※重要【国家戦略】エネルギー政策に関する国民的議論:調査結果の全容と観察 #パブコメ #エネシフ #脱原発 #脱被曝 #原発 #再エネ
- tkatsumi06j
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3つの重要な選択について:
①原発をどうするか
- 84% 原発は不要
- 9% 原発は必要
- 6% 言及なし
- 1% 原発の要否については検証・見極めが必要
②再エネ・省エネについて
- 58% 言及なし
- 39% コストがかかっても拡大
- 1% そんなにコストをかけなくても、もっと拡大できる
- 1% コストを検証しながら拡大
- 1% 拡大には限度がある
③核燃サイクルについて
- 70% 言及なし
- 29% 使用済核燃料、放射性廃棄物の処理の道筋が見えない
- 1% 直接処分に転換する
- 0% 現状の再処理政策を推進する
ツノッターの私的アンケートと比較
さて、パブコメとりまとめ結果、興味深いものになった。私がツノッターで行った簡易アンケートと似通った結果となったのだ。 http://t.co/tKvNpFKg ①ゼロシナリオ87%; ②15シナリオ2%;③25シナリオ4%。④第シナリオ5%(パブコメでの「無回答」4%)
2012-08-29 00:33:29(参考)エネルギー政策に関する政府パブコメとツノッター簡易アンケートの結果比較: パブコメ - ①ゼロシナリオ87%;②15シナリオ1%;③25シナリオ8%;④無回答4% ツノッタ - ①ゼロシナリオ87%; ②15シナリオ2%;③25シナリオ4%;④第シナリオ5%
2012-08-29 00:36:01各シナリオに対する支持(政府パブコメ)
- 87% ゼロシナリオ←報道されている数字
- 1% 15シナリオ
- 8% 25シナリオ
- 4% 無回答
各シナリオに対する支持(ツノッター)
- 87% ゼロシナリオ←報道されている数字
- 2% 15シナリオ
- 4% 25シナリオ
- 5% 第4のシナリオ
http://t.co/TpAQpGCY なかなか興味深いですね。かといって、これでツノッターの世論調査メディアとしての有効性が示されたとか、そんなことは主張しません。それにしても第シナリオが政府パブコメではただの「無効」にされてしまうのは、わかっていたものの痛い。。
2012-08-29 00:38:49視点ごとの論点の分類
続・ 【重要】パブリックコメントの取りまとめ結果 http://t.co/CYni3LIw 重要なのは基本データだけではありません。「視点ごとの論点の分類(回答実数)」というのも重要です。「①原子力安全に不安、事故原因・影響も不明、健康被害もある」が1位で47,901 続く
2012-08-29 00:41:15【重要】パブリックコメントの取りまとめ結果 http://t.co/LRWEL8Jh 続く。 2位は「⑪再生可能エネルギーや新エネ開発こそ急ぐべき」35,063。 3位は「③原子力開発は倫理的に適切ではない」33,276。 4位「②核廃棄物は将来世代に負担を残す」22,691。
2012-08-29 00:44:00視点ごとの論点の分類(回答実数)トップ10(24項目の内)
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- 47,901 ①原子力安全に不安、事故原因・影響も不明、健康被害もある
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- 35,063 ⑪再生可能エネルギーや新エネ開発こそ急ぐべき
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- 33,276 ③原子力開発は倫理的に適切ではない
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- 22,691 ②核廃棄物は将来世代に負担を残す
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- 8,070 ⑥時間とコストがかかる廃炉を着実に進めることが重要
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- 3,756 ㉑新産業や雇用創出の好機である
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- 3,609 ㉓コストがあがり、経済に影響が出て、雇用が失われる
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- 3,528 ⑯温暖化対策にもっと積極的に取り組むべき
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- 3,331 ⑮電力の安定供給のためには原子力発電が必要
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- 3,274 ⑯今でも電気は足りている
【重要】「エネルギー政策に関する国民的議論(①パブリックコメント・②聴取会・③討論型世論調査)」取りまとめ結果http://t.co/j5YDzHAR #パブコメ #エネシフ #脱原発 #脱被曝 #原発 #再エネ #核燃サイクル #核廃棄物 #討論型世論調査 #国家戦略室
2012-08-29 08:50:05討論型世論調査結果
http://t.co/s7cQiBpi 「エネルギー政策に関する国民的議論」では、③討論型世論調査で最終的な討論後のアンケート結果は次のツイートのようになっている。エネルギー環境会議は、この結果に基づき、ゼロシナリオ支持が「過半」であると形容したのだろうと思う。続く
2012-08-29 08:58:59討論後型調査最終結果 47% ゼロシナリオ 16% 15シナリオ 13% 25シナリオ 8% ゼロ&15シナリオ 3% 15&25シナリオ 2% ゼロ&25シナリオ 10% 全シナリオ
2012-08-29 09:00:10討論後アンケート(T3)=285人 ※最終結果
- 47% ゼロシナリオ←(*1)
- 16% 15シナリオ
- 13% 25シナリオ
- 8% ゼロ&15シナリオ(*2)
- 3% 15&25シナリオ
- 2% ゼロ&25シナリオ(*3)
- 10% 全シナリオ
※1+2+3=57%=“過半”
マスコミ世論調査も検討対象
(参考)また、「エネルギー政策に関する国民的議論」はマスコミ世論調査も参考にしている。|資料2-5 マスコミ等の世論調査の結果について http://t.co/skCfmSXh 検討メディアは:NHK・朝日・読売・日テレ・共同通信。興味深いことに日経・毎日は対象に入っていない。
2012-08-29 09:07:04検討メディア
- NHK
- 朝日
- 読売
- 日テレ
- 共同
国家戦略室の「世論調査」の理解
(参考)国家戦略室はマスコミ世論調査についてその特長をこう評価している。「世論の動向を明らかにする目的で行なわれる統計的社会調査、またはその調査技法。無作為に抽出された人々(標本)に設問して回答を収集するという、統計理論に基づいた標本調査であり、標本誤差を伴う。」
2012-08-29 09:33:24世論調査とは
「世論の動向を明らかにする目的で行なわれる統計的社会調査、またはその調査技法。無作為に抽出された人々(標本)に設問して回答を収集するという、統計理論に基づいた標本調査であり、標本誤差を伴う。」
また国家戦略室はマスコミ世論調査の特長的問題として以下を認識: ・質問文や選択肢の微妙な差によって結果が異なる。 ・調査の直前に関連ニュースなどがあると、結果に大きな影響を与えることがある。 ・調査主体(新聞社等)が異なると、調査に応じる人が異なり、調査結果に際が生じるという指摘
2012-08-29 09:37:05調査方法に関する特徴
- 有効回答数は最低1,000人程度。一部には、郵送調査の方が電話- 調査よりも信頼度が高いとの指摘もあるが、時間やコストがかかる。
- 現行のRDD方式であると、固定電話を持たない若者の意向が把握しづらい。(なお、携帯電話も対象に含めると、地域毎の割合が確保されない。)
- 質問については、説明を詳しくつけた方が答えやすくなる一方、誘導と捉えられるリスクも出てくる。(電話調査では、音声だけでの調査という制約上、あまり長い説明ができないという面もある。)
調査結果に関する特徴
- 質問文や選択肢の微妙な差によって結果が異なる。
- 調査の直前に関連ニュースなどがあると、結果に大きな影響を与えることがある。
- 同じ質問を時期を変えて繰り返すことにより、トレンドを見ることに意味がある。
- 調査主体(新聞社等)が異なると、調査に応じる人が異なり、調査結果に際が生じるという指摘もあるが、その影響の多寡については議論がある。