fallout:NV in ゾンビサバイバル!!!

@Webley007

「う、ん…。ここは…？」目を覚ますとそこは見知らぬ建物の屋上だった。屋上？なぜそんな場所で俺は寝ていたんだ？そもそも昨夜寝る直前はどのような状況だった？「…全く思い出せない」 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

人生で二度も記憶喪失になるとは。しかも一度目は頭に銃弾を食らって死にかけて、だ。どれだけLuckが低ければこんな人生を歩むことになるのだろうか。「笑うしかないな」そう言いながらも俺の顔には1ミリたりとも笑みは浮かばなかった。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

思い出せない過去に駄々をこねても始まらない。俺の身に何かが起きて寝る前の事を思い出せなくなった。全く納得できないがとにかくそう納得するしかないのだ。そんなことよりも状況確認だ。俺は屋上から周りを見渡した。建物の背は低く、あまり遠くは見えない。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

屋上から見える景色はどれも、俺に見覚えのあるものではなかった。眠る直前は思い出せなくとも、今まで何をしていたかという記憶はある。その記憶が正しければ俺はモハビ・ウェイストランドで運び屋をやっていたはずだ。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

だから俺はモハビ・ウェイストランド中を旅していた。つまり今いる場所がモハビウェイストランドのどこかなら、よほど辺鄙な場所でない限り、はっきりとどこかは分からなくとも雰囲気でわかるのだ。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

だがここにはモハビウェイストランドの「匂い」がない。そもそも崩壊していない建物が多すぎる。モハビは核戦争の影響で町はボロボロだ。つまり俺は記憶を失っただけでなく全く訳の分からない場所にいつの間にか連れてこられているってわけだ。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

そんなことを考えているうちに俺は左腕につけているpip-boyの存在を思い出した。モハビエクスプレスでしっかりと働いていた頃を思い出しながら景色を見ていたから、これの存在を思い出すのに時間がかかった。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

銃弾を頭に食らった俺の命を救ってくれたドック・ミッチェルがくれた、便利な携帯情報端末。pip-boy。こいつは俺の体の具合や能力をパラメータ化してくれたり、自分が今いる地域の地図になったり、なんと所持品のリスト化までやってくれる優れものだ。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

その便利なpip-boyで周辺の地図を出すことにした。「おいおい…」地図を出そうとしたができなかった。その機能を使おうとすると画面に何も表示されなくなるのだ。それ以外の機能は使える様だが、こんなことが起きたのは初めての事なので流石に狼狽える。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

地図機能が使えないということは、ここがモハビでは無いという事が確定するだけでなく、pip-boyの製作者が想定していたであろう「pip-boyを持った者が行きうる範囲」の「外」に自分がいるという事だ。つまりここはアメリカでない可能性が高い。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

それどころか、ここが別の世界である可能性すら考えられる。以前シエラ・マドレという地に行った時も「目を覚ますと知らない場所」パターンだったが、その時でさえ地図機能は作動したのだ。「最悪今までの常識が全く通じない事も想定に入れなければ…」 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

次にまず自分の健康状態、そして持ち物をpip-boyで調べた。健康状態は上々。特に心配することは無い。問題なのは持ち物だ。見事に一つもない！武器も医療品も何もない。今着ている衣服以外の物は一切ないようだ。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

ここが自分が経験したことのない土地で、自分は武器も持っていないとわかった以上、ここでこれ以上グズグズしている必要もない。まずは行動、だ。だが慎重さを忘れてはならない。移動する前に索敵をしなければ。「！？」 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

とんでもない数の敵対的な存在がいる！pip-boyの平面方向センサーに大量の敵対者マーカーが付いている。「しかもこっちに向かってきている！まずい！」ここは屋上。ちゃんとした出入り口は、おそらく屋内に繋がっているであろう階段一つだけだ。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

バン！と屋上の出入り口のドアが開いた！「フェラルグール…！？」そこから続々と出てくるグールの群れ！「いやグールとは若干違う…か？」そんなどうでもいい事を考えてる場合では無い！こちらには武器がないのだ。戦闘技術には自信があるとはいえこれは無理！ #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

逃げなければ！でもどこに？ここは屋上。選択肢は一つ。飛び降りる、だ。「畜生！」俺は屋上のへりへと走った。奴らに食われて死ぬよりは痛くないはずだ、と心の中で唱える！「足が折れませんように！１、２の５！」俺は覚悟を決めて飛び降りた！ #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

今日のWebley007：【アクシデント】ゾンビから逃走中、高所から落下し重傷を負う！　９のダメージ！　以降「治療薬」か「救急箱」を消費して治すまで、あなたのＨＰは回復しなくなる。食糧：－２ #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

現在の状況【一日目】：HP 91/100 FOOD 98/100 重症を負う（治療薬か救急箱を使うまでHP回復不可） アイテム無 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

「ギャア！」グールに噛まれるよりましだとしても痛いものは痛い！しかも最悪なことに足に重症を負ってしまった…。ドクターバッグがない以上、治療は行えない。そもそもこの世界にそれがあるのかどうか…。近くの棒を杖にして建物から離れることにした…。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

この世界はいったいなんなんだ。人間より先にグールに出会うなんて。モハビよりもいかれてやがる。着地時に傷を負った足がひどく傷む…。どうにかして人を見つけねば…。俺以外の人がいない世界だったら？そんなことだけは起きないでくれと祈るしかない。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

いきなりのアクシデントで気分が落ち込み、余計な妄想をしてしまう。項垂れながら足を引きずり引きずり歩いていると、視界の上端に影が映る。顔を勢いよくあげながら「人か！？」人だった！ #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

俺が初めて出会った人間は一人ではなかった。持っている長物と鋭い気配…。スナイパーか…。ふとモハビで一時一緒に旅をしたブーンというスナイパーを思い出す。彼は元気にしているだろうか…。いかん。眼の前の事を見つめなければ。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

とにもかくにも人間だ。こんな危険な空気を漂わせた世界なのだ、出会った人間と関係を持っておくに越したことは無い。少しの間情報収集と心の安息のために会話をした。途中でスナイパーが腹を空かせていそうだったのでヤムヤムデビルエッグを分けてやった。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

どうやら鞄の中に入っている食糧は無事なようだ。でもなぜpip-boyが反応しなかったんだ？もしかして…。そこにある石を持ってみた。「やはりか」pip-boyのweightと数値が増え、所持品に石が加わった。この世界の物体専用になったのか。 #ゾンビサバイバル #fallout

@Webley007

先ほどの人間達によれば屋上で出会った化け物は「ゾンビ」というらしく、グールとは違うものらしい。奴らの発生した原因等、細かいことは知らないらしいが、少なくともこの世界は核戦争が起きたり、放射能でグールが生まれたりはしていないようだ。 #ゾンビサバイバル #fallout