フォロワさん魔法少女化

ふちさき @huchi_k

.@rin541 きゃはっと少女が無邪気に笑ってステップを踏む。足取りも軽やかに、握っていたステッキをえい☆彡と敵の頭目掛けて振りかぶった。しゃらんら☆彡と鳴ったファンシーな音に痛々しい打撃音は隠される。倒れふした敵の頭を容赦なく踏み付けて、少女はもう一度ステッキを振りかぶった。

ふちさき @huchi_k

↓すいさん。ペンライトとCDを武器に戦うアイドル系魔法少女。だから、魔法少女なのに物理攻撃に頼るのはいけないとあれほど。巨大化したペンライトはただのライトセイバーだと思う。

ふちさき @huchi_k

.@tempalist ヴン、と低い音を立てて少女が手にしていたペンライトが青白く発行した。巨大化したペンライトはまんまライトセイバーだが、そんなことは少女の知ったことではない。少女は指先でくるくると弄んでいた銀色の円盤を振りかぶると、宙へと駆けた。ひらり、スカートが翻る。

ふちさき @huchi_k

↓ういさん。相手を法廷（自フィールド）に引きずり込んでひたすらに責める（攻める）わりとえげつない魔法少女。罵声は引きずり込まれた相手の良心を表している。まあ、最終的には木槌で殴り殺すんですけどね！

ふちさき @huchi_k

.@oui_ 少女が手にしていた分厚い本を開くと共に、空間が崩れて再構築された。そこは小さな法定で、少女は高い位置からこちらを見下ろしている。その手には小さな木槌がひとつ。さて、これから裁判を始めます。少女の言葉を合図に、無数の罵声が浴びせられる。静粛に！ かん、と木槌が鳴った。

ふちさき @huchi_k

↓おうのさん。歌って踊れる魔法少女。歌詞は呪文に、音程は打撃に、歌うことで攻撃が出来る。物理攻撃には譜面から音符を引っこ抜いて相手を拘束したり、無数の音符で撲殺したりがある。

ふちさき @huchi_k

.@o_uno 歌う歌う歌う。少女はでたらめな旋律を気分のままに紡いで歌い続ける。でたらめな音程が敵の足元を崩し、少女のご機嫌な声のスタッカートが敵に波状の威力をもって敵に襲いかかっていく。少女はただご機嫌に歌っている。歌っているだけだ。なのに、足元ががらがらと崩れて落ちていく。

ふちさき @huchi_k

↓おたわちゃん。チェーンソーはとどめで、小回りのきく彫刻刀が基本的な武器。彫刻刀には毒が塗布してあるので、少しでも傷つけられると動けなくなる。チェーンソーは重いのであまり使いたくない。だから魔法少女の魔法はどこにいったと（以下略

ふちさき @huchi_k

.@otawa0416 ぎりぎりぎりぎりと耳を劈く金属音と微かに混ざるエンジン音。よいせ、と少女は少女の背丈ほどもあるチェーンソーを担いで、彫刻刀で縫い止めていた敵の元へとふらふらと歩みを進めた。敵の表情が恐怖に染まるのに、痛くはしないから、と笑ってチェーンソーを振りかぶった。

ふちさき @huchi_k

↓むつさん。空間を固定してその中で球体を一気に弾き相手を翻弄させる。が、それはただのめくらましで、最後は斧で首を刈りにいく。空間を固定しているので返り血は浴びない。

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.@hook2_62 ふよんふよんと浮かんでいる球体を一気に弾き飛ばす。固定された空間の中で四方八方に飛び回る球体に、敵はなすすべもない。右から、左から、前方から、後方から、360度余すことなく球体が襲い来る。しかし、それはただのめくらましだ。ごめんね？ 謝罪と共に首が飛ばされた

ふちさき @huchi_k

↓玄さん。空間を歪ませるのは盲ましで、やっているのは脳に直接関与する魔法。基本的には相手の記憶を改竄する、忘却させるなどがメイン。その副作用で敵からは世界がひしゃげて歪んでいるように感じられる。

ふちさき @huchi_k

.@ReDluck_ ぐるんと世界が回って、その後ぐにゃりと世界が歪んだ。しゃがんで微笑んでいる少女を中心に世界が歪にひしゃげている。空中に貼り付けにされた敵の懐を気味の悪いなにかが這いずり回っている。いーち、にー。少女が数を数える度に、記憶が欠落していく。くふん、と少女が笑う。

