高橋けんじ×アライ=ヒロユキクロストーク (2012.09.17)
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そんなこんなで『クロストーク』もそろそろお時間となります。皆様最後までお付き合いお願いします。 ( #nakedch live at http://t.co/2b96y3tb )
2012-09-17 16:05:21ではではご視聴戴きましてありがとうございました。 クロストークお開きとなります。 ( #nakedch live at http://t.co/2b96y3tb )
2012-09-17 16:25:08お疲れ様でした、楽しかったです ( #nakedch live at http://t.co/xg5DxHKu)
2012-09-17 16:33:03ゲスト:アライ=ヒロユキ氏によるトークのまとめ
昨日のトークでの主張。1.商標登録がなかろうが、かれらは歴としたカオス*ラウンジ。2.カオス*ラウンジのおたく界隈の権利・尊厳侵害はあった。3.商標を「奪う」のは、パンドラの箱を空けるようなものでやるべきではなかったが、被害者側の事情・経緯もあることなので遺憾。
2012-09-18 10:22:21昨日のトークでの論。1970年代前半、おたく界隈の同人誌はSFや少女マンガの批評が多く、議論をもとにする公共圏の性格があった。ヤマトブームを経てマクロスの1982年あたりから、同人誌は親密圏的な性格に。
2012-09-18 10:25:12昨日のトークでの論。美術は基本的に公共圏の表現で、シミュレーショニズム以降も公共圏の広告/表現素材を扱う。今回の問題は、おたく界隈の同人誌という親密圏の領域を侵犯したことから起こる問題で、これは批評の自由とは別に慎重に考えるべき問題。
2012-09-18 10:28:28昨日のトークでの論。おたく界隈の同人市場は1200億円規模の市場。日本の美術市場もおおよそ同額(古美術、現代含む)。金額から見れば、同人誌を親密圏的なプライベートなものと認識するには困難さがあったのも事実。
2012-09-18 10:30:55昨日のトークで。私が、美術は文脈で成り立ち、その是非は別にしてカオス*ラウンジにはこれを踏まえた新しさは確かにあった、と言ったら、高橋けんじさんには初耳で、そういうことをちゃんと言ってくれて意見交換すれば、ボタンのかけ違いはなかったかも、と言われた。これは美術側の説明責任か。
2012-09-18 10:34:50やっぱり、カオス*ラウンジの問題は、議論によって決着すべきで、ちゃんと検証して歴史として残すべきだと思う。都合のいい言説の堆積ではなくて。
2012-09-18 10:40:41美術の表現者は公共圏にいるという奢りがあるのも、一方の事実。1990年代以降のカルチュラル・スタディーズやフェミニズムの導入は、抑圧される人々の視点への配慮を考えるべきもので、高踏的な志向を補強すべきものではない。
2012-09-18 10:56:15