キュゥべえが語る国の文化とこれからについて
なぜ、今ナショナリズムの話をしたかというと、それはもう一度今、そのあたりの部分を考えて欲しいということなんだ。文化的に豊かだということは、ある意味では余裕であるともいえるからね。その中で、今の問題に対しては極めて重要な問題だよ。
2012-08-27 00:42:55一つの方法として、見方を変えるというのはあってもいいと思うんだ。確かに、今日本は隣国と様々な問題がある。そして、その相手は必ずしも価値観の合う相手ではない。だけど、世界にある国はそれだけじゃない。
2012-08-27 00:44:49そのときに、自分の嫌いな国を批判してしまうよりも、日本の文化を理解してくれる国とどう親しく付き合っていくのか、そう考えることも今の世界を考えたときに重要なんじゃないかな。
2012-08-27 00:45:43キミたちには今でもそれができる環境があるんだし、世界中のどんな国のことだって調べることもできる。その意味で、世界をけして小さく見ない方がいいと思うよ。
2012-08-27 00:47:24大体、ボクの話はそんなところなんだけれど、今回は長かったし、わかり難かった部分もある。そのあたりについても、よければ感想を聞かせてもらえると嬉しいよ。ありがとう、聞いてもらえて嬉しかったよ。
2012-08-27 00:48:37@QB0 各国のおかれた価値観というのは、その国の過ごしてきた経験、環境にとるところが大きいから、「お互いの認識、考え方の根拠は違うもの」という前提で考えるのがいいのではないでしょうか
2012-08-27 00:52:58@QB0 反日を是としている国より親日家のいる国を学ぼうってことですね。ナショナリズムの説明で仰っていたように、「日本の国家の象徴である天皇陛下」を侮辱されたからには、その国とは一線を引かざるを得ないと私は思いますね。
2012-08-27 00:53:18@QB0 外交でなら既に親書をそのまま突っ返されていますから、もうどうのこうの出来る次元ではなくなってしまっていますね。向こうから全てを遮断されているので、もはや放って置くのが多くの物事において良いとされるかもしれませんね。
2012-08-27 01:01:42@QB0 おもしろく読ませていただきました。ただ、疑問としては、寛容/不寛容の話に落とし込むと、結局、国や民族(あるいは宗教も)に優劣をつけてしまうことになってしまいそうで、少し危ういのではないかと危惧を抱きました。
2012-08-27 01:06:46@MaYu_PG そこは仕方がないね。多少考えはしたけれど、どうしても、国の状況や経済によってそれは左右されてしまう部分がある。そのあたりは、本来どこでも平等だと思うけれど、世界は実際にまだ様々な部分で優劣を競っているとボクは思っている。もちろんそれは個人にもよるんだけれど。
2012-08-27 01:09:35@MaYu_PG 極端な話だけれど、情報が統制されてしまった社会ではなかなか他の国の情勢を知ることはできない。それは仕方がないよ。結果的に、彼らは国から与えられた情報で自分たちや他国の文化を考えていることになる。そういった国で、他国の価値観を研究するのはやっぱり大変だろうからね。
2012-08-27 01:12:49それは、おそらく世界で最もはじめに「異なる文明」、「西洋の価値観」との対立という問題に、正面から取り組んだのが明治の日本であった、という点だね。
2012-08-27 01:17:09この部分で、明治という時代は確かに複雑ではあったけれど、アジアの国の中で一番早く西洋の文化を受け入れた日本の功績はかなり大きいといえるね。
2012-08-27 01:18:27今では翻訳、というものもめずらしくなくなってしまったけれど、本来自分の国にはない価値観や概念を言葉にしてあらわす作業、文化も風習も違う国の言語を自国の言葉に置き換えるというのは途方もないエネルギーがいる。それを日本が積極的に行っていたのは、忘れて欲しくないところだよ。
2012-08-27 01:20:05あれだけ長い話をしてしまった後だと蛇足になってしまうと思うけれど、少しだけボクの危惧というか、心配な部分を書いてもいいかい? 今の状況に対してのといってもいいかも知れないね。
2012-08-27 01:31:09確か三日くらい前だと思うけれど、吉村作治先生がtwitterで今回の韓国の対応について批判しているという記事があった。確かに、今回の韓国の対応はこの前も書いたように非礼だといってもいい。それで日本人が怒るのは事実だからね。
2012-08-27 01:33:16この前も書いたように、韓国では日本に対する批判が商売にまで結びついてしまっているし、それが支持率や政治情勢に影響を与えるのも事実だからね。だけど一方で、今の韓国の問題について、実は経済分野では李大統領よりも批判の矛先にいくのは財閥である方が正しい部分はある。
2012-08-27 01:36:15けれど、政治上の問題である以上、韓国の代表として批判の矢面に立たされるのは大統領自身になる。そのことに対する、ある種の反感があったために、わざと日本を挑発して国内の財閥を揺さぶろうとした。そんな可能性も確かに考えられることではあった。
2012-08-27 01:38:11そう考えると、そこで日本が巻き込まれたのはいい迷惑ではあるんだけれど、これは韓国の国内問題による部分が極めて大きいと思うからね。もちろん、そこで日本が反感を抱くような発言をすることが、冷静さを欠いているといえばその通りなんだけれど。
2012-08-27 01:39:26この前、話をしたように韓国では今、日本批判の記事を大手新聞までが書き出す状況になってしまった。そこにはもちろん、そうした方が売れるからという部分もある。それに、日本人が「韓国なんて嫌いでどうしょうもない国」と思うのはわからないでもないよ。
2012-08-27 01:40:53だけど、それと同じように日本人が、韓国人を罵倒するようになってしまえば、これは日本にとってもいいことじゃない。確かに怒りはもっともでも、その矛先が韓国人個人にいってしまえば、それは大きな問題になる。
2012-08-27 01:42:08