ふちさき @huchi_k

↓ぐんたさん。魔法少女の魔の字もないけど魔法淑女。肉弾戦とライフルでの攻撃が得意。だいたい肉弾戦、時々魔法。あまりに肉弾戦が多いから時々自分でも自分が使える魔法を忘れるが、使えるのはライフルの弾の魔弾化と視力強化。狙撃にぴったり！

ふちさき @huchi_k

.@dierosette なまめかしい脚が空中で踊った。同時に手にしているライフルの柄で相手のこめかみを狙うことも忘れない。かすかな手応えとともに、すぐさま敵から離れてライフルの銃口を倒れた敵のこめかみに突き付ける。覚悟はよろしくて？ 微笑みは少女のものではなく淑女のそれだった。

ふちさき @huchi_k

↓あやかわさん。元魔法少女、いい加減残業手当が付かない無償労働の魔法少女を卒業したい。卒業させてくれないとむしろ自分が魔女化しそう。武器は電卓と書類の束。書類の束は殺傷力の高い薄い刃物に変わる。電卓は純粋な物理攻撃にしか使えない。

ふちさき @huchi_k

.@isaya_a ふふふ、と笑う少女の微笑みはどこか暗い。片手に書類の束、もう片手には使い込んだ電卓。いい加減、魔法少女を卒業どころか闇落ちで魔女化しそうな形相で元少女は敵を睨み付けた。ばらっと開いた書類の束が、薄い刃物の束に変化する。魔法少女は残業手当は付かないんだよ！！！

ふちさき @huchi_k

↓あめのさん。魔法少女というかむしろ日朝の特撮もの。魔法で物質化したロボットで派手にロケットランチャーやらを飛ばす様子は最早放映時間帯が一時間くらいずれているが勝てばいいんですよ勝てば。

ふちさき @huchi_k

.@farfalla222 レディ、と少女が呟くと共に現れたのはごついフォルムのロボットだった。魔法少女といえば日曜日の朝だが、ちょっと時間帯がずれている。少女は何時の間にか腕に巻ついていた時計っぽい機械に指示を飛ばす。レディ、ゴ！ ドーン！という派手な音と共に爆薬が弾けた。

ふちさき @huchi_k

↓きなこさん 植物を操る魔法少女。涙の一滴が新しい芽を生み出す。基本的には幾重にま重ねた茎での防御が主だが、主（？）思いの食虫植物さんが敵をぱっくんするのでだいたい気付いたら敵がいなくなっている。

ふちさき @huchi_k

.@mochi_k ぽんっと少女の足元から小さな芽が生えた。みるみるうちに小さな芽は太い茎になってしゃがみこんでいた少女を守るように蔓延っていく。怖いよぅ、と少女が涙を流すたびに芽は増えて、地面を埋め尽くしていく。食虫植物が敵を飲み込むその瞬間を知るのは飲み込まれた敵ばかり。

ふちさき @huchi_k

↓あつきさん。本と羽ペンが武器。本は四次元マントの中に収納されていて、羽ペンで呪文を描くと飛び出てくる。その中から選んだ本の一冊の固有魔法を行使して戦えるが、同時に二冊は使用出来ない。ただし、大量の本で相手を圧死させるなど物理攻撃での多用は可能である。

ふちさき @huchi_k

.@atsuki69 少女が両手を広げると、空中に大小さまざまな書物が物理法則を無視して浮かび上がった。少女は浮かんでいた本を一冊手に取ると、片手に持った羽ペンでさらさらと空中に文字を踊らせる。空中に描かれた文字は鎖になって敵を拘束し、本から飛び出した獣が敵に襲いかかった。

ふちさき @huchi_k

↓いおさん。実態を持たない獣を操る魔法少女。狼、豹、虎、梟、鷲、などその獣の種類は多岐に渡る。また、攻撃ではなく諜報を主とする場合はハムスターなどの小動物が活躍する。

ふちさき @huchi_k

.@io1259 GO!!という合図と共に無数の狼が敵に襲いかかった。否、狼だと敵が認識したものは狼の形をした黒い靄であって実態は持たない。なのに、牙が爪が確実に肉体を傷付けていく。唖然としたまま少女を見詰める。少女はただ、立っているだけだった。その側に無数の獣を引き連れて。