【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？】

生存をかけた闘い2011.3.11 @EscapeBias

【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その一】郡山市の１４人の子どもが市に対して「疎開させろ！」と訴えた裁判だ。この裁判の最終目的は、高線量地域で被曝させられ続けている全ての子どもたちの救済である。今、全国民がもっとも注目しなくてはならない裁判であるかが、わかるだろう。

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その二】高線量地域の大勢の子どもの命に関わるとてつもなく重要な裁判であるのに、なぜ、大手マスコミは報じないか？ここが肝だ。子どもたちの被曝被害を問題にしているこの裁判が、広く社会に知れ渡ったとき、原子力村の屋台骨が崩れるからだ。

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その三】原子力村は、外部被曝も内部被曝もリスクは同じ。低線量被曝の継続蓄積は健康にはまったく影響ない。被曝による健康リスクはほんのちょっとガンにかかりやすくなるだけ。だから、原発も原爆も原子力空母も潜水艦も劣化ウラン弾もなんら人道上問題がない

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その四】チェルノブイリで「ほんのちょっとのガンリスク」以外の「ありとあらゆる病気」で甚大な被害がおき、それは今もなお世代を越えて続いている。それがこれだけ世界に知れ渡った今でさえ「低線量被曝内部被曝はノープロブレム！原発OK！ウランを買え！」

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その五】原発作業員、原発周辺住民、原子力兵器製造者、従事者、ウラン発掘労働者、劣化ウラン弾を打ち込まれた人々、チェルノブイリ。今まで国際原子力村もマスコミもその被曝被害を全部、隠蔽してきた。ずっと嘘をつき続けなくては原子力村は維持できないのだ

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その六】その嘘が、司法の場で暴かれようとしているのが「子どもの被曝問題を争点にしている疎開裁判」。いかに原子力村がこの裁判を畏れているか？は一審の判決日時にあからさまに表れた。去年のあの野田首相の「冷温停止宣言」とご苦労なことに時間まで一緒。

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その七】疎開裁判そのものと一審の「子どもたちの疎開は必要ない。１００ミリシーベルトまでは大丈夫」という気が狂った判決が、世間に知れ渡らないようにニュースにならないように、時間さえも調整した「冷温停止宣言」と「疎開裁判一審判決」。

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その八】原子力村は疎開裁判が世に知れ渡ることすら畏れている。まだ国、県、市、官庁、大手マスコミによる嘘と隠蔽で、子どもの被曝被害をかろうじて隠蔽しているが、深刻な健康被害が日々明らかになっていってるいまや、決壊間近のダムのようなもの。

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その九】原子力村のダムのどってっ腹に杭を打ち込んでいるのが、この疎開裁判だ。原子力村の広報部でしかない大手マスコミが、村を根底から破壊してしまうこの裁判を報道するわけがない。だから「報じない」ことにより子どもたちを見殺しにする道を選んだ。

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【ふくしま集団疎開裁判を知っているか？その十】この裁判は、高線量地域で被曝させられている全ての子どもを救済するための裁判であるとともに、原子力村ののど元に突きつけた刃である。命が大事、子どもを守れという声、反原発脱原発の声、その全ての力がこの裁判に集まったら原子力村は瓦解するのだ