のは綺麗に割れたね」「ああ」ニコニコしている彼女に俺も笑顔になる。「子供ができたら3人で西瓜割ろうね」「そうだな…でも俺、もう少しだけお前を独り占めしていたいんだが」 #カナ田

2012-08-02 23:53:15
@kanata_skriv

【高尾】手も身体も壁に押しつけて、堅く閉じた瞼に口付けると伏せた睫毛が揺れる。「…俺の目見ろよ」「…」僅かに咎めるような刺を孕んだ視線に、ぞくぞくと背徳感が背筋を走った。「ここ学校…」「バレねぇって」「根拠は?」「無いけど誰か来たら音するだろ。降参してキスさせろって」 #カナ田

2012-08-03 01:32:34
@kanata_skriv

【高尾①】「そんなに見られると穴空きそうなんだけど」「え?あ…ごめん」身体を洗い終わった和成が湯船に入ると一気に水かさが増す。「俺の身体に何かついてた?」「いや、筋肉質で綺麗な身体だなって思って見惚れ…和成?」いつの間に耳まで赤いけどもうのぼせたのかな。 #カナ田

2012-08-03 02:54:53
@kanata_skriv

【高尾②】「和成、のぼせ」「あー!」「わぁっ」正面から抱きつかれて和成の頭が肩に置かれる。「お前マジ天然すぎ!!しばらくこっち見んなよ!」絶対な!と念を押して静かになった和成の行動が照れ隠しだと気付いたのはその数秒後。 #カナ田

2012-08-03 03:02:27
@kanata_skriv

【木吉①】涼む場所を求めて縁側の日陰に横になった。肌を焼く日差しは暑いと思う事さえ億劫にさせる。ひんやりとした床の心地よさに微睡んでると「猫がいるな」とひょっこり現れた鉄平が苦笑して横に座った。「夏バテか?」「…暑いのは駄目なの」「はは、夕方には涼しくなるさ」 #カナ田

2012-08-03 15:06:36
@kanata_skriv

【木吉②】暑さは寒さみたいに防げないから厄介だ。汗を滲ませても暑さが堪えてなさそうな鉄平が羨ましい。「鉄平は暑くないの」「そりゃあ暑いさ。ここに頭乗せてみな」鉄平が指差すのは胡坐をかいた脚で、この暑いのに膝枕と思ったけど言われるがままに頭を乗せた。 #カナ田

2012-08-03 15:22:59
@kanata_skriv

【木吉③】「つめた…え?」触れた温度は予想とは違って冷たかった。「水で冷やしたんだ。これだけでもだいぶ涼しいぞ」冷たい手で首に触れられて緩く身体が冷えていく。「夕方になったらアイス買いに行こうぜ」「そうだね」それまでこのままでいたいと思ったのは口に出さなかった。 #カナ田

2012-08-03 15:41:14
@kanata_skriv

【木吉】「ただい…ゔっ」「おかえり!」「おう」家に帰ると抱き締めてくれるのは嬉しいんだが勢い余ってタックルなんだよな…お前の嬉しそうな顔が好きだから言わないけど。「今日は肉じゃが?」「正解。出来たてだよ」「じゃあ夕食が先だな。手伝うよ」俺、お前と結婚してよかったなぁ。 #カナ田

2012-08-03 16:27:43
@kanata_skriv

「あちぃ」「大輝服着てよ…特に下」風呂上がりの腰にタオルを巻いただけの格好で歩かれては心臓がもたない。「髪拭いた?」「後でいい」大輝が濡れた前髪を乱暴に後ろへやった。オールバックの彼は高校生と思えない色香で、思わずじっと眺めると牛乳をラッパ飲みする大輝と目が合った。 #カナ田

2012-08-04 04:50:56
@kanata_skriv

口の端に垂れた雫を拭う仕草も色っぽい、と思っていると大輝が近づいてきた。「なんつー顔してんだよ」「どんな顔よ」「エロい事考えてる顔」「そんな顔してないし!」「嘘つけ。…何考えてた?」言え。と耳元で囁かれて心拍数が上がる。言ったら押し倒されるから言えるはずがない。 #カナ田

