日本触媒工場爆発の経緯が酸鼻を極めている件

この経緯はひどすぎる  もっとも姫路市民自体ひどかった。サービス残業を強要するような市議会だったし。まとめ人としては平気で法令順守違反を強要するような体質なら爆発も当然かと思います。 「市職員の常識は市民の非常識?」姫路市、残業だけで最高404万円… くに速 http://bit.ly/VzYR1p  こうしたことは別にしてネット民は紙おむつの心配だけなのであった。 続きを読む
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2012/9/30
【画像有】アクリル酸 「日本触媒」姫路工場で大規模火災、爆発に巻き込まれ消防士1人死亡、警官ら負傷者30人にのぼる…兵庫 : VIPPERなニュース4時 http://bit.ly/PhKjSz

姫路の工場 爆発時1000度以上か
 化学メーカー「日本触媒」の姫路製造所(兵庫県姫路市)で化学薬品のアクリル酸貯蔵タンクが爆発、炎上し、消防隊員ら36人が死傷した事故で、1000度前後に耐えられる消防隊員の防火服が熱で溶けていたことがわかった。タンクから飛散した液体が、アクリル酸同士が結合し、発熱する「重合反応」を示すゲル状になっていたとの証言もあり、兵庫県警は、重合反応が連鎖的に起き、爆発時のアクリル酸は1000度以上に達していた可能性があるとみている。

 捜査関係者らによると、爆発したタンクの西約20メートルにいて焼死した網干消防署の山本永浩・消防副士長(28)が着ていた防火服は跡形もなく溶けていたという。

 防火服は、500度程度の熱に耐えられる特殊なナイロン素材を3層重ねた構造で、一時的には1000度前後に耐えられるという。

 日本触媒によると、爆発の約1時間半前、作業員が、タンクからアクリル酸の異常過熱を示す白煙が上がっているのを確認していた。

 タンク内はこの時点で、アクリル酸の沸点141度を大幅に超え、自然に発火する428度近くまで達していたとみられる。

 また、現場にいた消防隊員が、爆発直前にタンクから飛散した液体が粘り気の強いゲル状になっていたことを目撃。県警は、何らかの原因で重合反応が急激に促進され、気化して超高温になったり、ゲル状になったりしたアクリル酸が爆発で飛散し、被害を拡大させたとみて、タンクの損傷や温度監視の状況を調べる。

 姫路市は、姫路製造所の危険物施設すべてについて緊急使用停止命令を出しており、同製造所の操業は全面的にストップしている。
(2012年10月1日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20121001-OYO1T00841.htm?from=main1

【姫路・工場爆発】穴だらけ“優秀”施設 通報遅れ、温度監視も不十分
- MSN産経ニュース http://on-msn.com/RJyN0w
兵庫県姫路市の化学工場「日本触媒姫路製造所」で37人が死傷したタンク爆発事故は、6日で発生から丸1週間。事故前は消防も「問題の少ない施設」と認識していた同製造所だが、消防への通報遅れや不十分なタンクの温度監視など、管理体制への疑問が浮かび上がってきた。だが、現場には体に触れると危険なアクリル酸が散在し、警察、消防の現場検証すらできない状態。原因究明には相当な時間がかかりそうだ。

 ■なぜ通報遅れ

 9月29日午後1時ごろ、同製造所の管制室にいた従業員が、アクリル酸貯蔵タンクの通気口から上がる白煙を見つけた。異常な温度上昇を示唆していた。

 同社によると、従業員らはタンクに放水を始めたが、手に負えないと判断し、1時20分ごろ社内の自衛消防隊に出動を依頼。この時点でも消防への通報をためらい、実際に通報したのは1時45分ごろだった。

 石油コンビナート等災害防止法に基づき、同製造所には異常現象を確認したら消防へ即時通報する義務があり、内部の防災規程でも定められている。

 尾方洋介専務は「白煙を発見したときは自分たちだけで冷却できると思った」と釈明するが、45分も遅れた説明になっていない。

 ■なぜ爆発

 劇物のアクリル酸は高温になると、分子同士が結び付いて発熱する「重合(じゅうごう)反応」が暴走的に進む性質を持つが、冷却や酸素濃度の調節で抑えられる。

 同製造所も普段はタンク内が60度以下になるよう調整。だが、温度監視は「1日に数回、担当者がタンクに備え付けの温度計を見回る」(尾方専務)という“アナログ”な手法で行われ、白煙が上がった際はタンクに近づけず、当時の温度は分かっていない。

