BLついのべまとめ3

#twblnovel タグで書いたもののまとめ (~2012.9)
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@kijima_87

花は『超能力者の無口攻めと魔界から出奔してきた悪魔の可愛い受けが互いが互いに一つだけな』BL小説を書くといいと思うよ! #twblnovel http://t.co/7SdC3gqM えええ可愛い受けとかね、出奔とかね複雑や…

2012-04-19 19:51:04
@kijima_87

#twblnovel 「ごめん、心臓ちょうだい」ふるふると震わせながら彼の胸に手のひらを這わす。魔界に戻るには身代わりの心臓が必要だ。俺を捨てて行った奴の代わりに。「……魔界ってもっと厳しそうだけど。騙されてんじゃないの」ずっと黙って何も喋らなかった人間が突然口を開いた。

2012-04-19 19:59:44
@kijima_87

#twblnovel 「え、え?」がっちりと手首を掴まれて動けない。「ふうん、相棒に騙されて行くところがないんだ。家、来る?」「なんで喋ってないのに分かるんだよう!」相手は微笑んで頷くだけ。そのまま腕を引かれて路地に入る。1Kのマンションに連れられて、住むことになってしまった。

2012-04-19 20:07:28
@kijima_87

#twblnovel 赤い髪、低い身長、子どものような容姿。全て気に入らないのに相手は愛おしそうに俺に触れる。最初は叫んで家具を全て倒した。突き飛ばしてやろうとしたのに「いいよ」と笑うものだから殺せない。誰かに想われるのは悪くない。けれど、種族も世界も違う。俺は追われる身なのに。

2012-04-19 20:19:10
@kijima_87

#twblnovel 少しでも目立たなくなれば追われないんじゃないかと思った。確実に魔界の奴らは相手を狙っている。なら自分の価値をなくせばいいと思った。「羽根を切り落とすなんて、馬鹿でしょ…」無口な相手が傷だらけの背中に触れた。好きだ好きだと言わずに祈った。相手は俺を見て泣いた。

2012-04-19 20:31:23
@kijima_87

ファンタジー難しい!照れる!離脱!だだだだε≡(ノ`・ω・´)ノ

2012-04-19 20:33:19
@kijima_87

花さんは、「夜の屋上」で登場人物が「恋する」、「瞳」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://t.co/BDs4EbUm

2012-04-21 21:02:54
@kijima_87

#twblnovel 金網に指を絡ませ、高層ビルのフェンスを登ろうとする男が防犯カメラに映る。一大事に、警察に連絡するのも忘れて屋上に向かう。「なーんだ、警備員さんか」男は残念そうに笑う。「…危ないですよ」「夜景を観てただけだよ」嘘だ。ここは立ち入り禁止だし、男の手は震えている。

2012-04-21 21:20:34
@kijima_87

#twblnovel こういう時は相手の話を聞いて、焦らずに近づいて…半ばこちらもパニック状態なのを悟られないよう帽子を脱いだ途端、相手がフェンスにぶつかる音が響く。「来ないで。1人になりたいんだよ」「…放っておけません。ここは、寒いし」「じゃあ暖かい部屋に帰りなよ」

2012-04-21 21:29:43
@kijima_87

#twblnovel 「なら一緒に控え室でお茶飲みましょう。せんべいあるし」「…何言ってんの」「だって手が震えてます」つかつかと歩み寄り、男の手を掴む。男は驚いた顔をしてこちらを見つめた。瞳が、濡れている。「……変な警備員」「向いてないって言われます」笑いかけると、男も笑った。

2012-04-21 21:38:51
@kijima_87

花さんは、「早朝の遊歩道」で登場人物が「キスをする」、「線」という単語を使ったお話を考えて下さい。 #rendai http://t.co/BDs4EbUm DL…やばいこれメンズラブ通り越した妄想しか浮かばない

2012-04-22 01:04:03
@kijima_87

#twblnovel 肌寒いと笑う元部下の背を追い、ゆっくりと早朝の遊歩道を歩く。追いつこうとは思わない。寒さに鈍い自分は彼より14歳も上だ。「キスするよ?」誰もいないしと笑うと強引に身を寄せてくる。好きという一言で予防線を越えた彼の無自覚さを怖れているのに、逃げられないでいた。

2012-04-22 01:22:01
@kijima_87

花は『傲慢で狭量なドS攻めとクォーターの同い年受けで狂った関係の中腐り落ちる』BL小説を書くといいと思うよ! #twblnovel http://t.co/7SdC3gqM ハ、ハードル高いです(>_<)寝る前にちょこっとのお題じゃないー!

