今日はいつもお邪魔している大矢根ゼミの半期に1回の飲み会が行われ、間もなく2次会が終わるところだと思うけど、盛り上がったかしら?今週のサブゼミ合宿メンバーはお疲れさんでした。
2010-07-23 23:01:00さて、そのサブゼミ合宿の「成果」の話などを枕にしながら、たぶんここ数日に渡って断続的に、ここんところの総括じみた話と今後のことにについてつぶやいてみるのココロあるよ。
2010-07-23 23:04:29神戸の児童連続殺傷事件があった地域がその出来事をどう捉え、どのような「防止」に取り組んでいるのか…というテーマで卒論に取り組むセミ長・ケンちゃんにベタでとりついて早3ヶ月。いよいよ来週は現地へという次第。
2010-07-24 01:09:19そのサブゼミ第1回は、たまたま顔を出した、「セクシャル・マイノリティー」が卒論テーマの4年生・魔王ヤマシタが思わぬ「カミングアウト」をしたことにより、しょっぱなから濃ゆい時間となりました。そして彼女のテーマもサブゼミの内容へとリンク。
2010-07-24 01:16:13「まずは事件の『核』となる少年の『こころ』を見るべし」ということで、橋本治氏「ボクサー」、柳美里氏「ゴールド・ラッシュ」、本多勝一氏「子供たちの復讐」、斉藤茂男氏「死角からの報告」等の本と「誰も知らない」「青い鳥」などのDVDを紹介・貸し出しました。全員読んで(見て)ないけど。
2010-07-24 01:22:01そして「周囲」はえもすればその「孤立」の存在に気づかない。いみじくもサブゼミの場そのものに「存在を知らない者」と「存在そのもの」がいるという一点で、「存在に気づく場」となったといえます。
2010-07-24 01:57:05つまり、何らかの理由で「異」を抱え、「孤立せざるをえない者の存在」と「そうではい者」との距離。もしくは「そうではない者」が「孤立者」の存在を知るのには何らかのきっかけが必要だという事実。そして、「存在を知る」と言う事と「理解ができる」という事は必ずしもイコールではないという事実。
2010-07-27 23:57:08現地で聞く基本的な内容はこういったことになるのだろうけど、ひとつの「仮説」として考えられるのは、「地域活動をする『大人』は、『孤立』を抱えた14歳相当の子供の事が必ずしも見えていないし、わからない。
2010-07-28 00:24:14しかし、豊かな地域活動をすれば、その『網』はどこかで『孤立』を抱えた子供と対話する機会をえられるかもしれない」といった内容、になるのかな? 長ったらしいのでもっと煮詰めなければいけないだろうけど。先生、いかかでしょう?
2010-07-28 00:28:48しかし実際は「地域活動」的なるものが密になると、抑圧的になって「隙間」がなくなり息苦しくなってよくない方向にいくという懸念はある。神戸の事件のあった地域は「労金のニュータウンで活発な自治会活動をしていることで全国的にも知られていた(る)という話もある…。
2010-07-28 00:34:54そもそも「地域」が「孤立」という個人的なテーマを取り扱うことが可能なのか? という話はあるよね、という訳でサブゼミもうひとつのテーマである、魔王ヤマシタの「セクシャル・マイノリティ」の話が浮上してくる、と。
2010-07-28 00:45:40セクシャル・マイノリティ…ゲイ・レズ・性同一性障害等のある「異」を持つ人たちのグルーピングをテーマに選らんだヤマシタは何故かそれらの人たちと(自分は「ノンケ」なのに)気があうことがそもそもの始まりなのだけれど、何故そうなのかはさておき、そのグルーピングは「地域」とは隔絶している。
2010-07-28 00:53:37先日、グループインタビューを行ってそのことについての当事者の方々からのお話を伺っていると思うけれど、このサブゼミは、『孤立』を「内から見る」と「外から見る」という双方の視点があるのをどう生かせるかだと思うので、神戸では「内」から「地域」に問いかけるも是非欲しいなと思います。
2010-07-28 01:13:24