 アクリル酸を製造する化学メーカーは「うちは貯蔵タンクでも異常反応が起きないよう、温度や酸素濃度などは管制室で常にモニタリングしている」と説明。森謙治・東京大名誉教授(有機化学)は、早い段階で覚知すれば対策を取れたと指摘し、「白煙が上がった時点で手遅れだった可能性が高い」とした。

 ■なぜ接近

 爆発で隊員25人が死傷した市消防局にも、製造所側への不信感が渦巻く。

 消防局によると、爆発約30分前の午後2時ごろ、最初に到着した隊員が従業員から「爆発の危険性」を伝えられた。しかし、自衛消防隊はすでにタンク西側約15メートルで放水しており、消防局側もその距離を目安に準備中、事故に遭った。

 消防局幹部は「専門知識を持つ製造所側は近くで放水していた。そこまでは大丈夫だろうと判断してしまう」と強調する。

 別の消防局幹部は「管理体制はしっかりしていると思っていたが、そこが落とし穴だった…」と無念さをにじませた。

   ×  ×

 日本触媒は5日、事故原因を究明するため、事故調査委員会を立ち上げた。メンバーは田村昌三・東京大名誉教授(安全工学)や越光男・東京大大学院特任教授(化学反応論)ら社外有識者4人と、尾方洋介専務ら同社幹部3人で構成。月内に初会合を開く。

 また同社の池田全徳社長は同日夕、事故で亡くなった姫路市消防局網干消防署の山本永浩消防副士長(28)=2階級特進で消防司令補=の兵庫県高砂市の自宅を弔問、謝罪した。

姫路の工場爆発:消防無線の「不感地帯」 隊員が証言 /兵庫

毎日新聞 2012年10月06日 地方版
 「日本触媒」姫路製造所のタンク爆発炎上事故で、第1出動の隊員から「消防無線の交信状態が悪かった」とする証言が出ていることが分かった。各隊がプラントの現況を共有できないまま活動し、爆発危険や避難進言をする環境が十分でなかった可能性があり、姫路市消防局は現場検証で調査する方針だ。

 市消防局によると、第1出動は警戒出動の1隊をはじめ9隊(救急、泡原液搬送車含む)計約30人。9月29日は午後2時11分に製造所正門で集結を完了。この時点で日本触媒側の説明を受け、タンクが温度上昇による異常状態にあることを聴取し進入したとされる。

 隊員らの証言によると、タンク冷却を目的に日本触媒の自衛消防隊(放水塔車1台)への増水支援を中心とした消防活動をしたが、アクリル酸貯蔵タンクであることや最悪の場合の爆発警戒などは、交信状態が悪く聞き取れなかったという。

 2隊のある隊員は「交信状態が悪く、不感地帯だと思った。現場状況がつかめないまま進入した」と話し、「出動時に、それほど危険な場所とは聞いていないし、活動前と活動中の交信が良ければ、誰かが爆発危険や待避の進言をできたのではないか」と指摘した。

 無線の前進基地局は網干消防署。現場から約4・5キロと近い距離にあるため、市消防局は「現場付近に不感地帯はないと思っていたが、改善のため調査したい」としている。

 市内の不感地帯対策としては、将来のデジタル無線化を視野に今年度中に衛星ネットワークを使う無線中継車の貸与を国から受ける予定だったらしい。【高橋一隆】

〔播磨・姫路版〕
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20121006ddlk28040420000c.html

日本触媒の工場爆発、消防が録画失敗 HDに空きなし
2012/10/6 10:18
 日本触媒姫路製造所(兵庫県姫路市)の爆発事故で、市消防局の観測カメラが火災の一部始終を写していたにもかかわらず、記録する容量がなく、録画に失敗していたことが6日、市消防局への取材で分かった。

 爆発で消防隊員1人が死亡、36人が重軽傷を負った。県警や報道機関が上空から撮影した映像は爆発後のもので、爆発時の状況を示す貴重な証拠となっただけに、捜査や検証に支障が出るのは必至だ。

 市消防局の浅見正情報指令課長は「事故後の検証用なのに記録できず残念だが、爆発当時のモニター映像は鮮明ではなかったので支障はない」と説明している。ほかに消防が撮影した映像はないという。

 映像を見ていた消防関係者は取材に、製造所は臨海部でカメラの視界を遮る建物はなく「爆発で炎や黒煙が上がる様子がはっきり見えた」と証言している。

 消防局によると、カメラは現場から約11キロ離れた消防局の屋上(高さ約60メートル)に設置。普段は市内の様子を撮影し、火災など異変があれば、視点の固定やズーム、録画ができる。消防局や管内の各消防署のモニターにも映し出される仕組み。