2012-04-23 00:47:15
@kijima_87

#twblnovel 「俺はお前じゃなくてもいい。都合がいいだけだ。あいつと似た顔だしな」わざとこちらが傷つく言葉を選んで、笑う。「雌でも雄でも良いのかよ、変態」微笑みかえすと揺さぶられて気が遠くなる。「ざけんな」俺たちは単なる同級生だった。こいつが従姉に振られるまでは。

2012-04-23 01:37:51
@kijima_87

#twblnovel 従姉は俺が好きだとあいつに告げた。「…からかってたのか」「違う、俺は」ずっとお前が好きなんだ。うっかりとこぼれた告白はすぐに踏みにじられた。気持ちが悪い、馬鹿にするな、なら、ここでしてみせろよ。嫌だという叫びも触れられているという事実にかき消されていく。

2012-04-23 01:49:34
@kijima_87

#twblnovel 願っても、一度繋がった関係は途切れなかった。触れられたところから腐っていく。もう後戻りは出来ないのだろう。祖父譲りの色素の薄い髪に口づけされる。時折、後悔でもしているような眼差しを向けるのは止めてほしい。知らない振りを続けていればいいのだ、俺のように。

2012-04-23 05:18:11
@kijima_87

kijima87は『孤独を知らないけれど孤独な甘甘攻めと秘密の多いさりげなく鬼畜受けが何でもない出会いを果たす』BL小説を書くといいと思うよ! #twblnobel http://t.co/gSuzdMPe

2012-06-11 03:43:57
@kijima_87

#twblnovel 「あの」振り向くと、無難な顔つきの男が居た。「何か?」「定期券…違いますか」「俺のだ。ありがとう」継続したばかりで落とすのは痛い。助かった。「あの」「……何か?」これ以上話すことは無いはずだ。「…いえ、ではまた」また?意味を咀嚼している間に男は消えていった。

2012-06-11 03:55:35
@kijima_87

#twblnovel 「んだよ、ドタキャンかよ」長続きしないのは昔からだ。どれだけ大事にしてやっても「あんたは俺じゃなくてもいい」とか理由を付けて去っていく。自分は寂しくない。行けば相手は見つかる。寂しくなんかならない。馴染みの雑多な路地を歩き、バーに行く。話し相手が欲しかった。

2012-06-11 04:03:36
@kijima_87

#twblnovel カラカラと木製のベルが鳴る。店子がこちらを見て微笑んだ。「…新入り?」「先週も来てましたよ」「憶えがない」「酷いな」茶髪を後ろに縛って、店子は笑う。その仕草に何かが重なる。ほんの少し前、起きた事。「…あれ?」「国立から六本木かあ。無くさなくてよかったですね」

2012-06-11 04:14:53
@kijima_87

ねー花、余命短い孤児とその人物を誰より憎む人物の中身が入れ替わる話書いてー。 http://t.co/O1k6ns2K

2012-09-30 00:15:05
@kijima_87

#twblnovel 知りたくもなかった。この世から存在を消してやるのは自分だと思っていた。どこから見ても健康体そのものあいつが年を越すことさえ出来ないなんて嘘だろう。もしかしたらあいつは知らないのかもしれない。検査結果を聞いているのは俺だった。あいつの姿かたちのままで。

2012-09-30 00:33:04
@kijima_87

#twblnovel 見目だけは良い、気の弱い男だった。一緒にいようと誓った翌日にあいつは逃げた。連帯保証がどうとか、詳しくは知らない。家族を捨て、一人きりになった俺は立ち尽くした。忘れようと決めてから三年が過ぎた。交差点で偶然見つけて声を掛けようとした途端、視界が暗くなった。

2012-09-30 00:42:28
@kijima_87

#twblnovel 道路脇で目を覚ますと、お互いの人格が入れ替わっていた。一足先に目覚めたあいつは俺の手を握り締めていた。どうしよう…と俺の顔のまま繰り返されるのが不快で、手を払った。保険もまともに払えていない奴が病院にいけるはずがない。自腹を切って検査を受けてみれば、これだ。

2012-09-30 00:53:58
@kijima_87

#twblnovel 友人として待合室にあいつはいた。俺はそんなしんみりした顔はしない。言い放つつもりだったのに声が震えて上手く喋れない。「腫…瘍…あるって…さ…お前、死ぬの?それとも死ぬの…おれ…?どうすりゃいいの」ベンチに辿り着けず、床に座り込んだ。

2012-09-30 01:00:01