2012-08-04 05:09:51
@kanata_skriv

「言えよ」がぷりと耳たぶを噛まれて掴まれた肩が跳ねた。「言えって」「やっ…」今度は首に歯が立てられる。声が漏れそうになって抑えると呆れ顔の大輝が手を掴んだ。「まだ白状しねぇの」「…やだ」「…あっそ」「きゃ!?」足を引っ掛けられて大輝ごと床に倒れこむ。 #カナ田

2012-08-04 05:33:31
@kanata_skriv

大輝が倒れる寸前に受け身を取ったらしく、どこも痛くはなかったけど次に発せられた言葉でサーッと血が引いた。「言わないならどんな手使ってでも吐かせてやるよ。夜は長いしな」 #カナ田 「…白状したのに止めなかったじゃん」「ギリギリまで吐かないお前が悪い。止められねぇよ」「馬鹿!」

2012-08-04 05:45:14
@kanata_skriv

さっきの青峰番号入れてないけど4本続けてるよ #カナ田

2012-08-04 05:46:16
@kanata_skriv

【高尾】「うーん…かゆい…」「擦ったら駄目だろ、止めろよ」「涙止まんない…かゆい…」「結膜炎は擦ったら悪化すんだよ。目赤いし目薬点すか」「…目薬」「お前目薬苦手だったっけ?」「…うん」「すぐ終わるから大人しく…あ、逃げんな!」「目薬はいや!」「待てって!!」 #カナ田

2012-08-05 04:59:30
@kanata_skriv

【高尾・後日談】「でさ、あいつ逃げ足が猫並みに速いんだよ。なんとか隅に追い詰めて捕獲したんだけどな」「ふむ…捕まえた後はどうなったのだよ」「羽交い締めにして目薬点したぜ?」「…相当目薬が嫌いなようだな」 #カナ田

2012-08-05 05:05:01
@kanata_skriv

【木吉①】「あ、れ」瞼に乗せられた冷たい何かで目が覚めた。手に取ると濡れタオルで、硬い床の感触と眩しいくらいの蛍光灯で自分が居間の床で寝ている事に気付く。「起きたか」「てっぺ…?ひゃっ」鉄平が側に置かれた洗面器で絞ったタオルを額に置いて傍らに座った。 #カナ田

2012-08-05 23:59:39
@kanata_skriv

【木吉②】「お前、倒れたんだよ。覚えてるか?」確かに朝食の準備の途中、目眩と耳鳴りがしたは覚えているけどそこから記憶がないから倒れたんだろう。「調子悪いのに、気付けなくてごめんな」「…ちょっと低血圧でふらついただけ、大丈夫だよ」「大丈夫じゃないだろ。大人しくしてろ」 #カナ田

2012-08-05 23:59:46
@kanata_skriv

【木吉③】その声は少し怒ってて、それは私じゃなく変化に気付けなかった自分への物なんだろう。彼はそういう人だ。「今日はゆっくり休め。家事は俺に任せろ」「迷惑かけてごめんね」「これぐらい迷惑でもなんでもないさ。それを互いに庇うのが夫婦ってもんだ」「…今の台詞、惚れ直した」 #カナ田

2012-08-05 23:59:54
@kanata_skriv

さっきの木吉プラスは最後も触れてるけど一応夫婦設定で読んでください #カナ田

2012-08-06 00:08:42
@kanata_skriv

あの、きよカナって木吉×カナタであってつまりは木吉が好きすぎて妄想が爆発した産物で #カナ田 とか木吉プラスに投下できるものじゃないからタグ作ったんであってですね。

2012-08-06 01:25:06
@kanata_skriv

「何塗ってるんだ?」「え?ム●だよ、虫刺され」「やけに多くないか?」「今年は多いみたい。脚ばっかり…あ、鉄平ちょっと手伝ってよ」「えっ!?」「嘘だって、冗談…」「…分かった。薬貸せ」「え、ちょ」「塗る箇所は?これか」「そこは自分で…!」「手伝えって言ったのはお前だろ?」 #カナ田

2012-08-06 03:36:18
@kanata_skriv

【木吉①】「や、てっぺ…っ」「これで4つ目か?あとは…」ベッドに座る彼女の脚を持ち上げ、ふくらはぎの赤い箇所に唇を押し当ててきつく吸うと二重の跡が残った。「やめ…んっ…」跡が増えるたびに聞こえる吐息はとても扇情的で、理性の糸がゆっくりと、確実に張り詰めていく。 #カナ田

2012-08-06 04:06:27
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