1年半後の復興支援|善意のゆくえ|アウトリーチが機能していない理由|中長期の支援活動の難しさ|地元のニーズとは何か (2012.09.15)
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RT復興団体って良くいろいろ言われますけど、例えばSAVE TAKATAも言われてます(幸いなことに批判というレベルではないですが・・)。で、NPO未経験者が無給で休みなく、へろへろになりながら毎日慣れないことやってたので「あたりまえ」のことができないこと多かったんですよね(続)
2012-09-15 08:56:57RT単純なところだと連絡の齟齬とか遅延、それで「あいつらは連絡もしない」とかになって、結果「嫌われる」。なかには「おまえら支援団体やめちまえ!」とか恫喝に近いことも実際言われたことがあります。まぁあたりまえなので、反論はしなかったですけど、無茶言うなよ・・・と正直思いました。(続
2012-09-15 08:57:41RT1年6ヶ月考えていたことは「方法論の良いか、悪いか」よりも「牛歩でも淡々と続け、改善し、果実を出す」ということが最重要だな、と。そして自分は嫌われても誰も嫌わない、ということ。はっきり言って議論と言い合いは違うし、被災地に残された時間ってあんまりないと思ってます(続)
2012-09-15 08:58:36RTで、何が言いたいかと言うと、目指す目的は「復興」という同じところな訳なので、そういった復興団体の事情を理解しつつ、建設的な意見と手助けをしてもらえたら、お互い良い形になるよね?ということ。団体は反省と内省を日々しなきゃいけないし、支援者は言葉じゃなくて、手と足で「助ける」(続
2012-09-15 08:59:16RT何かを言う時は一度「もし相手が自分だったら・・」と考えて欲しい、安易にあなたが言っている言葉は何かのためになっているのか、無用な足引っぱりになっていないか、そこから何が生まれるのか、一考して欲しい。言ったり書いたりするとやれた気になってしまうけど、そうじゃないんです(続
2012-09-15 09:00:18RT復興って考えると長いよなぁと。人、物、金、いろいろなことが必要。だから仲良くしなきゃいけないんじゃないかなぁと思うんです。もちろんなれ合いじゃなくって切磋琢磨しながら。被災地は過疎化地域が殆ど、多分この時期を喧嘩だけして終わると、再興の機会は2度とないと思います(続)
2012-09-15 09:02:25RT @kowloon_: すいません、文才がないのでまとまりが無くなってきました(汗)まぁ仲良くしましょうってことです。復興団体は反省と内省をする。支援者は言うなら責任を持って助ける。以上連続投稿失礼いたしました。これからも淡々と進めていきます。
2012-09-15 09:18:57「相手に強く言ってはいけない」「察して欲しい」「こちらから要求するようなはずかしい、失礼なことはできないから、先に感じ取って、気づいて欲しい」「皆まで言わないので、わかってほしい」「自分たちの立場がどう見られているのかはわかっているつもりだから、東京から来ている人たちは察して‥」
2012-09-15 12:14:58東京に住んでいると「はっきりと言わないと分からない」「意見表明されていないことは、起きていないことと同じ」「文書や口に出してアナウンスされていないことは、問題が起きていないことと同じであり、まだ表に出さないでいいと判断されていることとしてペンディング中、とみなされる」
2012-09-15 12:16:50そんな風にして、情報の洪水を泳ぐために、逐次アンテナに引っ掛かった情報を早く処理する習慣を磨いている。そして、取り込まれる。それは、東京圏の話であって、地域の慣習や世代によって、「意思の疎通に期待されている事柄」には、じつに大きな違いが出る。
2012-09-15 12:19:53儒教的な、あるいは封建的な慣習がまだまだ強く残る世代や地方には、「相手になにか言う前に、年齢や社会的地位などによる、相手の階級や立ち位置を把握してから、なにかものを言う」などという手続きを踏む人や地域がたくさんある。
2012-09-15 12:22:54そこには、「失礼にあたるから、迷惑をかけることになるから、こちらから何かを要求するようなことを言いたくないので、事前に察して欲しい」という、意思の疎通の期待値がある。
2012-09-15 12:24:48これが裏切られると「なんでいつまでも分かってくれないんだ」「言うまでわからないなら、やめちまえ」という怒りになって返ってくることになる。
2012-09-15 12:25:49「失礼だから、迷惑をかける事になるから、自分からは言わずにお互い相手の意志を察して接する文化」と、「意見表明されていない事柄は無いことと同じとして素早く対処し、処理して次のタスクへ向かう文化」の対峙と対立が、ここにはある。
2012-09-15 12:28:43「自分がどう見られているのか、どういう立場かは知っているつもなのに。なんで、わざわざ皆まで言わないと、分からないのか。分かってくれないのか。そんな気持ちにさせないでくれ」
2012-09-15 12:30:58「察して欲しい」と思っているのかもしれない。あるいは、「相手に少しずつ、お互いより掛かる」ことで成り立っている意思の疎通の文化には、強く居丈高な言葉は必要ないから、そうしたいという想いと慣習が、期待が裏切られた時の激しい言葉になって、出てきてしまうのかもしれない。
2012-09-15 12:33:46とある事由で東北の被災者の方と話していると、「言わせないでほしい」「察して欲しい」という意思の疎通の期待値を非常に強く感じる。東京の情報処理文化との間には、そんな深い溝があるように思う。
2012-09-15 12:36:52その期待感を感じて、汲み取っていないと、「私はこんなに気を使っているのに、何でわからないのか」「裏切られた」という強い感情を呼び起こしてしまう、そんな気がする。
2012-09-15 12:37:36いまも毎日、被災された方と顔を見合って、日々復興支援活動に従事している方々、本当にありがとう。お疲れさまです、毎日ご苦労さまです、としか言えないのだが。。
2012-09-15 12:41:35