 爆発は9月29日午後2時33分ごろ発生。約30分前には製造所を写し、職員が録画を試みたが、記録するためのハードディスクに空きがなかった。映像の取り扱いに関する規定はないという。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0600T_W2A001C1CC0000/

「空白の50分」が焦点=通報遅れ、法令違反の疑い-日本触媒工場爆発1週間・兵庫
 消防隊員1人が死亡、重体の社員を含め36人が負傷した「日本触媒」姫路製造所(兵庫県姫路市)のタンク爆発事故から6日で1週間。県警は同社の安全管理に不備があったとみて、業務上過失致死傷容疑で捜査を進めている。同社が最初に異常に気付いてから消防に通報するまでの「空白の50分」が焦点になるとみられる。
 先月29日午後1時ごろ、同社のオペレーターがアクリル酸を貯蔵するタンクから上がる白煙を発見した。ところが、「アクリル酸が異常反応して煙が出ている」と市消防局に通報があったのは同1時50分ごろ。この間の対応次第では事故を防げた可能性がある。
 消防隊が到着した時、既に同社の自衛防災隊が放水をしていた。現場では、社員が隊員に「最悪、爆発の危険がある」と伝えたという。消防隊が放水準備をしていた同2時35分ごろ、タンクは爆発した。
 有機化学の専門家らは、爆発前に確認された白煙は、分子同士が次々に反応して発熱する「重合反応」が急激に進み、沸点(セ氏141度)を超え気化したアクリル酸の可能性が高いと指摘。制御不能となって爆発したと推測する。
 石油コンビナート等災害防止法は、異常時は直ちに通報することを義務付ける。同社の池田全徳社長も記者会見で、通報の遅れなどについて「結果的に問題があった」と話すが、同社は遅れの理由を明らかにしていない。
 姫路製造所では過去約30年間で5回、火災やガス漏れがあり、通報遅れなどを指摘されていた。
 タンクの温度管理に問題があった可能性もあり、市消防局は通報遅れが法令違反に当たるかも含め原因調査を進める。ただ、現場では飛散したアクリル酸の処分が終わっておらず、県警と合同での現場検証のめども立っていないという。(2012/10/06-06:12)
http://bit.ly/SESwkR

社長、遺族に謝罪 日本触媒
日本触媒姫路製造所の爆発事故で、同社の池田全徳(まさのり)社長が5日、亡くなった網干消防署消防副士長山本永浩さん(28)=高砂市高砂町栄町、2階級特進で消防司令補=の自宅を訪れ、遺族に謝罪した。

 池田社長が山本さん宅を訪れるのは1日に続いて2度目。この日は午後5時に社員3人とともに訪問した。

 山本さんの父、雲一さん(60)によると、池田社長は「申し訳ない」と繰り返したが、爆発の経緯など具体的な説明はなかったという。雲一さんが「なぜ爆発するのが分かっていた現場に消防を行かせたのか」とただすと、池田社長は答えず、社員が「第三者委員会を設け、調査を進める」と返答したという。

 取材に応じた雲一さんは「息子が亡くなった経緯の説明を期待していたが、なかった」と語った。

 池田社長らの滞在は約20分。報道関係者の問いかけに無言で車に乗り込んだ。(西尾和高、井上駿)
神戸新聞|社会|社長、遺族に謝罪 日本触媒 http://bit.ly/VzW9Jq

AYANOX @AYANOXU2

日本触媒の姫路の工場の爆発事故で殉職された消防隊員がバイト先の人の同級生で軽くショックでした

2012-10-07 22:11:08
Hiro @hirofreed

日本触媒の工場爆発で紙おむつの原料がやばいと聞いて、とりあえず何があるかわからないので、今日初めの分だけでもと思って買いに行った。まだ買占めは起きていないよう。このまま、安定供給されると良いのだけど。日本のシェアの1/4を占めているらしいので。

2012-10-07 21:39:39
痛いニュース速報 @itainews_jp

【社会】 日本触媒の工場爆発、消防が録画失敗 http://t.co/J6ymrmrr #2ch #2chmatome #news

2012-10-07 21:34:41
gx-one @wave892

【社会】 日本触媒の工場爆発、消防無線の「不感地帯」 隊員が証言 爆発危険や避難進言をする環境が十分でなかった可能性も http://t.co/VHdsNs6H

2012-10-07 19:03:53