とまぐお伽話まとめ

素敵なおはなし
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とまとぱすた。 @pasuta_sibu

世界に伝説とか考えるの大好きすぎて実は精霊さんにつけたかった伝説とか山ほどある #がしかしキャラメイキングに邪魔くさいので夢と消えた

2012-09-24 00:11:41
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

本当に噂とかちっちゃいいい伝えレベルで子供にきかせるみたいに「いいかい?いい子にしていたらね、いつか必ず、イフリート様が子供に炎をくださるんだよ。その炎はねぇ、昔闇を払った時のような、優しく…明るい心の炎なんだよ」みたいなちっちゃいのいっぱい

2012-09-24 00:16:51
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

あとヴァイスハイトのおとぎ話。昔この国にはとっても優しい人形師さんがいたんだって。でもその人形師さんね、いつの間にかいなくなっちゃったの。人形師さん、人形の事とっても愛してたの。人形師さんがいなくなったアトリエにね、今でも残ってるよ。愛しい人形達と、人形師さんそっくりな人形か

2012-09-24 00:20:09
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

オルドヌングのおとぎ話。昔にね、水に恋したお姫様がいたの。本当に水が大好きで、いつも水と一緒にいたよ。ある日従者の人が気づいたよ。お姫様がいないって。城のどこを探してもいなかった。だから水のとこにいったんだ。そこには誰もいないのに水鏡に映る姫様が楽しそうに誰かとお話してたんだよ。

2012-09-24 00:24:59
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

両方の国にあったおとぎ話で、あまりに一つのものに執着しているととても幸せだけれど、二度と戻ってこれなくなるよって教訓のお話。実話か否かはご想像にお任せ

2012-09-24 00:30:30
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

国全土に伝わるお話 小さな村に人が大好きな男の子がいました。毎日とても働き者で村人のために一生懸命働きました。そんなある日、今まで村を支えていた精霊さんが言いました。「これからは毎年生贄を出しなさい」と。そうすれば未来永劫村を護り続けると言いました。[次に続く]

2012-09-24 00:36:00
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

男の子はとても疑問に思いました。なぜ精霊が生贄なんて必要とするのか。村の人が誰を生贄にするか決めているなか、男の子はこっそり村を抜け出し、精霊の社まで行きました。するとそこには精霊の姿はなく、あったのは薄汚い魔物の姿でありました。男の子はすぐに村へ戻りこのことを知らせましたが

2012-09-24 00:38:59
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

村の人は魔物を精霊と信じ込み、きく耳を持ってくれませんでした。村人には魔物が精霊の姿に見えていたのです。男の子は嘘つきと言われ地下牢に閉じ込められました。そして生贄は、その男の子の弟に決まってしまいました。それを知った男の子は意地で檻からを抜け出して精霊モドキへと挑みました

2012-09-24 00:41:30
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

男の子は剣を取り、精霊モドキと戦いました。戦いは優勢でした。村の人達が来るまでは。村の人は寄ってたかって男の子を攻撃しました。そしてついに男の子は捕まり、精霊モドキによって火あぶりにされることになりました。村人はすでに忘れてしまっていたのです。少年が村の人が大好きなことを

2012-09-24 00:44:07
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

少年は村が大好きで、誰もいなくなって欲しくなくて戦っていました。火あぶりの朝、少年は泣いていましたそして一言「村を護れなくてごめん」と弟に告げ、火あぶりにされました。そしてその後、その村は滅んでしまったそうです。なぜなら、今まで村を支えていた精霊なんてものは本当はいなかったから。

2012-09-24 00:47:51
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

村を魔物からいつも護っていたのは精霊ではなくその少年でした。作物が育たなくなった畑を必死に耕し生き返らせたのも少年でした。少年は誰よりも村の人が大好きでした。そのことを知る人は、もうこの世界にはいないのです。 おしまい

2012-09-24 00:53:07
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

結局男の子の思いは伝わらず、村もなくなってしまったお話。男の子と弟は精霊が元々社があるだけで宿っていないことを知っていてだからこそ疑問をもった。結局兄は死んで弟がどうなったかは別のお話

2012-09-24 01:02:14
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

弟のはアナザーストーリーで普通は男の子が死んじゃいましたで終了。まあどちらもあまり小さい子に教えられる内容ではないから。調べたらわかるかんじ

2012-09-24 01:10:30
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

心優しい男の子には一人弟がいました。弟と言っても血はつながっていません。村の外で捨てられていたのを優しい少年が見つけ、家族として暮らすことになりました。少年には家族がいなかったのです。この日から、二人は家族で、兄弟になりました。弟は自分を拾ってくれた兄が大好きでした

2012-09-24 01:14:03
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

弟は兄が頑張っていることを全て知っていました。知った上で村人に見返りを求めない兄が不思議でした。ただ弟は兄にも村人にも何も言いませんでした。兄がそれを望まないからです。だがある日村に精霊がきました。弟は怪しみました。弟はしっていたのです。精霊なんていないことを

2012-09-24 01:26:52
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

兄はすぐに精霊モドキのもとへいきました。弟はそれを追えませんでした。村の人に捕まったからです。生贄として。そして弟は地下牢へと入れられました。次に外へ出た時、弟は兄が死ぬことを知りました。村人によって殺されることを知りました。

2012-09-24 01:33:47
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

弟は必死で村人を止めました。でもすでに精霊にすがりきっていた村人は彼の言葉をききません。そして火あぶりの直前、兄は弟に告げました。「村を護れなくてごめん」と。弟は炎の中で護れなくてごめんと泣きながら燃えていく兄を見ていることしかできませんでした。

2012-09-24 01:36:46
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

兄が死んだあと、村には精霊モドキがきました。生贄をよこせと。差し出された弟は精霊モドキにかみつき、その頭をもぎ取りました。それをはじめに、弟は次々と村の人を壊していきました。兄を奪われた弟は、もう誰も止めることができませんでした。村人は最後に知りました。この子供は人ではないのだと

2012-09-24 01:41:36
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

弟は本当は人ではなく魔物でした。心優しい兄が森で弱っていた彼を見つけ、兄弟として暮らそうと言いました。彼はそれがとてもうれしかったのです。自分とはじめて一緒にいたいと言ってくれたことが。彼は兄を護りたかったのです。ただ傍で家族として生きていきたかったのでした。

2012-09-24 01:44:21
とまとぱすた。 @pasuta_sibu

弟は村を全て壊したあと、兄を景色の良い崖の上に埋めました。ここからならいつでも大好きな人を見ていられるからと。そして、弟は自らに剣をさし、そこに倒れました。彼は一言いいました。「次でもまた一緒に」 おしまい

2012-09-24 01:49:20